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神様の棄児  作者: ryo-KK
3章 日常
28/88

護衛

屋敷の探索からは数日が過ぎ、いつもの様にミーシャの濃密なキスから朝は始まる。


リオ、レミーと続く、毎朝の儀式。


毎日の事とは言え、年頃のユークには刺激も強い。


最後のレミーは特に積極的なので、毎日、己の欲望との戦いでもあった。


楽しみは夜にと常々考えているユークも、たまに朝からハッスルする時も有るのだが、今日は我慢だ。


朝食を済ませ、兼ねてからの懸案である使用人の相談で、近衛騎士団団長のユージンを尋ねるのが目的だった。


お供はミーシャのみで、リオとレミーは屋敷で仕事だ。


ミーシャばかりズルイとの意見も有ったが、ユージンとの面識も有るからと言い含めた。


城門で、名前と目的を告げ確認してもらう。


暫く待ち、許可が出たので案内について行く。


途中で見知った顔を見つけたので挨拶をした。


「あの時の冒険者か、今日は何用で?」


「アイスラークさん、お久しぶりです。」


アイスラークはミーシャの誘拐未遂事件の時に、ユージンに取り次いでくれた、ユージンの副官である。


「今日は、ユージン団長に聞きたい事が有ったので寄らせて頂きました」


「そうか、団長もお忙しい方なので、手短にな」


言い残し、城の方に歩いて行った。


案内されたのは、前回と同じく騎士団の宿舎で団長の執務室だった。


ノックして入室の許可を貰い、案内人にお辞儀をしてから部屋に入った。


「ユージンさん急に押しかけてすみません」


「ユーク殿、久しいな」


「ご無沙汰しておりました」


「それで? 何か聞きたい事があるとか?」


まぁ座れと言われたので、ミーシャとソファーに腰掛ける。


家の管理に、今の人数だとキツイ事や、ミーシャ達の意見や、男を雇ったら手を出されるかも・・・・と色々議論した事を話し、良い解決策が無いか相談した。


ミーシャ達のヤキモチは、主人なんだから無視しろとも言われたが、大事なミーシャ達を傷つけたくないと言い、結果、話がもとに戻るのであった。


無難な所でパーティーを増やすのは、ミーシャ達も認めているのなら増やせば良いと言われたが、実際は、ユーク1人で戦えるので必要でもなかった。


「欲しい人材は、庭関係と門番か?」


「そうですね~、家自体は何とかなるのですが、庭と下働き用の家の世話が大変だと思うのです」


「ふむ、そうなると庭師と馬房の世話は、住み込みが良いんだな。」


「そうです。でも先ほどの条件もあって決まら無いのですよ。」


しばらく考えてユージンは聞いてきた。


「奴隷じゃなきゃ、平民の夫婦でいいのでは?」


「貴族区ですから平民は住めませんし、貴族に下働きなんてして貰えませんよ」


「誰もそんな事はいってないぞ! 平民で住めるやつなら他にもいるだろ!」


「そんな人っていました?」


「お前も平民じゃないのか?」


そこまで言われて、初めて気づいたのだ。


「そうか! 冒険者だ。」


「やっと解った様だな」


ミーシャも理解したみたいだった。


「現役の冒険者は難しいと思うが、引退しててCランクで、白なら貴族区に住めるのだから、探せば見つかるだろう」


「そうですね!門番もその線で探せるかな」


「門番は、俺が何とかしてやろう」


「よろしいのですか?」


騎士で怪我をして、一線には出られないが、辞めさせる事も出来無い者がこの隊舎にも数人居るらしい。


本来なら城の警護に就くのだが、人数は足りてるので待機任務としているらしい。


城の衛兵を、自宅の門番にするのは流石に気が引ける、と言うより無理だろうと話を振ってみた。


「そんなのは構わないさ、奴らも何もしないのは辛いだろうしな」


「王宮の仕事は?」


どのみち引退まで飼い殺し状態なんだそうだ。


では、退団させれば良いのではと聞いたのだが。


王国の秘密も多少なりとは知っているだろうから、監視できる場所に置いておきたいとの事、ユークに秘密が漏れるのでは?と言ったが王宮からの貸出にすれば問題ないと言われた。


貸出と言われ、給料の事も気になるので聞いてみた。


「給料は、こっちが支払ってるから気にしなくていい」


「でも、それでは僕にばかり利益がありすぎます。」


「そこでだ!」


交換条件とばかりに依頼の話をしてきた。



「2日後に王と姫様が、南東のコンラット皇国に会議の為に出立される。その時の護衛を頼みたい」


「騎士団の方は行かれ無いのですか?」


「勿論俺も行くし、1個小隊で護衛にも就く」


「それなら、僕は必要ないのでは?」


「ユーク殿程の実力者が、我が国の騎士には居ないのだ。コンラッド皇国へ行く為には、グラン山脈を越えねば成らないからな」


「それが?」


「あそこはワイバーンや地竜の生息地だ、ワイバーンなら何とかなるが、地竜が出てきたら何もできないだろう」


「僕も地竜は見た事も有りませんが、大丈夫なのでしょうか?」


「王や姫様が離れる間、時間を稼いでくれればいい」


ユークの素早さを知っているので、攪乱出来るだろうとの抜擢だった。


今日、ユークが訪ねてきたのは偶然だが、元々ユークに頼もうとしていたのだ。


元冒険者の夫婦も、ユージンが信用できる人を探してくれると言うので、お任せすることにした。


屋敷に戻り、顛末を話し全員で行くことに成った。


女性陣は交代で、馬車に乗せてもらう様に話をつけた。




出発の朝、各々がみじたくを整えて城に向かった。


ユージンの紹介で、ヴィンラント=セルト=ブリューワ王と、レイチェル=セルト=ブリューワ王女に謁見させて頂いた。


ユーク達は、先頭の騎士団に混ざっての護衛なので、余り顔を合わせることもないのだが、一応と言う事で紹介された。


ヴィンラント王は、威厳のある風体で、一言『頼むぞ』とだけ言い馬車の中に消えた。


レイチェル王女はユークを見て、何やら感じた様な仕草をしたが、何でも無い風を装い『道中よろしくお願いしますね』と言い、同じく馬車の中に消えた。


セルトからコンラットまでは、早くても15日はかかる。


転移の魔法ワープが有るのだから、ワープすれば良いのではとも思うのだが、この距離を移動できるワープは存在しない(ユークは除く)とされているし、人数も問題があったからだ。


コンラット皇国は、隣の国と言っても、反対のフルール王国に行くより遠いのだ。


セルト王国を抜けるのに約9日、コンラット皇国に入ってから6日掛かると思われた。


行程は順調に進み、セルト領内では魔物の襲撃も少なく、全く問題はなかった。


問題が起きたのは、コンラット皇国領に入って2日目グラン山脈に入ってからの事だった。


山脈の険しい峠道を、ゆっくり登っていた時に、何かに追われてワイルドベアが2頭飛び出してきたのだ。


ワイルドベアはBランクの魔物で、騎士達には荷の重い魔物だ。


団長がユークに任せると言うので、仕方なしにワイルドベアの心臓にエストックを3発、続けざまに突き刺し倒した。


見ていたミーシャも、リオのフリーズで足を凍らせて動きを止めたところを、レイピアで突き刺し討伐していた。


関心する騎士達を横目に、レミーが異変をしらせた。


「ユーク様!なにか近づいてきます!」


咄嗟にユークも、探索のスキルを発動する。


確かに大型の魔物が、空から来るのがわかった。


「ユージン団長! ワイバーンが来ます。恐らく2匹!」


ユージンは騎士隊に警戒を促しつつ、魔道士隊に迎撃の準備をさせた。


ユークもミーシャ達をユークの側に集めた。


ユークの側が一番安全だと知っているので、直ぐに集まる。


ワイバーンは直ぐに姿を見せた。体長10m弱の巨体が2羽、旋回しながら飛んできた。


魔道士隊の魔法がワイバーンに炸裂するのだが、ダメージは少しと言った所だろう。


ユージンは、一時退却も止む無しと考えたのだが、ユークはドロップを貰って良いなら、何とかしますと持ちかける。


ユークに魔法の才能が有ると知らなかったユージンは、それ位ならと承諾した。


本来、護衛任務で出たドロップアイテムは依頼者の物だからだ。 この場合は王族の物になるのだが、今回のユークの報酬は門番で、収入は0だから、多少でも稼ぎたいと思ったのと経験値稼ぎが狙いだ。


ワイバーンは、Aランクの魔物で経験値も大きいのだ。


ユークは、一人先に進みワイバーンの囮となる。


突進して来るワイバーンに、フリーズをかけて近くに落下させ、エストックで滅多突きして屠る。


繰り返しで、2羽共討伐したのだ。


ドロップアイテムは、翼竜の肉が2つだった。肉は1つ1500Gで売ることも出来るが、高級食材でも有るので自宅で使う事にした。


『お見事』とユージンや騎士にも褒められたが、全力にも程遠い力しか使っておらず、作戦勝ちと言う感じで戦ってみせたのだ。


実力の露見も別に気にしていないのだが、依頼が増えるのは面倒なので出来る限り隠していたのだ。


レミーも、あれ位なら余り心配無いでしょうと言ってくれたので、やり過ぎないようにしようと思った。


その後も行軍は続くのだが、コンラットの王城まで、大した敵も出ずに無事到着した。


コンラット王国が用意してくれた宿屋に4人で泊り、帰りの護衛を待った。


会議は到着してから5日目に終わる。


その間コンラットの街や、冒険者ギルドにも顔を出しておいた。


ワープで、移動する為だ。


人気の無い場所も幾つか探した。


女性陣の洋服もセルトと違うので、幾つか購入した。


見たことのない調味料等も仕入れておくのも抜かりはなかった。


5日目にセルトに戻る日には、王の馬車の近くでの護衛が言い渡された。


帰りの4日目、グラン山脈で、とうとうそいつは、姿を見せる事に成った。


静まり返る山脈に突如の地響きが轟いた。


「第1種警戒態勢!」


ユージンの怒声が全体に木霊した。


「地竜が近くにいるぞ。」


ユークも探索のスキルを発動した。


先程まで、岩だと思っていた物がいきなり動き出す。


「でかい」


全員同じ意見だ。


体長20mの岩の塊、亀の親分みたいな体躯で、背中には無数の尖った岩が付いていた。


4足歩行の足の爪も1本が人の大きさに近かった。


「全軍撤退~!」


ユージンの言葉に向きを変える一行だが、反対の方からもストップが掛った。


地竜2頭に挟まれたのだ。


ユークは、20mは有る地竜を見て『倒せるんじゃないの』と普通に思っていた。


ミーシャに王の護衛に回って貰い、何か有れば念話で呼ぶように告げる。


「ユージン様! 前方の地竜は僕が倒しますから、後方の時間稼ぎお願いします。」


勿論アイテムの権利も頂いた。


リオだけを連れ、地龍に相対する。


リオも少し震えていたが仕方ないとも思った。


本来、竜の中でも地竜、水竜、火竜は、天災とも言われる別ランクだからだ。


倒すならAクラスが10人かSクラスが3人は欲しい所だ。


リオを連れているのは、リオが魔物に詳しく弱点をよく知っているからだった。


「リオ地竜の弱点って何処?」


「地竜は外壁が固く攻撃は通りませんが、魔法なら水属性が効くと思われます。」


「水ね」


「ご主人様、出来れば首の付け根に水をかけて凍らすのが有効だと思います」


リオの指示通りに、地竜の首にウォーターで攻撃を仕掛ける。地竜が振り向いた瞬間に同じ所にフリーズを掛けた。 


喉まで凍ったのか、呼吸が出来ずに悶えている。


悶え苦しんでいるので、ウォーターとフリーズを連続で浴びせていく。


流石に竜だけ有り簡単では無かったが、魔法10発で討伐が完了した。リオにドロップの回収を頼み、ユージンの下に向かった。


数名の騎士が怪我をしていたが、前方を倒したと告げる前方に走っていった。


(ご主人様 土の結晶が残りました。)


(リオ、ご苦労さま、レミーに渡してあるポーチに入れたら、ミーシャに来る様に伝えて)


(解りました)


暫く馬車の移動を手助けしながら地龍の足止めをする。


「ご主人様お呼びでしょうか?」


ミーシャが来たので、暫く足止めを交代して貰った。


騎士の怪我を治す為だ。


順番にハイヒールをかけて治していく。


ミーシャは地竜に、付かず離れず警戒していた。


騎士の怪我も一通り治療が終わったので、ユージンの側に行くように騎士たちに告げた。


「ミーシャ!下がって!」


「はい」


ミーシャが下がったのを確認して、先程と同じ倒し方をする。


ウォーター・フリーズのコンボ攻撃だ。


先程の地竜より小さかったのか8発で倒すことができた。


ドロップは棘だった。 刺は地竜の通常ドロップだとリオに教えられた。


「結晶も出たし良しとするか」


納得するユーク達にユージンからお呼びがかかった。


体制の立て直しの為に休憩していた時だ。


「ユーク殿、助かった。」


「皆さん無事で、何よりですね」


「しかし強いとは解ってたが、地竜を1人で倒せるとは驚いた」


「たまたま弱点が解ってて、隙が有り、初撃で動きを止められたから倒せたのですけどね」


少し謙遜してみせる。


「しかし、まだBランクだよな?」


確認すると赤に成っていた。


「帰ったらAに成れますけどね」


「Aランクか、世界で9人目だな、これは目出度い」


たわいも無い会話をして、ドロップアイテムの話に成った。


「土の結晶が出たとか?」


「みたいですね」


「見せてくれないか?」


「構いませんよ」


レミーにポーチから結晶を出して貰って、受け取り、ユージンに手渡した。


「本当に土の結晶だな。」


「土の結晶って、あまり意味がない様な気がするのですが」


ユークの疑問にユージンが答える。


「確かに武器に付けると土属性の攻撃だが、土の結晶は防具に付けると防御力が飛躍的に上がる優れものだ」


「そうなんですか?」


「ああ、 ましてや結晶は出にくいからな、オークションだと幾らの値が付くか想像できん」


「相場は4.50万って所ですよね?」


「ギルドに売るならそれ位だろうが、王様の防具に使った時は、オークションで、200万位したと思うぞ」


「200万ですか」


「売る気なのか?」


「必要ないですから、現金の方が助かりますし」


「なら少し待ってろ」


言い残し、ユージンは王様の下へ行ってしまった。


ユージンに呼ばれて王様の下にユークも向かった。


「先程の地竜を倒したのがその方か」


王の問いかけに答える

  

「はい、何とか倒せました。」


「うむ、ご苦労であった」


「有り難きお言葉感謝します」


頭を下げたまま淡々と答える。


王女様が王様に続き言葉をつなげた。


「ユージンから聞きましたが、土の結晶をお持ちで、手放そうとお考えだとか」


「はい、私には必要の無い物ですから」


「それなら王家で買取ります。如何でしょう」


「王女様のお心遣い感謝しますが、王家にも必要の無い物でしたら、街のギルドでも売れますので、ご心配無き様」


「それは違いますわ、 王家でも必要としてます。結晶は中々市場にも出てきません。これはビジネスとお考え下さい」


「有難う御座います。 それでは、無事城に戻れた時にお願い致します」


「そうですね、それまで護衛の任、頼みましたよ」


「はい」


そう言って王族との謁見も終わり護衛に戻る


「あ~緊張した」


「あははは」


大きな声でユージンが笑う


「王女様に言葉を掛けられるなんて思ってもなかったから」


「滅多に無い事だが、ユーク殿もAランクに成ったら貴族の仲間入りだからな、早く慣れたほうがいいぞ」


もしかしてと、ミーシャやリオの腕輪も確認させた。


予想通りで、赤に成っていた。


地竜の経験値の高さも良く解ったが、行きに討伐したワイバーンも効いているのだろう。


その後は問題なく進み無事にセルトの城にたどり着いた。


王と王女の労いの後に、ユージンと報酬の事と結晶に付いて話し合った。


報酬の門番は、毎日常駐出来る様に、近衛隊舎から24時間態勢で4人(2X2)の交代制で、勤務してくれるという。王様の委任状付きだった。


結晶はユージンに渡し、150万Gで買い取って貰った。


我が家に戻る前に、冒険者ギルドに覚醒をしに行こうと向かう。


レミーは、屋敷で風呂の用意と簡単な片付けをするからと先に帰った。


ギルドで覚醒を済ませ、確認する



ユーク 16歳                

ランク A (白)        

    F (白)

人族                


パーティー             

ミーシャ 獣族 

リオ エルフ族

レミー  人族                                       

奴隷                 

ミーシャ 獣族

リオ エルフ族

レミー  人族                            


体力 2200            


魔力 2200           


所持魔法              

 

生活魔法 4            


魔法                 


ファイア

ファイアストーム

ウォーター

ウォーターストーム

アース

アースストーム

サンダー

サンダーレイジ

フリーズ

フリーズストーム

ウインド

ウインドストーム


特殊スキル


探索・神がかり 



ミーシャ 16歳                

ランク B (白)        

獣族                



リオ 15歳                

ランク C (白)        

エルフ族 

               


と全員白で、まだまだ伸びると安心した。


ユークは、一応神がかりと念じてみた。


驚く事に魔法が増えているのだ。


増えているのは、いずれも攻撃魔法みたいなので、迂闊に使えない。


(ミーシャ? 魔法が増えてるから後で少し付き合ってくれる)


念話でミーシャにだけ頼む。


神がかりは、ミーシャにしか教えてないからだ。


(神がかりですか?)


(うん)


(解りましたが、威力も凄そうですね)


(だね!場所にも困るから、この前の地竜の居た山脈ならどうだろ?)


(そうですね、あそこなら誰も居ませんしいいかも知れません)


(屋敷に戻ったらすぐ行くから)


(解りました)


屋敷に戻ろうとしたところで、レミーから念話が入った。


(ユーくん?)


(どうしたの?)


(ユーくんにお客様が来てるの)


(お客?)


(騎士団の人達)


(もしかして4人?)


(うん)


(門番の件だと思うからすぐ戻るよ、居間でお茶でも出しておいて)


(うん解った)


「お客様が来てるらしいから急いでもどるよ」


かんたんに告げて早足で戻った。


居間には4人の男達が待っていた。


「おまたせしました」


「こちらこそお邪魔してしまい」


4人のうちの1人が代表して話し出す。


「王様と団長より申し遣ってきました。 我らは、怪我で大きな事はもう出来ませんが、警備位なら問題なく出来ますのでお任せ下さい。」


「助かります。今この部屋に居るのが住人全員ですが、後々は増えると思いますので、宜しくお願いします」


「ユーク様はAランクに成られたとお聞きしました。」


「は~、さっきですけどね」


「Aランクの冒険者は、伯爵と同じ扱いに成られます。貴族と同じなのですから、私共にも敬語は必要有りませんので」


「そうなんですか」


「はい」


自己紹介が始まった。


リーダーがヒューゴ42歳・アーロン40歳・カール35歳・ハンク(35歳)の人族の4人だ。


全員妻帯者で、隊舎の中で暮らしているらしい。


警備は基本的に門番と数回の外周警備でお願いした。 


来客の呼び出しも有るが基本は屋外だけだ。


ユージンからの伝言という事で、住み込みの元冒険者も近くに面談して欲しいと言う事だった。


早速今日から掛かると言う事なので、お願いした。


リオとレミーに夕食を頼み、ミーシャと少し出かける事を告げて、ワープで地竜を倒したグラン山脈に訪れた。


「ご主人様、どう言った魔法なのでしょう」


「以前、司書長のラクトさんが言ってた魔法なら使っちゃいけない感じだったんだけど」


「危険なのですか?」


「危険って言うか、威力が凄まじいと聞いた」


神がかりの中から、被害が出ても自然災害に見える魔法をチョイスする事にした。


使える魔法は、ブリザード・フレア・ウェーブ・ハリケーン・パルス・震地の6種だ。地竜の事も考えて、震地と言う地震を起こすと思われる魔法を使うことにする。


かなり遠くの山裾を思いながら【震地】と念じた。


途端100mほど向こうに有った山が崩れた。


「「えっ」」


2人で呆然と眺めるしかなかった。


そこに有った山が崩れて丘になったしまったからだ。


何とか気を取り直してミーシャと生唾をのみこんだ


「これは、使えないね」


「ですね、威力が桁違いです。」


高々20のMpで山が無くなる威力はデタラメだった。


「多分ですが、地竜相手でも1擊で倒せると思いますが。」


「試すの怖いから、帰ろうか」


頷きあってその場を後にして屋敷に戻った。


色々と検証の必要性も有るのだが、今までの力でも余裕なのだから使う事も無いと、考えないようにする事にした。


翼竜の肉のステーキも夕食に並んだ。


超絶美味に全員が舌鼓を打ったくらいだ。


風呂に入り、疲れたからと何もせずに休んだのだった。



ガールズトーク IN ベッド  念話バージョン


㋷(ご主人様はお休みに成られた様ですね)


㋹(そうね)


㋯(遠征の疲れが、出たのでしょう)


㋹(ミーシャ、さっきご主人様とどこに行ってたのよ)


㋷(私も聞こうとおもってたんですよ)


㋯(少し魔法の練習に出ただけですよ)


㋹(どうして何時もミーシャがお供なのよ)


㋯(それはご主人様がお決めに成る事ですし、私に聞かれても)


㋷(ミーシャさんだけずるいです、私もご主人様と2人きりになりたいです)


㋹(そうよ、次は私がお供するからね、ミーシャは留守番しててよ!)


㋷(レミーさんもズルイです、順番なら次は私ですから、お2人共お留守番お願いしますね)


㋯(ご主人様がどちらかを誘ったらね)


㋹(本当は、何処かでお情けを貰ったんじゃないの?)


㋷(そうなんですか)


㋯(そんな訳無いでしょ、お情けを頂く時は皆一緒よ)


㋹(なんか怪しのよね~)


㋯(私を疑うって事は、ご主人様を疑うって事ですよ!そのままご主人様に報告しようかしら)


㋹(ま、待って、ごめん、全く疑ってません)


㋷(わ、私は初めっから疑ってまひぇんよ)


㋯(今回は報告はしないでおきますが、私もも少し気を付けて、リオやレミーも構って下さる様に進言してみますわ)


㋹㋷((ほんと))


㋯(決めるのはご主人様ですから、決定には従ってくださいね、お頼みするのはしておきますから)


㋹(お願い)


㋷(有難う御座います)


㋯(今回は地竜も倒しましたし疲れたのでしょう、私たちも早めに休みましょう)


㋹(そうね)


㋯(お休みなさい)


㋷㋹((おやすみ~))



長い長い依頼から帰ってきた夜は、地形の崩壊と言う傷跡を残して、過ぎ去るのだった。


誤字・脱字。意味不な言葉確かに多いですね^^;

一気に書き上げてるので、朦朧としてるからですね。

時間を開けて確認すると確かにメチャクチャ有りました><

がんがん、修正していきますので、ご指摘感謝です。

毎日更新も辛いですがこれからもこのペースで行けるところまで頑張りますので、よろしくです。


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