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超克  作者: フェルナンド
城崎茂ライジング編
7/9

【6話 新世代の伝説】

「梅腹正次選手!前へ!」


「はい!」


「(梅腹⁉︎)」


偶々見に来て居たボクシングの試合に蝮さんの

子孫が居たことに驚く。


「村田政治選手!前へ!」


「はい!」


村田政治,今年15歳と梅腹と同年代の選手,

1歳ごろ近所の伝統派空手を習いあり得ない程の強さを発揮する,成人男性フロアの300kgの

サンドバッグに正拳突き一発で吹き飛ばし破壊したのだ。


それから順調に段を取得していき,極真空手の

選手に,フルコンタクトの試合で3年間連続の

王者だったのだが,家系の事情によりボクシングに移る。


そのタフネスやあり得ないほど,相手選手は

1.5秒間に20発のパンチを放てることで有名

であった選手だった,一般人やアマチュアレベルのフレーム[反射神経・情報処理速度]じゃあ

見えない速さのパンチを持つ180cm体重は120kgの選手,何よりダンプカーでベンチ

プレスするほどの剛腕。


「こいやァァ!」


なんとノーガード,顔面も腹も殴られまくり。


「空手タフネス舐めんなぁ!」


「は?」


バゴーン,相手と拳合わせに成ると,相手の

腕は前腕かは肩にかけて粉砕骨折,銃を片手で

ぶっ放したってここまではならない,捻挫位

だろうが。


「アガァァァァ!」


しかも骨折に加えてあまりの速さに相手の

肉がザーッと削げちまうんだ。


「試合終了!勝者村田政治!」


ッと言う華々しい初戦勝利を収めて居る。


それからも更にタフネスを使って耐え一発

KOを刻む試合を続けて五十戦五十勝五十KOと

本当に強い。


奴のボクシング論に敗北は存在しない。


「シティファイトでキックボクシングの

選手に挑まれて勝利したんだってよ」


「やべぇな,どんだけ強いんだよ」


ゴーンとゴングが鳴る。


「さぁ,試合が始まりま」


本能が理性を超えて避ける。


「おーっと!なんと言う速さ!それでなんだ!

今までとは違うぞ!タフネスではなく

先制したぁ!」


「あの村田が⁉︎」


そう,村田の読みは正解だ。


「(なんだろう,虫の予感)」


梅腹と言う人物に対する無意識の畏怖が先手

必勝を選び攻撃したのだ,だが。


「なんと言うことだ!皮一枚で攻撃を回避して

いるー!」


「やっぱり,,,ひさしく見ない強者!さぁ

やろうぞ!」


そう言って本気の一撃を放つが,村田の拳と

合わせる様に梅腹の拳は合わさる。


「(俺の得意分野を鍛える為に天道を得てから俺は山に籠り反射神経を鍛えた,科学的に不可能な

フライングを故意に引き起こせるほどに高まったそれは,0.001秒に反応を可能とした)」


「(更に先なる速さを求めた先か?先の先か?先の先の先か?繰り返す読み合いにもう飽々だ)」


[先に置かれた力/FUTURE・ VISION]

反射神経も完璧な未来の幾数手の読み合いも

極めた先には相手にいかにして当てるかだ,

もはやその拳は無意識的に相手が引き寄せられるが如く,勝手に当たるが如く,拳にぶち当たる。


バゴーン,なんとあの村田の鉄拳はぐしゃぐしゃに成る。


「は⁉︎(完全零寸撃に更なるパワーアップを

見込めるかもしれない⁉︎そして何よりあの

実力,,,)」


城崎は無意識的に読み抜いて居た,奴の持つ

潜在的な実力に。


「さぁ,これが最後だ」


「グフ,腕が壊れても俺は負けn」


っと言い終わる前に試合は終了する,何せ,

選手ごとリングを叩き壊して,体を床に

めり込ませちまうんだから。


「勝者梅腹正次!タンカー!タンカー持って来い!」


試合は瞬殺に終わった。


インスピレーションを得た城崎茂は新たな

境地を見出して居た。


[新・天道/FREESTYLE]

完成された天道に新たな武をもたらした武道,

数多の武道は未知なき道を歩み最終的に天道に

統一された総合の技術,食事が如く新たな道

に挑戦して新たな料理を産み失敗が新たな

旨みを産み様々なバージョンに枝分かれする

様に新・天道は梅腹正次そのものの格闘技的

成長性が体現して居る武術,格闘技に置いて常に

成長期と化す。


「俺はこの技術を使い,未来に勝利する」


そうして会場観戦席を後に自分の家に

帰って行った。


「ファントム」


「よう,昔の俺」


「よぉジジィ!」


「まさか俺に勝つつもりか?」


「道なき道を歩むのも開拓するのも既に終えた

貴様の武を俺が食うってただそれだけの話だ」


「,,,そうか」


そこから三日三晩と戦い続けた,そうして。


「未来の俺,貴様ほど天晴れな者は今までいなかった,見事だ」


「くそガキ,,,ガハ,貴様にこの力,扱え切れるかな,,,へ」


「たりない一ピースを既に得たんだ,貴様の力も

俺が使う」


「はは」


「,,,真・天道,遂に体得したぞ!」


ようやくの真・天道の会得である。


「そして俺が一番嬉しいのは[先に置かれた力/FUTURE・ VISION]だ」


「完全零寸撃はこの武術を持ち始めて更なる

いただきに到達する!」


そうして新たな武術に昇華したのは。


[真・零寸拳/DESTROY・THE・FUTURE]

予測系統の避けるに関してすら完全に封じた

真に確定で攻撃を当てられる拳,未来城崎を

最終的に倒したのもこの必殺技,あらゆる攻撃を

離散可能な[流転氣風/COMPLETE・DIVERGENCE]や天道の防御などすら貫通

して100%のダメージを伝えられる,これには

完全核撃も合体して居てそれに加えて天道の

あらゆる攻撃技術,災禍転覆と[こいつとこの世を同じくしない/IRRECONCILABLE]がこの

一撃に込められて居る。


完成されて更に新の合わさった進化して自己完結した本質的に完成された真・天道の体得と

絶対不可避の理不尽暴力の真・零寸拳の体得は

もはや技術と力の二つを得たに等しかった。


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