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贄と呼ばれた少女の、幸せ【書籍化】  作者: 紬夏乃
第1章 贄と呼ばれた少女
13/94

第1章 登場人物

登場人物紹介を装った、(作者が)たのしい設定語り

ニナ(オイ・ニエ・少女)

1章最終話でやっと名前がついたヒロイン。

ひどい環境とひどい境遇をつめこまれた。

心の傷が多いが、特に暴力とアニーの手とメイド長の最後がめちゃめちゃなトラウマになっている。対人恐怖症。

初めて助けてくれたヒースクリフを信頼しきっていて、ヒースクリフとネビィちゃん以外は怖い。

狼とはしゃべる優しい生き物だ、と思っている。森に行かせてはいけない……

名前をつけてもらったときに物心がついてから初めて微笑んだ。

どうしてこんなかわいい子があんなひどいめに……


ヒースクリフ(ヒース)

どんなときでもどんな状況下でも、勝利のBGMを背負って現れる勝ち確マン。『金剛石』五つ星の冒険者。

あらゆる場所で老若男女を助けている。とてもつよい。不憫な人にめちゃめちゃよわい過保護オカン系ヒーロー。地の文さんにも勝っていく。


ネビュラ(ネビィちゃん)

鼻先からおしりまでで3mを超えるしゃべる低音イケボ狼。

ヒースクリフの相棒で、作中でいちばんつよい。

小さくて可愛いものが好きだが、ネビュラの体の大きさからみたらだいたいの生き物は小さい。


ジル

辺境伯。公明正大で潔白な人物。立場上、簡単に何かを約束したり安請け合いしたりできないが、人の訴えをちゃんと聞いてくれる人。

物言いが厳しいが、実はニナがかわいそうすぎて辛かった。ヒースクリフがニナを保護してくれてほっとしてる。

愛称がジルになる貴族っぽい長い名前を募集しています。


ジルの娘

辺境伯令嬢。魔力と血が目当てで狙われた。自分が抵抗したせいでニナを巻き込んでひどい目に合わせたと後悔しているが、あそこでニナに見つからなければ逆にニナが森で迷って死んでたので実はファインプレー。

ジルの娘で辺境伯令嬢っぽい名前を募集しています。


ライノ

『金級』の冒険者。次章から出番がある。

事後処理の最中にニナを気にしてそわそわしているヒースクリフに、後はやっとくから先に帰れと言ってくれたいい人。




――以下故人(故人が多い……)


アンタ

顔だけいいクズ(1)

顔だけいいので、女に貢がせたり、女を騙して借金漬けにしたり、女を騙して娼館に売り飛ばしたりとそういうことをして生きていた。

顔だけいいクズ同士で意気投合し、夢のマイホームキラふわ家族生活☆をやってみようと盛り上がって結婚したが、普通に働くのは1週間も保たずに飽きた。

口封じのために、大金に目がくらんだ末の仲間割れと見せかけられて、刺傷が原因で失血死した。


オマエ

顔だけいいクズ(2)

顔がいいので売れていた元お店所属娼婦。基本的に性格がクズなのでアンタと意気投合した。

ノリでキラふわ家族生活☆をやってみて、ニナのこともキラキラな私を飾るペットかアクセサリー感覚でかわいがっていたが、ニナが2歳になったくらいで飽きた。以後はフリーの人妻娼婦として遊ぶ金を稼いでいた。

口封じのために、大金に目がくらんだ末の仲間割れに見せかけられて、撲殺された。


ジルの娘を拐った二人組

片方は慌てきったヒースクリフにぶん殴られ、片方はネビュラに踏みつけられた。

事情と加担したことがことだったので、本文の少しあとにひっそりと裁かれてこっそりと処刑された。もし誘拐がうまくいっても、もろとも材料にされていたのでどのみち死がまっていた……


領主様(気難しそうな男)

優秀で、将来『魔法伯』と呼ばれるだろうと期待されていたが、家族の死と叔父の欲によってぶっ壊れて狂った。ニナを買ったときの年齢が死んだ妹と同じ年頃だったので、深く関わると妹を思い出しそうだと無意識に恐れ無自覚に遠ざけていた。ニナがある程度自由を得られた理由。「ああ、僕がそちらに行けばいいんだね……」と言いながら最後の材料兼贄になって、扉を開いた。


年嵩の男(執事)

先代領主に多大な恩義を感じていて、崇拝していた。領主様を狂わせたこの世をめちゃめちゃに憎んでいた。定期的に材料を持ってきたし、使用人の材料化を判断してたし、アンタとオマエも始末した。最後から2番目の材料になった。


叔父

だいたいぜんぶこいつが悪いと思う。最初の材料。


メイド長

なんにも見なかったなんにも知らないと念じながら必死に働いていたが限界だった。かわいそうだと思う。ニナの監視も任されていた。本文中で材料になった。目の前で起こった惨劇だったぶんニナに刻んだトラウマは深い。


アニー

使用人の人間関係を良好にしてしまうので、適度にギスっててほしい執事にじゃまだと判断された。本文のはざまで材料になった。

善人だったぶんニナに刻んだトラウマは深い。




おまけ

『冥界の門』

「門」や「死者の門」などの名前で破滅をもたらすものとして有名な寓話の題材になっている。

材料も「死の宝珠」だとか「龍の心臓が核」だとかになっている。

死者と会えなかったとか会えたが生前とは全く別の化け物になっていたとか術者は悲惨な目にあった、という結末で扱われる。

『冥界の門』『多数の人間が材料』『特別な材料がいる』という正確な情報は厳しく統制されていて、一部の立場の者や過去に深く関わってしまった人の子孫などしか知らない。ジルとヒースクリフは前者で領主様は後者。

ニナが連れてこられた先がジルのところで本当に助かってる。

たぶん特別な貴族の血とかそういうのも必要だったりしてジルの娘が狙われた。このへんが『特別な材料』。本編では最終的にそこらへんは叔父1家と領主様の血でギリギリ補ってる。発動したら閉まるか壊れるまでとにかく周囲を汚染し生命に関するものを吸い込み続けるのでどんどん死の黒い沼地を作り続けていく。めちゃめちゃたいへん。



作者所見

メイド長がニナの部屋に怒鳴り込んでから第1章の最後まで、ニナが水分をとっていないのがものすごくものすごく気になってどっかで水飲ませたいと思いましたが差し込めませんでした。しんでしまう……!しんでしまうぞそれは……!!

ニナが昏倒してお世話されている間に吸口とかで経口補水液みたいなのを与えられていた……と思い心の平穏を得ています。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 水分補給、大事です! [一言] 作者だけでなく読者も楽しい登場人物語り、でした。 ジルさんの名前って、まだ募集しているのですか? ジルヴィウス・ジルバ・ジルジャンとか……。 あ、スルー…
[良い点] 一気読みを始めたところです。 登場人物紹介と作者書見がめちゃめちゃ面白かったです。 お話がシリアスだったので、良い箸休めでした。 猛暑の中読んでいるので、水分補給大切!って思いながら、吹い…
[良い点] 登場人物、設定語りがめちゃめちゃ楽しかったです。 オカン系ヒーロー(笑)  ここまでのところではまだ容姿の特徴がわからないのでどんなお人か楽しみです。 いっぱいいる故人(笑)の方々です…
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