表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神さまに逆らうな!  作者: つなかん
三章 死角
32/53

9 特異な存在児

 6月8日 水曜日。

 随分前に大きな地震が東北で起きた。それに伴って原発が大変らしい。日本終わるかなぁ。とか思ったけど、核戦争くらい起こらないと、日本終わらんだろ。と思った。地震のせいで、ドラマの最終回が見れなかった。

 演劇部が潰れそうだということで、高橋は友達をつれてきた。今度こそちゃんと部員になってくれるやつらしい。やはり安藤は高橋に頼んでまで、私と知り合いたかったらしい。冷やかしはお断りだ。なんだか馬鹿らしい気もする。

 とにかく今日来たのは田島といって、顔だけが取りえみたいなやつだ。一応掃除係に任命しておいた。お菓子を食べてよいといったら喜んでいた。餌づけしてみようかなぁ。

 高橋は今日も病院らしい。ご苦労なことだ。

 台本の書きなおし作業が面倒くさい。どうして毎回没を食らわなければならないのか、全く理解できない。文芸部に戻ろうかなぁ。演劇部に入ったのだって、UFOキャッチャーの先輩が居たからだし……。でもそれだとあまりにも無責任なので止めておく、とりあえず台本には残虐描写はカットした。安藤に訊いた手首の儀式はエグ過ぎる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ