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仮面のない空へ:常闇編

作者:R
最新エピソード掲載日:2026/03/21
世界は、終わっていなかった。

かつて――
すべての元凶である「原初の仮面」は、一人の男によって砕かれた。
その名は、R。

仮面に支配された時代は終わり、世界には平和が訪れた。
誰もが、そう信じていた。

だがそれは――
“均衡の崩壊”に過ぎなかった。

原初の消滅によって生まれた歪みは、
別の世界へと流れ込み、

新たな絶対支配者を生み出す。

「常闇の仮面」

意思を奪い、感情を消し、
世界そのものを従わせる存在。

その支配に抗える者は、
もはやほとんど存在しなかった。

滅びゆく世界で、ひとりの少年が立ち上がる。

彼の手にあるのは、
一族に受け継がれてきた“禁じられた仮面”。

それは、世界が完全に終わった時だけ使われるもの――
時と世界を越える力を持つ、最後の希望だった。

少年は選ぶ。

逃げ続ける未来か、
すべてを賭けて終わらせる未来か。

そして彼は、仮面を使い――
“すべての始まり”へと跳ぶ。

たどり着いた先は、
まだ空が青かった時代。

そしてそこには、
原初の仮面を砕いた張本人――Rの姿があった。

だが、Rはまだ知らない。

自分の選択が、別の世界に新たな絶望を生んだことを。

これは、

「終わらせたはずの物語」と、
「終わらなかった世界」が交差する物語。

ふたつの世界。
ふたつの時間。
そして、ふたつの“終わり”。

すべてを断ち切るか。
それとも、すべてを繋ぐか。

少年とRが出会うとき――
世界の真実が暴かれる。

これは、

仮面に支配された運命に抗う者たちの物語。

そして、

“仮面のない空”を取り戻すための戦いである。
プロローグ
2026/03/21 07:29
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