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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

短編シリーズ

違う世界(次元)を過ごす人々

作者: 猫こんた

注意 正史じゃないので多少のキャラ崩壊、許せ

伏黒「……今日エイプリルフールか、さて、組員からなんて言われるのだろうかな……」

俺は伏黒、大和組の舎弟頭だ、この日に限って組の上下関係が緩くなる、去年は俺が組長になったという嘘をつかれたが……今年はどうなるのか……?

伏黒「きたぞー」

下田「伏黒、カスミ、俺の嫁になったぞ」

伏黒「そうか、お前は山か海かどっちがいい」

下田「冗談だよ、今日はエイプリルフールだろう?」

伏黒「そうだとしても、恋人を寝とる人、本当にろくでもない人だな」

カスミ「ういっすー」

伏黒「ここにいたんか……」

茂範「わしもいるわ、机の可能性舐めるなよ?」

伏黒「はいはい、それで?何かまだあるんだろう?」

カスミ「……もう何もないのよね」

伏黒「……去年は盛大にやってたが、今年は委縮ムードか?」

なぜ通夜みたいな感じになっているのか、わからない。

伏黒「さて、見回り行ってきまーす」

カスミ「なら私も!」

伏黒「カスミは組員じゃないだろう……ついてきてもいいけど、守れないからな?」

カスミ「大丈夫、これでもヘッドロックは大丈夫だから」

胸で大体締め付けられるんだよな……まぁいいけど。

伏黒「周りは仕事ムーブだな……まって、今日は10月31日じゃないよな」

カスミ「4月1日でしょ……もう、ボケちゃったの?」

伏黒「ああ、ボケてるかもしれないな、カスミは見えるのか?」

カスミ「まぁ、見えてるけど、こんな昼間から露出度高い衣装着てるのって、相当もの好きなんだろうね」

チャイナドレスに似ている服を着ているが……羽生えてないか?

伏黒「羽生えてるように見えてるんだけど」

カスミ「だね」

俺はその少女に近づいてみた。

伏黒「君たち、こんな昼間になに露出度の高い服装で出歩いているんだ?売春か?」

????「誰この人たち?にしてもここ何処なの?」

カスミ「ごめんね?このおっさん、ロリには目がないの」

伏黒「ロリに目がないって……俺はただの極道だ」

????「そうなのね……私はマリー、ローズマリー」

伏黒「外国から来たのか?」

マリー「いや、光がじゅいーんって降ってきたから」

伏黒「光がジュイーン……?」

マリー「にしてもここ硬い壁みたいなの作れるのね」

カスミ「……あなたは何処から来たの?」

マリー「えっとね……ホーリーナイトから!」

ホーリーナイト……?どこだそこ。

伏黒「……連れはいないのか?」

マリー「グラシーとかエルメスとかはコンビニっていうところに入っていったの」

伏黒「……はぁ、めんどくさいな」

俺はコンビニに入っていった、そこには鎧に身を包んでいる女の人と明らかに精を吸い尽くすという服装の女性がなにかもめごとを起こしていた。

グラシー「ちょっと、これで支払いできないって、何事よ!?」

エルメス「そうだそうだー」

伏黒「そこの二人、マリーっていう奴が困ってたぞ」

グラシー「知り合いなの?」

伏黒「今さっき会った、知らないところから来たっていうから、困ってたんだ、知ってるか?」

エルメス「さぁ、マオに聞いたら何かわかるのか?」

グラシー「さぁ」

伏黒「その代金は俺が払う、だから情報よこしてくれ」

グラシー「いいけど……」

そしておにぎりを買い、グラシーとエルメスという女性に渡した。

伏黒「それで、そのマオっていう人は何処にいるんだ?」

マリー「たしか怖い人に連れ去られていったね」

伏黒「その怖い人って、誰なんだ?」

マリー「たしかクラウンが追いかけてたような気がするんだよね」

伏黒「そうか、なら道案内はできるか?」

マリー「こっちーこっちーだよー」

そしてついて行った先は廃倉庫だった。

伏黒「ここにいるんか?」

そこには龍のしっぽみたいなやつが生えている女子がいた、おそらくクラウンという人なのだろう。

クラウン「こっちですー」

マリー「あーい、なら行こうか」

そして廃倉庫の扉を蹴とばした。

伏黒「オラァ!大和組じゃぁぁ!!!!」

マリー「その他もいまーす」

半グレ「誰じゃ!!!」

そしてマリーという女の子は半グレの首元に噛みついた。

マリー「んまんま」

血を飲んでも平気なのか……?

グラシー「おら、剣の錆にしてやろう!」

バッサバサと切り倒していった、その様子は、次元が違う、その一言しかない。

マリー「大丈夫?」

恐らくあの拘束されてる女がマオなのだろうか。

マオ「……ここどこなのじゃ?」

伏黒「俺にも知らないんだ」

マリー「どうやって帰るの?」

そこにハートのAがやってきた。

マリー「なんだこいつ」

ハートのA「あらー、警戒されちゃってる、私はハートのA、元の次元に戻してあげようと思ったのに」

マオ「それは……本当なのか?」

ハートのA「ああ、私って嘘ついたことないよね」

伏黒「それって嘘じゃないよな」

ハートのA「嘘って何よ!?」

伏黒「今日エイプリルフールだからな」

ハートのA「あー、そういう事か、でもついてきた方がいいよ」

マリー「そうなの……ならついて行こうよ」

エルメス「ペラペラ女っぽいけれどね……」

マリー「帰りたくないの?」

エルメス「帰りたいよ、ここには女騎士がいないもの」

グラシー「私は帰る、早く行こう」

ハートのA「腕を掴まないの……ほら、早く乗った……伏黒君、この子たちをここまで護送してきてくれてありがとうね」

マオ「ありがとうなのじゃー」

伏黒「あれ……視界が……」

視界がぐらっとした、そして次に酔いが醒めた時には何もなかったかのようにきれいさっぱり痕跡とかも消えていた、のちにわかったことがある、あの子たちに関わった人の記憶に、あのマリーの記憶がうっすらと残っていることを、だがそれを証明する根拠がない。一度はそのあの子たちの世界に行ってみたいものだ。

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