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とある少年の転生記  作者: 真波亮太
1/1

少年成長記

 20××年1月10日

 新年を迎えてから20日ほどたった。多くの人は正月が終わり、仕事や学校に行っているだろう。

 もちろん、ぼくも学生なので学校には行っている。

 が、僕には全くっていいほど生きる気力がない。どちらかというと生かされている感じなのだ。

 僕はこの世界にはもう飽きてる。何なら自殺したいというほどに。

 ただ、そんなことをすると、両親に迷惑が掛かる。両親には今まで育ててもらった恩があるのでとても迷惑をかけたくないし、きちんと悲しんでくれる友達もいるので悲しませたくない。

 だが、もうこの世界には辟易しているんだ。意地の悪い人、人の心を考えてくれない人、常識はずれな人・・・。人だけじゃない、この世界は平和すぎて刺激がない。

 だが、逆に平和だからこうやって生きているのだけど。

 午前8時ぐらいに学校に行って、先生の(自分が)興味のない話を7時間くらい聞いて家に帰る。

 その帰り道、

(あぁ、本当にこんな世界で僕は何をしてるのだろうか?)

 確かに、ゲームとかは興味を惹かれる。だが、僕にはとても運動神経がない。

 そして、幼少の頃の家庭環境のおかげで、嫌なことと脳が認知すると5秒も立たずに記憶が消去される。

 だから、FPSとかいう運動神経を使うゲームだと一向にうまくならないし、教えてもらっても退屈=嫌なことで記憶がすぐ消去される。

(はぁ、何をしてもだめだからな・・)

 もちろん、バイトとかも運動神経のおかげでてこずる。そして怒られる。

 そして、記憶がすぐ消去されるので全く成長しない。

 さすがに記憶をどうにかしてやろうとして行った病院でも、病院がだめなのか、症例がないのか、何もわからないで返される。のでバイト先にも言いずらいのだった。

(はあ、転生しないかねえ・・。まあ、そんなのありえない話だけど。)

 と、心のなかでため息をつきながら帰り道を進んでいると、急に

『願いを聞き届けました。今から転生を開始します。』

 という声がした。だが、周りを見ても人の気配もしない。

「あんたはどこから話しているんだ!」

 と上を向いて大声で叫ぶ。すると、声の主が返事する。

『私は世界の管理者です。あ、質問の答えとしては別の次元からあなたの頭の中に。』

 頭の中に話しているのであれば、声を出さなくても問題ないな。

(それで、一つ質問なのだけど、転生ということはこの世界から消えて別の世界で生まれ変わると認識であっているか?)

『はい、その認識であっています。』

(じゃあ、僕の存在は なかったこと になるのですか?)

『はい、その認識であっています。質問は以上ですか?』

 それなら、両親たちを悲しませずに行けるから問題ないと納得し

(以上だ。始めてくれ。)

『では、転生シークエンス開始します。転生して死ぬまでその世界で生きてもらったのち、戻るかもう一度転生するかが選べます。』

(わかった。)

『転生まで3・2・1・0。転生シークエンス完了しました。開始年齢は転生前のあなたの年齢です。』

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皆さんお久しぶりです。かえってきました!

今まで書いていた作品は希望に応じて続きを出します!

この作品も1週間ぐらい様子見て次を出すか決めます!









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