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ミステリーユニバース

作者: 有限の熊

初めてじゃ。初投稿。

鹿児島から脱出

記録は、4分56秒です。

司会の伊藤が、耳が痛くなるような声の大きさで言った。

「まあまあね。」

隣の佐藤は、偉そうに評価している。

確かに、佐藤の脱出記録は3分46秒。早すぎる。

おかしいぞ!ただの14歳の女子中学生が。

圧倒的なスピードを持つこの少女に誰も勝てないのか?


世界は崩壊した。


結局、鹿児島からの脱出の最高記録は、佐藤の3分46秒だった。


〜世界の崩壊の前日〜


いきなり佐藤は俺に向かって

「チークダンス踊らない?」

と、照れながら言っってきた。


逃げた。escapeである。

なぜなら、世界の崩壊は今日だからだ。

3年前ぐらいからニュースで、世界は崩壊すると言われている。言われ続けている。

世界中の人間は、9月3日。

今日、世界が崩壊することを知っている。


だからだ。世界が崩壊する日にあいつと踊りたくない。

佐藤は首が細い。細すぎる。

怖い、怖い、怖い、怖い。

怖すぎる。

「親に首の細い女は気をつけろ!」

とは、言われてないが、怖い。

俺がカッとなると首を折ってしまいそうだ。


大体、俺はダンスが踊れない。

ダンスは中学の頃かr


バーン


世界が崩壊した。


よかった。


これでいいんだ。


佐藤は俺の事が好きかもしれないが、俺は嫌いだ。


俺にはミステリーユニバースという彼女がいる。


世界は終わった。




飽きないで最後まで読んでんくれた方に感謝。

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