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暴れん坊国王? 男が彷徨っていた訳は……


暑さに敗けて…… 更新が不定期気味です……


すみません……m(_ _)m


「ありがとう。我が国民や友好国を救ってくれて」


「約束だからなぁ…… 例の事は頼む」


大陸の大統領府にて…… 男と大統領が話していた。


「もちろんだよ。既に在日の我が国軍基地から、ハワイ諸島に向かう第1便が出港したよ」


「そうか…… 島で待つ事にするよ」


 ・

 ・

 ・


「突然の入国の許可に感謝します」


「航行中の緊急事態ですから…… 仕方がないですよ」


そう言って、大陸の船籍が男の島に航行の問題になった荷物を降ろす……


その荷物とは、吸血鬼の女王が洗脳したヤの人達が集めた廃棄物だった。


「処理はお任せ下さい」


「助かります。後程、我が国から処理費用を送金させていただきます」


「はい。それでは良き航海を……」


「次は、家族旅行で来たいですなぁ」


こうして…… 男は、外資を稼ぎながらダンジョンの素材を集めるのだった。


「何か…… 掘り出し物はあるか?」


「これは何でしょう?」


「うん? アーケードのゲーム機? 最近のもあるなぁ…… これは使えるかもな」


 ・

 ・

 ・


「いけぇ!」「そこだ!」


破損したアーケードゲーム機をダンジョンに吸収させて、修復し……


男が地上にゲームセンターを作ると……


子供達が群がり、楽し気な声を上げる。


「すごい…… こんな事が人間に出来るの?」


その中には…… 手から気弾や火を吹いたりする格闘ゲームを覗く元少年兵や、射撃ゲームに目が釘付けになっている…… 男に発砲した元少女兵の姿もある。


「う~ん…… 特撮とかなら出来るけど、今の世界だと難しいなぁ」


「特撮……?」


「後で見せるから、今は遊んで来な」


男は、子供達をコアのゴーレム娘達に任せて移動した。


 ・

 ・

 ・


「この辺が良いか…… 街の中心部だし」


男は、首都の街の中心部に巨大なドーム状の建物を作り出した。


「いざとなれば、避難所に使うか……」


リゾート温泉施設の横に現れた巨大ドームは…… 運動公園に買い物施設や劇場に映画館などの複合施設だった。


「買い物は…… まだ無理だから、映画鑑賞でもするか? 見せるって約束だからなぁ…… 先ずはヒーロー系の特撮映画からだな」


男は、元少年兵との約束通りに特撮系の映画を見せると……


「この人!? さっきは変身して戦っていたけど…… 名前も違うから兄弟か親戚なのかな?」


「同じ人が演技しているんだよ…… この人は演技を仕事にした役者なんだ」


「演技?」


「ああ、この映画の様に物語を演技して、本当の様に見せる仕事の人達がいるんだ」


「物語を…… 本当に……」


「やってみるか?」


この時に男が元少年兵を撮した動画を配信したら…… 話題の少年少女だとネットで急上昇。


元少年兵のアクション動画を見た映画関係から、出演依頼が殺到したのだった。



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