表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

50/84

男、S.Fっぽい防衛軍を作る。


「で、難民孤児を集めたから…… 教育者が欲しいと?」


男は、世界中から移住希望の難民孤児を集めた後……


再び、大陸の大頭領を訪ねていた。


「ああ、必要最低限の教育はしたい。だが、この世界の教育の出来る大人が居ないんだよ」


「念の為に確認するが…… 兵士にはしないんだろうな?」


「何の為に?」


「ふ…… 確かに、一から少年や少女達を兵士にするよりも、君一人が敵の首領を殺す方が簡単だったなぁ…… 紹介出来るかは解らないが、どの様な人材が欲しい?」


「この世界での一般的な常識とハイスクールまでの教育…… 後、日本の文化にも詳しいと良いな」


「日本の文化…… 君は、日本を捨てたのでは無いのかね?」


「日本の文化は嫌ってない。むしろ和食派だし、漫画もアニメも大好きだぜ」


「ふむ…… まあ、どんな国だろうと問題はあるからな。一応、君の望む様な人材が居ないか捜して見よう…… 連絡はどの様に?」


「これを…… 俺に用がある時は、この水晶玉に話し掛ければ、俺の国に繋がるぜ。俺の国に繋がるテレビ電話みたいな魔導具だと思ってくれ」


「これが魔導具……」


「今は数が無いから…… 壊すなよ」


「う…… 解った。私が在任中は責任を持とう……」


「ああ、それと……」


 ・

 ・

 ・


「とりあえず…… 駐屯地として、北と西と東に軍事基地を作るかぁ……」


大陸から戻った俺は…… ダンジョン操作で北と西と東に、それぞれに2キロ範囲の倉庫街と最低限の滑走路を作る。


「これで…… それぞれの場所に、大陸から買い付けた戦車と戦闘機を元にしてと…… う~ん、そのままだとつまらないなぁ…… どうせ、魔導具化するんだから…… やっちまうかぁ……(ニヤリ)」


 ・

 ・

 ・


「マスター…… この金属のドラゴン達は…… 何です?」


「うちの防衛軍機の地竜型戦車と翼竜型戦闘機だが?」


「その奥の物は?」


「まだ未完成の災害救援用のレスキューマシンだが?」


「さらに奥の黒い車は?」


「無免の俺専用車のブラックナイト2021だが……」


「マスター…… 全て、ゴーレムなんですが?」


「一応、乗り手が操作出来る様にしたぞ」


「さらに…… このゴーレム達は…… 変形しますね?」


「一応、竜型だしなぁ……」


「他にも…… 機能がありそうですが?」


「男て…… やれるなら、自分だけの物を作りたくなるのさぁ……」


「そうなんですか?」


「そう言うもんだ……」


「そうですか……」


実は…… 地竜型戦車と翼竜型戦闘機は、人型の竜騎士に変形する事と……


レスキューマシンが合体して、巨大ロボットになる事と……


男専用車が…… 戦闘機に変形して、男専用のロボット兵器のコアブロックになる事を…… 黙っていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ