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小笠原諸島とハワイ諸島の中間に…… 独立国家【D(ダンジョン)国】誕生!?


「海だなぁ……」


「海ですねぇ……」


「海にゃあ~♪」


「海だぁー♪」


「海~♪」


「お肌が…… 日焼けが心配だわぁ……」


小笠原諸島とハワイ諸島の中間の海域に…… 男の所有地だった山々が島になって現れた。


「移動の為だけに、マスターの無限収納から上位魔石を50個使用しましたが…… よろしかったのですか?」


「そのくらいなら…… その内にダンジョンで回収出来るだろうし、あの国の政策には良い思いが無いからなぁ…… ダンジョン攻略をする国民を優遇すれば…… ニート問題なども軽減出来んじゃないか?」


「規定の日数や時間の労働と引き換えに、税金の免除と一定額の生活金を支給する事にすれば可能ですかね?」


「マイナンバーカードで出勤日数と支給の管理すれば良いだろうからなぁ…… うちの場合は、ステータスプレートでも作ってやるか?」


「ダンジョンの攻略が主な労働になるでしょうから、国民にステータスプレートは完全支給ですね」


「ちょっと…… 普通に国民とか話しているけど、私達はどうなるの?」


男とコアが今後の話をしていると…… 女子中学生が会話に入って来た。


「お前達は転移系の魔導具渡すから、好きに行き来して良いぞ」


「そうなの?」


「お前と娘ちゃんは、学校などがあるからなぁ…… 成人するまでに決めたら良いんじゃないか?」


「とうぶんは…… この国の国民はマスターと魔王ちゃまと私にエルフ、獣人、ドワーフ、リリパット、土地神、妖怪達だけになりますかね?」


「私もね。さすがに学校の事とかで、娘はしょうがないけど…… 辛い事の方が多かったから、私は此方の国民になりたいわ」


「俺も、あの国のなんでかんでも民営化と時代遅れの三大義務とかには、ウンザリだからなぁ…… 労働が義務だと言うならば、国が教育の義務で学校を用意する様に…… 労働現場を用意するれば良いんだ。そうすれば社会不適合者と失業者の税収が増えるし、国の生活インフラの向上に繋がる気がするんだがなぁ?」


「戦前の感覚で決められたからでしょうね…… 国の為に労働するのは当たり前だと思っているから、国家の重要施設でも安全面を軽視したりするんですよ」


「地震災害の多い国なのに、海沿いに発電所を作ったりしてるしなぁ…… 普通は、津波を警戒するだろうに……」


「そもそも、この世界の最大破壊兵器に使われる放射能物質なる危険物を民間企業に任せている事に、疑問がありますからね」


「そこが平和呆けって奴なんだろう…… 彼方の感覚では信じられん事だが……」


改めて、現世と前世の感覚の違いに…… 男は馴染めないと思うのだった。



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