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殺し屋の血脈
俺の名前は黒坂有栖。一応高校生をやっている。今日も出来の悪いカタブツ教師を全クラスメイトの前で論破したり、他校のチンピラの処理をしたりで退屈しない1日だった。こんなだから、生徒からはそこそこ人気あるけど、教師からの評価はまあお察しだ。でも、これはあくまで高校生としての俺の一面に過ぎない。
実は、俺の両親はその筋では有名な殺し屋で、俺もその家業を継ぐため暗躍しているというワケだ。親は変に真面目で、バイト禁止の校則に従えとでも言うつもりか報酬はゼロなのだけれど。しかしなんでも俺は根っからの殺人者気質らしく、よく目に入ったものをどう使えば武器として扱えるかなんてのを気づいたら考えたりしている。小さい頃もよく虫をバラバラにしてたっけ。ま、ともかくこれはそんな俺のストーリーだ。