春の雨
春の雨、あなたのような雨が降る
段々と雨足早くなる夕刻のスーパー前の駐車場
バラバラバラと雨音響く 車の中で
バラバラバラと雨の音が、
簡単に言わないで、、どれだけ大切だったかわからないって心のドアを叩くんだ、 、
弱かった自分に 守れなかった自分に
あの貰った言葉の贈り物達、、大切だったから
いつも、ギリギリで踏みとどまっていたのにと、
バラバラバラと雨音響く 車の中で
、、弱かった自分に、守れなかった自分に、
「本当は悔しいにきまってるじゃないか」
といいながら やっと心の底から泣けた
だから、やっと、本当にさよならできるよ
この涙を飛ばしたいんだけど、、
白紙のまま 飛んでゆきたい 空へ あなたへ
世界の自由な未来を夢みている目のままで、、
離れていても空は繋がっていているんだねと
いつか誰かに言って貰えるように
そう、言って貰えたら
本当に嬉しいんだよ、
春の雨、あなたのような雨が降る
あなたが流させたから
この涙はあなたに拭って貰わないといけないんだ
その胸ポケットにある
柔らかなさくらいろのガーゼのハンカチで
本当は泣かせてくれたのね
春爛漫に咲けるようにと