アマデューお兄様に構ってもらう日
今日はアマデューがルーヴルナを構う日だ。
ルーヴルナのために一日予定を空けた。
ルーヴルナはアマデューに甘える。
「ルーヴルナ、今日は何して過ごす?」
「アマデューお兄様とお昼寝がしたい!」
ということで、アマデューはルーヴルナとお昼ご飯の後から夕方までお昼寝をした。
ところで、実はアマデューは最近ものすごく頑張っている。
今までは第三王子というある意味気楽な立場で、勉強もそれなりにこなしていたのだが…ルーヴルナが頑張るのを見て、自分も頑張ろうと睡眠時間を削ってまで勉強に力を入れていた。
結果兄達二人に褒めちぎられるほど優秀になったアマデューだが、睡眠不足気味になっていた。
しかしルーヴルナとお昼寝をしたことで、睡眠不足による体の不調はリセットされた。
アマデューは最近頑張りすぎていたなと反省して、睡眠時間はきちんと確保することに決めた。
「今日はありがとう、ルーヴルナ」
「ルナこそ、アマデューお兄様と一緒にお昼寝できて嬉しかったよ!ありがとう、アマデューお兄様!」
「ルーヴルナは良い子だね」
アマデューがルーヴルナの頭を撫でる。
ルーヴルナは幸せそうに笑った。




