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ヴァレリアとアナスタシア  作者: 杉野仁美
第一章 ヴァレリアとアナスタシア
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無事、婚約破棄をされました

ヴァレリア様と体が入れ替わっている事に気付いた理解の早いアナスタシア

早速婚約の事を話しに王子の部屋を訪れる

しかし呆気ない程簡単にアナスタシアの提案は受け入れられてしまった

 王子の部屋を出た私は、テラスから望める広い庭を見ながら思い出していた。


 そういえば一度婚約者候補全員と、王子を囲んで各々の特技を披露する宴があった。


 私は歌を披露したのだけれど、ヴァレリア様は踊りを舞っていた。

 ヴァレリア様のあのしなやかな体を存分に使った肉感的で妖艶な踊りには女の私でも心を奪われた。

他の婚約者候補様達はなんて下品な……。と嘲笑していたけれど……

 レクター王子も特に興味がないようで、お付きの方と談笑されていた。確かにヴァレリア様はお裁縫とか生花は苦手のようでしたが。


 王子も、ヴァレリアお嬢様のいいところをご覧になればいいのに。この健康な体とか......。ハリのある肌とか。お食事時になると必ず鳴る腹時計とか。


 気がつくとエリーが息を切らしながら私のそばに来ていた。


「お、お嬢様どうされたのですか? 王子とは実質禁足だったのによく近づく事ができましたね。すごい勇気ですよ」


(えっ禁足?? どんだけ嫌われてたんだお嬢様.....)


「それにしても、何の御用でわざわざ禁を破ったのですか?」


「あ、婚約破棄にしてもらおうと思いまして、で、たった今婚約破棄を受理されたところですわ!」


「えっ? 何、もう一回言って?」


「そんなわけで私ヴァレリアは、婚約破棄もされた事ですし、ずっと行ってみたかった外に出ようと思いますわ!」


 ヴァレリアはそう言ってガッツポーズを決めた。


アナスタシア(ヴァレリア)様ポテンシャルが高すぎる

相変わらず短いですねすみません。


ここまでお読みくださってありがとうございます。



このお話がいいと思ったら広告の下の☆に点数付けて下さいね!良くないと思ったら☆ゼロを付けて行ってくださいね!

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