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マリアは手を口元に当てて大声を出した!!



「あぁ! そうだったわね!忘れていたわ」



「はぁ忘れてたって、あなたはそれでも隊長ですか!」


「そうよ隊長よ!」


マリアは胸を張って言った!


「威張るなら忘れないでください」



「はいすみません。けどイリスがこれじゃぁぁ巫杜のお世話係がいないし」



「あなたがしたんでしょうが!!!」



「はぅう」



「仕方ありませんね。でしたら 私がしますから マリアは早く行ってください!


あなたが行かないと部下達が永遠に待つことになりますから!」



「それもそうよね。じゃぁ作戦成功の宣言してくるわね。巫杜少し行ってくるわね。

リザ!巫杜の事頼むわね」




「わかりましたから、早く行きなさい!」


「はぁい」


「まったく。

でわ巫杜、私達も広場へ行きましょう。

食事もありますから」


「ありがとう。私もぉお腹ペッコペコだったの」



「それはよかった。口に合うといいんだけど」



(食事!食事よ〜!!!!!

こっちきてから何も食べてなかったから楽しみだわぁぁぁぁ!!!


はっ!!!!けど味とか大丈夫よね?

食べられなかったらどうしょう。

人間もいるんだしきっと大丈夫よね!)



巫杜みことここが広場ですよ」



広場の中央にはマリアの言っていた大きな噴水があり。

兵士達も広場に集まっていた。



「料理はこちらですよ。乾杯前ですが気にせずに召し上がってください」



 私は、なら乾杯まで待ちますと、普段なら言っていたが。空腹が限界だったので、

遠慮せずに食べることにした。



(はぁ。どんなのがあるのかしらねぇ。


先ずはそう!香りよ香り!クンクン!よし!香りは合格バッチリね!!!

はぁ問題は食材よねぇ)



リザは不思議そうに巫杜みことを見ていた。

(あれは何をしているんでしょうか。

食事前の儀式ですかね)



巫杜みことは目を閉じ両手を顔の前で合わせておがむ用に念じ始めた。



(はぁぁぁ!!神様神様この世界に送ったことは絶対恨みませんからぁぁぁ!!!お願いだから!!!

どうかどうかどうかどうか!!!ゲテモノ料理だけはやめてぇぇぇぇぇぇぇ!)



 私は神様にお願いしながら恐る恐る料理をみた。



(あ! 大丈夫そう。キノコ、野菜、豆、魚、味はどうかなぁ)


「ハフハフ!んふぅぅ!! 美味しい!」


(よかったぁこれなら餓死にならないですみそう!!!)



 最初は料理に夢中で気づかなかったけど、安心したらマリアの声が聞こえてきた。



「今回の作戦は無事終了よ!

皆の勇気と協力者巫杜により、作戦は!

戦闘を行わずして1人の負傷者もなく作戦成功したわ!!!


皆! フィール様の導きに感謝しつつ、熊達から奪い返した町!ルーインズフィールで

勝利の美酒をたっぷりと味わいなさい! 乾杯!」「カンパーイ!」




 マリアは話を終えると私に手を振りながら歩いてきた。

私も手を振り返そうとするとマリアは兵士達に囲まれ兵士達と話始めた。

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