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2:バイトを始めました

「準備もあるから、三日後くらいに事務所まで来てもらえるかしら」


 ということで、カフェで頂戴した名刺の住所へ。

 都内。最寄り駅は一路線だけとはいえ、駅からそんなに離れていない。商業地と住宅地の境い目という感じの立地で、駅からの道は夜でも人通りがそれなりにありそう。


 これかな?


 それらしい建物を見つけた。

 戸建てと呼ぶには大きい、小さめのビル。四階建てで、一階はガレージなのかシャッターが降りている。二階の窓はブラインドが見えていかにも事務所風。三階は普通のカーテンが見えるので、住居だろう。四階は広いテラスがあるらしい。何か植物が繁っているのが見えるし、庭の代わりなのかもしれない。

 扉はガレージの右にひとつ。隣の壁には郵便受けと宅配ボックスがある。

 表札には「レイ・コンサルタント」とあり、インターホンはひとつだけ。

 ということは自宅兼事務所なのかな。あの年齢でこの立地にこの建物か……。もともとこの地域の地主なのだろうか。

 改めて時刻を確認。深呼吸して、インターホンを押す。

『はい』

「芦田です。お約束をいただいていると思いますが」

『いらっしゃい。今開けるから、階段を上ってきて』

 鍵が回る音がした。

 オートロックなのか。一階まで降りてくるの面倒ですもんね。

「お邪魔いたします」

 扉を開けると、目の前には階段。左にはガレージにつながっているのだろう引き戸がある。

 さっき開けた扉は、閉まると勝手に鍵がかかった。

 階段は二階で突き当たり。事務所を通らないと上の階にはに行けない作りらしい。

 突き当たりの壁は作り付けの棚になっていて「レイ・コンサルタント」という銀色のプレートが置いてあり、壁には森の中の小さな滝というか沢の流れの写真がかけてある。


 ……のはいいとして。


 棚の扉に貼ってあるこれは一体。

 「封」って書いてあるけど。


 扉を封印してるので「封」は、まぁわかる、ということにしておこう。正直かなりおかしいけど。

 このシールというか、テープの質感。ものすごく馴染みがある。

 これは、大体の事務所に常備されている超ロングセラーのラベルシール作成機の、24ミリ白地に黒字のテープですよね。

 こういう、開けられたらすぐわかるようにする封印は、一般には触るとすぐ破けたり、剥がすと跡が残ったりして貼り直せないものを使うところじゃないでしょうか。

 なぜ丈夫なラベルシール。それもドット粗めの明朝体で「封」の一文字。しかも黒い扉に白テープ。


 これはいったいなに??


 すごく気になる。気にはなるけれど、階段を上るだけなのにあまり時間をかけても不審すぎるので、左手の扉に向かって再度インターホンを押すことにした。

 すると、扉が開いてレイさんが顔を見せた。事務所にいてもばっちりスーツのお姿はいつもながら凛とした美人さん。足元はさすがにヒールではなく室内履きのようだけど。

「いらっしゃい。なんだか物々しい仕様で申し訳ないわね」

 物々しい? ラベルシールの封印が?

「オートロックで閉まるのが、閉じ込められるようだといって、一部身内に不評なのよ」

 あ、一階の玄関。なるほど、そう感じる人もいるかもしれない。

「開けておく訳にもいきませんし、一階まで降りるのも大変ですから、合理的だと思います」

 促されるまま、事務所の中に入る。

「このスリッパを使って」

 靴は脱ぐ仕様らしい。

 事務所の入り口には衝立があって、部屋の中がすぐには見えないようになっていた。

 鉢合わせしたらまずい来客とかもあるだろうからそれはわかる。

 わかります。

 が。

 これはいったい。

 パーテーションではなく紛うことなき「衝立(ついたて)」。木目のある分厚い板で、更にどどーんと波が描いてある。しかも相当な年代物らしい雰囲気。由緒あるお寺とか武家屋敷とかでしか見かけないような、つまりは現代的なオフィスに置こうとはまず思わない代物。どういうセンスなんでしょうか。

「色々と頂き物や預かり物もあって、置いてある物に統一感がないのだけれど、気にしないで頂戴ね」

 頂き物? こういうのって、貰うんですか? 預かるにしたって置場所はもうちょっと……。

 と、思いながら衝立を回り込んで奥を見て。


 うん、なるほど。


 初手で衝立のインパクトを与えておく必要があった。と、理解できた。

 そこは一応、応接用の部屋らしい。

 暗めの色のフローリング。中央のラグにはモダンな革張りのソファとガラスのローテーブル。

 しかし、壁を広く占領する落ち着いた木目の飾棚に並ぶものは……なんでしょうかこれ。

 本人が好きならいいけれど、俗には『いやげもの』と言われそうな感じの、癖の強い品々がずらり。例を挙げれば、ド定番の鮭を咥えた熊の置物、信楽焼の狸、こけし、招き猫、だるま、天狗のお面、今輸入したら法律に引っ掛かりそうな海亀の剥製、などなどなど。しかも、どれもこれも年期が入っていそうだし、存在感が強すぎる。

 実家にこの手の謎の置物が溢れているから、なんとなく懐かしい感じもするのだけれど、しかし部屋の仕様とのギャップが酷すぎて落ち着かない。

 なにがどうなるとこうなるんでしょう。どういう意図で贈ってきたり、預けにきたりするんでしょう。そしてなにより、どうしてそれを大真面目に飾っているんでしょうか。

 ここに並んでいるのがこれなら、表の『封』は、これよりアレな、飾れないものを入れてあるんでしょうか。これを飾れる神経の人が封印するほどのモノ。どんなすごい代物なのか。

「まずは、そこに掛けて」

「失礼いたします」

 ソファに座る。スプリングではなく、張力で支えられているものなので少し硬めだけど、これはなかなか良い座り心地。

 あ、存在が霞んでいるけれど、普通に由緒ありげな香炉や皿や刀といった分かりやすい骨董品も色々あるんですね。

「お手伝いをして貰う件なのだけれど」

「はい」

 まさか流れた?

 ハラハラしながら続きを待つ。

「うちの仕事は扱っているものがちょっと特殊だから、お手伝いとはいえ、誓約書が必要だろうということになって」

 そっちか。びっくりした。

「確かに、お仕事柄、個人情報も法人情報もありますよね」

 コンサルタント業ですもんね。

「……それもあったわね」

 それ『も』、ってなんですか。そこがメインじゃないんですか。

「これが誓約書。よく読んで、気になる点があったら遠慮なく聞いて頂戴。納得がいかなければ、無理はしなくていいから」

「拝見します」

 そんなに変な事が書いてあるんだろうか。

 一読したところは、かなりシンプルな書面。守秘義務に関する項目が多い。

 情報の持ち出し禁止、顧客情報、業務の詳細の口外禁止は理解できる範囲だ。

 唯一気になる点は、ここ。


『不測の事態の際には、雇用主の指示に従うこと。指示に反した場合、安全は保証されない』


 どんな危険があるんでしょうこの事務所。前の会社ではちゃんと反社チェックが通っている相手のはずですが。

「『不測の事態』とは、どういったものが想定されますか?」

「基本的には、就業中の事故かしら。あとは、業務がらみで面倒事が起きた場合、そのときはちょっと黙って奥に隠れていて、といった指示をするからそれに従って欲しいとか」

「その面倒な相手と言いますのは……いわゆる反社会的組織とかであったりは」

「反社会的……?」

 レイさんは首を傾げた。

「ああ、そういう系統ではないわよ。ちょっと、仲裁している揉め事が事務所まで持ち込まれて、物が飛び交ったりして危ないことがあるだけで」

 物が飛び交うって、なに。どんな揉め事なんですか。

「あの、今更ながらにこんなことを伺うのも失礼ですが、御社はどういった分野のコンサルタントをされていらっしゃるのでしょうか」

 我ながらものすごくいまさらだけれど、ここははっきりさせておこう。そう思って聞いてみると、レイさんはしばし考え込んだ。

 え、そこ悩むんですか?

「揉め事の調停とか仲裁、かしら。それも概ね一族の中での」

「一族の中での?」

「一族の中で引き継いできた『古いモノ』がらみの揉め事を扱うことが多いの。だから、顧客も老舗のオーナー企業が多いわね」

 そんな人たちが、他人の事務所で物を投げ合うような大喧嘩をするんですか……。

 となると、人事系かと思ってたけど、主なお仕事は相続とか資産管理の関連なんでしょうか。

「具体的な例をあげると、家訓で『店を移転させてはいけない』とされているけれど、現代ではそうもいかないので、説得して欲しいというものがあるわね」

 あ、それは前の勤め先で聞いたことがある。私が勤める前のことだけど、社屋の移転で相当に揉めたらしい。

「そういう案件の専門家がいらっしゃるんですか」

「古文書とか古美術は得意なの。よくあるのは神様関係かしらね。移転するなら神棚や(ほこら)をどうするか。動かすにも、これはこういう神様だからこの神社にお願いするのがいい、とか、こういう謂われで祀られているからこう移動しましょうとか、記録をもとに説明できるかどうかで説得力が変わるから。私の実家も古い家だからあちこちにツテもあるし」

 癖のある文字の書き起こしとか難しい漢字は得意かって聞かれたのは、そういうことだったんですか。

 思ってたよりすごくレベルが高い文書が出てきそうでちょっと不安。

「もっと分かりやすいところでは、一族に一人はいる『祟りがどうの』とか言い出す人を説得できるだけでとても感謝される、と言えばいいかしら」

 ぱっと、親戚の顔がいくつか脳裏に浮かんだ。

「それはすごくわかります」

 力一杯同意する。

 そんな人が乗り込んで来れば物が飛び交うのも不思議はない。それを説得してもらえるならコンサルタント料を払う価値は十分にある。

「それで、私はあちこちに調査も兼ねて出張していることが多いの。事務所にいるのは不定期になってしまうこともあって、今まで人に来てもらってはいなかったのだけれど、事務仕事を頼んでいた身内が本業で忙しくしているものだから、色々と溜まってしまって」

 なるほど。主不在の事務所に事務員をお留守番させる気はないと。事務所が自宅兼なら仕方がない。

「他に、誓約書で問題はあるかしら?」

「現状では問題ありません」

 すると、レイさんはファイルから新たに書類を取り出した。

「雇用条件はこういったところでいいかしら」

 業務内容は、事務と庶務。要はパソコンでの作業と事務所の掃除とかお使いとかの雑用。労働時間は基本的に一〇時から十八時、休憩一時間。交通費は実費を支給。お時給は……。え、これ本当? その辺の派遣よりいい。ただし、休日不定。実働は週二、三日程度。営業日数が少ないのがネックだ。

「この条件でお手伝いに来てくれるなら、ここに署名をよろしくね。署名だけで十分よ」

 と、ペンを渡された。とてもお高そうな万年筆なんですが、万年筆って他人に貸さない方がいいものでは。貸し出し用がこのランクなんでしょうか。

「新しい仕事の紹介はもちろん考えておくけれど、さっきも言ったように、私の取引先は少し気難しいとか癖がある相手が多いから、それは承知しておいてね」

 紹介の件はちゃんと覚えていただいているようだ。

「わかりました。よろしくお願いいたします」

 契約書と誓約書に署名する。


 書き終わった瞬間――。


 何かが、上手く説明ができないけれど、何か空気が変わった気がした。

 無職無収入回避で落ち着いただけかな? それだけではない気がするけど。



 

 事務所は、表の応接と奥の部屋の二間に、給湯室代わりというには立派なキッチン、洗面所という間取りだった。

 奥の部屋が事務所本体というか書斎で、更に奥の扉から上の階につながるらしい。

 随分厳重というか、火事とかあったら逃げるのが大変そう。建物の裏は見ていないけれど、事務所を通らない裏口があるのだろう。

 書斎は応接よりかなり広くて、壁際に並ぶ本棚には、確かに神社とかお寺関係らしい分厚い本や、大きな字典がずらっと並んでいる。こんなの大学の図書館くらいでしかみたことない。机は、奥にいかにも古典的な「執務机」といった重厚で大きな物がひとつ。入り口近くに普通の事務机サイズのものがサイドテーブル二つ付きでもうひとつ。それぞれにデスクトップPCが据えてある。小さい机の横に複合機。名刺を見た限りでは、FAXも現役だ。

 他には作業台を兼ねていそうなキャスター付きの折り畳み式長机と予備の椅子がある。

「お仕事なのだけど、まずは溜まっている領収書を片付けてもらいたくて」

 と、長机の上の箱を示された。

「とりあえず日付と用途別に整理してもらえるかしら」

 その、A4のコンテナに溢れてるの全部ですか。どれだけの期間溜め込んでいたんですか。そしてどういう取引があると、見るからにバラバラな紙の山が出来るんですか。これ絶対に別な書類が大量に混じってますよね。

 レイさん、もしかしてすごく雑な人なのでは……?

「文房具の類いは、テーブルの下の箱と、小さい机の引き出しや横のキャビネットに入っているはずだから適当に使って。足りないものは、すぐに必要なら近所で買ってきていいし、この先必要と思う物なら注文するからリストにしておいて頂戴」

「わかりました。ええと、『先生』とお呼びした方がよろしいですか?」

 レイさんは「レイ・コンサルタントさん」の略だ。自分も仮にとはいえ事務所の中にいるのなら、呼び方は変えるべき。とはいえ、高嶺さんもなんか違う気がするし、社長というよりは先生だろう。

 そう考えて聞いてみると。

「あなたが前の勤め先で言ってたように、『レイさん』にしておいてくれるかしら」

「事務所のなかにいるので、それもどうかと思ったのですが」

「ある程度の知合いや顧客にはそう呼んでもらっているの。それ以外だと身内が名前呼び捨てなくらいね。名字でも名前でも『さん』付けしてくる人はそれほど親しくないし」

 レイさんをどう呼ぶかで、来客がスクリーニングされるらしい。

「わかりました。では、レイさんと呼ばせて頂きます」

「ただ、もし私のことを『高嶺の娘』と呼ぶモノに事務所の外で遭遇したら、うちの親戚の古い因習がらみの面倒な案件の可能性があるから、他人の振りして逃げていいわよ。というより是非逃げて」

 なんですかそれ。

 もしかしなくてもこの事務所かなりヤバイのでは。でも時給がいいのよね……。このお時給で週五フルタイムなら、前の収入超えるのに。いや、ヤバイから時給が高いのか。でも、ご紹介の可能性も美味しいし……。

「そうなると、芦田さんというのも固いわね」

 いえ、普通では。と思ったけれど、レイさんはかなり悩み顔。

 あの、変な愛称は要りませんからね?

「アシちゃんでいいかしら」

 言外に滲む「アシスタントだし」というニュアンス。

 私がたまたま芦田だっただけで、お手伝いの人はみんな「アシちゃん」な可能性がありそうな感じだ。

「……そうしてください。あと、電話や来客の応対などの必要はありますか?」

「電話は知っての通りだから、取らなくていいわよ」

 そうでした。

 この人は、普通には電話に出ない。基本が留守電で、メッセージをいれ始めると、取れる時には取ってくれる、という特殊な運用をしているらしい。だから、それを知っていないと電話連絡にも苦労する。

「事務所ではスピーカーにしているから、通話中はなるべく静かにお願いね。会話も聞こえるでしょうけど、聞こえなかったことにしておいて。宅配便は基本的に一階のボックスに入れてもらうようにしてあるから、取りにいってもらうことはあるわ。来客は今のところ予定がないけれど、もしあったらお茶をお願いするわね」

「わかりました。では、書類の整理にかかりますね」


 長机を作業台に書類の仕訳にかかる。かさばっているのはやはり、封筒やら別な書類が大量に混ざっているせいだった。

 奥の机では、レイさんが書きもの(手書き)をしながら、時折電話に応対している。漏れるどころかばっちり聞こえるやり取りは、相手がひどく感情的になっていることも多く、無関係な私でも時折びっくりするくらい。でも、泣かれても怒鳴られても脅されてもレイさんは常に平静で穏やかで丁寧な口調と態度を欠片も崩さない。

 このあたりは、レイさんの『出来る女』な見た目のイメージ通りと言える。でも、この乱雑な書類の山を見てしまうと、どうにも残念な。

 これ「面倒だから、それっぽい書類が入ってそうな封筒や紙束は、とりあえずこの箱にまとめて突っ込んでおいた」やつですよね、絶対。

 出張が多いというだけあって、交通費や宿泊費、飲食費が多い。その中に、公共料金明細が入っているのはご愛敬。なんか、金銭感覚が吹っ飛ぶ服飾費も入っていた気がする。どうやらクレジットカード主体の方らしく、これだけ乱雑なのに請求書が混ざっていない点だけは素晴らしい。

「物理的な整理はしましたけど、入力などは必要でしょうか」

 そう問えば。 

「もう終わったの? 」

 と驚きの様子。いえ、この程度のものにそんなに時間はかけられませんし。七割くらい別な紙でしたけど。

「会計ソフトについては、ちょっと聞いていないのよね……」

 こう言ってはなんですが、個人事務所でその辺把握してないってどういうことでしょうか。今まで誰にやってもらってたんですか。

「マニュアルは作っておくと言っていたけれど」

 レイさんは、小さい方の机のデスクトップを起動させた。

「これかしら」

 デスクトップのど真ん中に、「マニュアル」というフォルダがあった。

 事務作業担当者さん。わざわざそこにフォルダを置く方が面倒じゃありませんか?

 開くと、それらしいタイトルのファイルが並んでいた。

 事務作業担当さんは表計算ソフトで文書を作る人らしい。

 しかし。

 『領収書』というファイルを開くと。


『集計できるようにエクセルにまとめといて』


 と、ひと言のみ。

 これはマニュアルって呼びません。表の形式くらい指定してください! 仕訳はどうするんですか!

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