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クロちゃんビル

お盆を過ぎて、残暑が厳しい今日この頃、株式会社クロちゃんの

本社ビル「クロちゃんビル」が完成した。

丸みを帯びたフォルムで、虹色に輝く、お洒落で、近未来的でも

あり、何とも不思議で神秘的な建物である。

20階建てで、留と弟子達が精魂込めて作った、色々な仕掛けがある

らしい。

今日は、落成式で、一階のロビーでは、沢山の人々が

集まっていた。

「わぁ!中も綺麗ね、電球がないのに、暗くないのね。」

クロちゃんが、言うと、

「生体反応で、明るく光るんだ。」

留が言った。

「へえ、凄いのね。

エネルギーは、太陽熱なの?」

クロちゃんが、聞くと、

「太陽熱も使っているけど、龍玉だよ。」

「龍玉まだあったのね。」

「クロちゃんビルを建てるって事で、アマビエ様が

でっかいのを貰って来てくれたんだ。」

「そうなの凄いわね。」

クロちゃんが、言うと、

「ちゃんと、電気も通しているよ、電子レンジとかが、

使えないからね。

電力は、龍玉と、太陽光だから電気代は、かからないいよ。

ちゃんと、普通の電気に合わせているんだ。」

留が言うと、

「留は、凄いのね。」

クロちゃんが感心した。

「ほら、これがエスカレーターで、行きたい階に繋いでくれる。」

目の前に透明のチューブが出てきて、入ると、

上の階まで、自動で連れて行ってくれた。

「これ、外から見ると、空中を歩いているみたいに見えるのよね。」

クロちゃんが、言った。

15階の中央は、大きな龍玉が輝いていた。

「あれが、エネルギー源で、周りは、水神池の水を引いている

から水神様を呼べる。

ここだけ別空間で、広いんだ。」

留が説明した。

「不思議な空間ね。」

「もし、核兵器が飛んで来たらここに、逃げ込むと、

いいよ。

そして、これが、中国がミサイルを撃ってきた時は、

これで、そのミサイルを撃つ。」

「え!ミサイルで、攻撃してくるの!?」

クロちゃんが、驚いていると、

「油断すれば、いつでも襲ってくるよ。

中国にとって、日本は、美味しい国なんだ。」

留は、言った。

「怖いのね。」

クロちゃんが、心配そうに、言うと、

「あの国は、歴史的に、圧制に苦しんだ、民衆が

中央政治を打倒して、統治してきたんだ。

そして、権力を手にすると、独裁者が誕生する。

その繰り返しだよ。」

留は、淡々と言った。

「クロちゃん、俺達が絶対守るから心配するなよ。」

留が言った。

「ありがとう留、でも中国が攻めて来るとか、

大げさになってきて怖いの。」

クロちゃんが言うと、

「クロちゃんが、今まで知らなかっただけだよ。

それに、中国は、段々ヤバい国になってきてるからね。

クロちゃんは、狙われているから気を付けるんだよ。」

みっちゃんは、言った。

「じゃ、もっと上の階に行こうな。」

そして、透明のチューブが出てきて、上の階に進んだ。

広々とした、トレーニングルームだ。

「色々トレーニングの機械があるのね。

あ、売店もあるのね。」

クロちゃんが、言うと、

「アマビエ様の買い食い用だよ、24時間、

おやつと、飲み物を提供しているんだ。」

星明が、言った。

「あ、星明いたの?」

「うん、もうお腹一杯食べたからね。

それからね、あそこにある赤いドアは、開けちゃだめだよ。」

星明が、言った。

「何があるの?」

「うん、危険だからね。」

「怖いもの?妖怪とか、お化けとか、怪物とかを

封印しているの?」

クロちゃんは、恐る恐る言った。

「・・・これは、国家機密だから聞かない方がいいと

思うけど・・・・。」

「国家機密!そんな重要な事!?」

クロちゃんが驚くと、

「・・・でもそう言うと、子供は、興味で見るんだよね。

だから言うけど、あそこは、特別の空間で、有事の時は、

中国の某要人の部屋に繋がっている・・・。」

「何で?」

クロちゃんが聞くと、みっちゃんが、右手の人差し指で

首を斬るジェスチャーをした。

「あ・・・。」

「内緒だよ、封印は、しているけど、何か偶然が重なって

開く事があるかね。」

星明は、言った。

「大丈夫だよ、何をしても守ってあげるから。」

星明は、笑った。

「最後は、最上階だよ。」

みんなに連れて、最上階に行った。

「わあ~ガラス張りで外がよく見えるのね。」

クロちゃんが、言うと、

「ガラスじゃなくて、水神池の水晶を加工した物だよ。

核爆弾が落ちても、壊れない、放射能も通さないよ。」

留が自慢げに言った。

すると、楽しそうな鼻歌を歌いながらアマビエがやって

来た。

「たとえ~嵐が吹こうとも~♪たとえ~大波あれるとも~♪

こぎ出そう~戦いの海へ~♪飛び出そう~戦いの渦へ~♪」

「凄い戦う気満々な歌ね。」

クロちゃんが言うと、

「これは、『ボルテスV』というアニメソングでな

好戦的な歌詞と、歌で気に入っている。」

アマビエが言うと、

「フィリピンで放映禁止になった、有名なアニメですよね。」

星明が、言った。

「放映禁止?何で?」

「当時のフィリピンはマルコス独裁政権だったんだ。

内容は、ボアザン星人が地球征服に来て、ボルテスVと

いう地球の合体ロボットが戦って勝つ話なんだけど。

主人公達の父親の司令官が、前国王の謀殺された王子で、

主人公達が乗り込んだ、悪の本拠地で、それを知った民衆が、

主人公と一緒に、悪政の王を打倒すという話ですよね。」

「凄い話・・・。」

「で、マルコス政権は、打倒された後は、第二国家の扱いで

よく歌われているらしいよ。」

星明が、言うと、

「中国でも流行らせて、是非、民衆に奮起して欲しい

もんだ。」

アマビエは、言った。

「相変らず、恐ろしい事をサラリと言いますね。」

「我は神だ!たかが人間!うっとうしかったら

叩き潰す!」

アマビエは、言った。

「それで、気が付いたら戦闘基地が出来たの?

・・・段々話が大げさになってきて、クロちゃん

頭が痛いわ。」

クロちゃんは、呟いた。

・・・思えば、周りは、好戦的な連中ばかりだ。

「クロちゃん、このビルは、ただの商業ビルだよ、

もしもの時の備えをしているだけだから

何も心配しなくていいよ。」

星明は、頭を撫でた。

・・・つまり、もしもが、あるという事じゃ・・・。

「そうそう、何かあれば、我が粉砕してやる!」

・・・アマビエ様に関わって、段々物騒な展開になって

来たような気がする。

「じゃ、そろそろ下に戻ろう。」

みっちゃんは、言った。


一階のロビーでは、式典に招待された沢山の人々が

集まって来た。

皆、立食の食事を食べていた。

そこへ、クロちゃん達が現れたので、大歓声である。

「じゃ、我らは、祝いの踊りを踊ろう!」

アマビエの掛け声で、クロちゃん、みっちゃんも

楽し気に踊り始めた。

クロちゃん達が、打ち出の小槌を振る度に、バッサバッサと

札束が出て来た。

「ドンドン中国の株価が下がって、日本の株価があがるぞ。」

セヒが、スマホを見ながら言った。

「『中国貧乏音頭』ですね、中国に知れたら

大変ですね~。」

ちょこが愉快そうに言った。

すると、ド!ドド~ン!大きな音がした!

クロちゃんは、慌てて、外に出た。

ビルの入り口で、妖怪が何匹も倒れていた。

「なんなの?この妖怪達は?」

クロちゃんが、言うと、

「中国妖怪か、神の手下だな、この『クロちゃんビル』の

防衛能力を確認しにきたんだろう。」

アマビエは、言った。

「おい!こいつらは、拷問にかけて、依頼主を吐かせろ。」

アマビエは、言った。

「拷問するの?」

クロちゃんが心配そうに聞くと、

「当たり前だ!死人が出てからじゃ遅いぞ。」

すると、クロちゃんビルの天井が開いて、ビーム砲が

出て来て、遠くに発射した。

「あれ!何!」

クロちゃんが驚くと、

「某国のノーコンミサイルが、また発射されたらしいな。

念の為の迎撃システムだ。」

留が言うと、興味深々で、大絶賛している

おじさん達が、いた。

パパと、話し込んでいる。

「政府関係者だな。

おい!パパ!迎撃料をもらえよ!」

アマビエは、叫んだ。

「あ、はい、勿論です!」

パパはそう答えて、政府関係者と交渉し出した。

アマビエは、ニンマリ笑った。

「さ、楽しい、拷問の時間だ~♪

R15禁だけど、クロちゃんも来るか?」

「いいわ、夢に出てきそう。」

クロちゃんは、そう言って、クロちゃん神社へ

向かった。

クロちゃん神社は、相変らず沢山の人出だったが、

中国人達が先を争って、有り金をお賽銭箱に入れている。

・・・さっき踊った、『中国貧乏音頭』のせいだろうか?

「人が増えると、よその妖怪や神様が解り難くなるね。」

みっちゃんが言った。

「でも、クロちゃん神社の妖怪が、結界はったり、見張って

いるのに、わからないのは、厄介ね。」

クロちゃんが、言うと、

「抜け道でも作られているのかな?」

みっちゃんは、考え込んだ。

すると、スーッと、女の人が向こうを通り過ぎた。

「みっちゃん、あの女の人、変じゃなかった?」

「うん、後をつけてみよう。」

二人は、女の人の後を追った。


女の人は、クロちゃんビルの裏にまわると、周りに、

お皿ぐらいの紙をばら蒔き始めた。

すると、その紙の中から妖怪が次々と出て来た。

「さっきの妖怪!お前の仕業!」

みっちゃんが叫んだ!

「しまった!見られたか!」

女は、逃げながら紙をばら蒔いた。

その中から妖怪が、ドンドン出て来る。

みっちゃんは、その女を追いかけた、出て来た妖怪達は、

クロちゃんビルに、向かった。

「クロちゃんは、みんなに、知らせて!」

みっちゃんは、叫んだ!

「わかった!」

クロちゃんは、クロちゃんビルの方へ、走り出したが、

妖怪達は、次々に、クロちゃんに襲い掛かって来た!

「わあ~!こっちに来る!」

クロちゃんは、打ち出の小槌を持って、構えた。

「必殺!桜吹雪!」

桜吹雪が、妖怪を飲み込んで行った。

・・・あれ?結構弱い?

「クロちゃん、大丈夫?」

天鯉23号が駆け寄って来た。

「うん、大丈夫、こいつら、結構弱いわ。」

クロちゃんは、倒した妖怪を見て言った。

「みっちゃんが、あの丸い紙をばら蒔いた、女を追って

言ったの、みんなに知らせてて、頼まれたの。」

そう言っている間にも、丸い紙から妖怪が、ドンドン

出て来る。

それを、平癒マンや天鯉部隊や、クロちゃん神社の妖怪

が、叩いている。

・・・まるで、もぐら叩き状態だわ。

「弱くても、こううじゃうじゃ出てくると危ない、

クロちゃんは、クロちゃんビルに避難した方がいいよ、

ここは、俺達に任せて。」

そう言って、天鯉23号は、クロちゃんを連れて、

クロちゃんビルに向かった。


クロちゃんビルの前で、沢山の妖怪が、闘っていた。

・・・でも、あんまり強くない?

妖怪達を避けながら、天鯉23号は、クロちゃんを連れて

クロちゃんビルに入った。


「あ、クロちゃん、大丈夫だったか?」

アマビエが、言うと、

「大丈夫よ、クロちゃんの命を狙っている訳じゃないみたい。」

クロちゃんが言うと、

「このクロちゃんビルの戦闘能力を探りにきたのかもな。

今、捕まえた手下を拷問して、聞き出させている。」

星明が言うと、

「ならば、このクロちゃんビルの恐ろしさを

見せてやるまで。」

アマビエが不敵に笑った。

すると、天井からすーっとコントローラーと、透明な的が

降りて来た。

「おい!誰があれを一番仕留めるか競争だ!

クロちゃん、シューティングゲーム好きだろう?」

アマビエは、的に写った、妖怪をバンバン打ち出した。

「あ、シューティングゲーム、リアルの?」

クロちゃんが、驚いている横で、物凄い勢いで、

みっちゃん、星明、留、親方、パパ、おばあちゃんが

撃っている、みんな慣れたもんだ。

パパ、おばあちゃん、凄い!二人共慣れたもんだ。

が、アマビエは、圧倒的な強さを誇り、瞬く間に

妖怪を撃破していった。

周りは、拍手喝采である、特に外人は、大興奮である。

「凄いわ。」

クロちゃんは、驚いて、ふと隣のみっちゃんに、

「あ、みっちゃん、あの女の人捕まったの?」

「うん、捕まえた、ただの人間だったよ、操られ

て、あの紙をばら蒔かされていたんだ。

他にもばら蒔いているヤツが、いるかもしれない。」

「え!大変じゃない!」

「今、クロちゃん神社の妖怪、総がかりで、怪しい奴

を捜して、あの紙を回収させてるよ。」

みっちゃんは、言った。

すると、突如クロちゃんビルの前にドローンが近づいて来た。

バーン!

留が、撃ち落とすと、ドローンからパラシュートが落ちて

広がり、中からトラックぐらいの妖怪が出て来た。

「なに!妖怪が出て来た!」

すると、クロちゃんビルから巨大な手が出て、ぬーっと

伸びた、そして、その妖怪を叩いて攻撃し出した。

しかも、物凄い速さである!

「なんかゴキブリ追っかけているみたい。」

クロちゃんが、つぶやくと、妖怪は、隅に追いやられ、

気が付くと、足元のネバネバに捕まっていた。

パ~ン!巨大な手に、挟まれて潰れてしまった。

・・・え!(゜o゜;

「妖怪ホイホイだ。」

留は、嬉しそうに言った。

「クロちゃん、俺、色々と仕込んでいるんだ!」

留は、ワクワクしている。

「あんまり、留、派手にするなよ、庭をかたずけるのが

大変だ、」

星明が言った。

すると、外に、禍々しい渦が現れた、中から一人の

痩せた男が出てきた。

「なんだ、あの男、凄い妖力だ。」

星明は、言った。

「これが、クロちゃんビルか、ふざけたビルだな。」

男が、気味悪く笑った。

「おい、クロ!これを見ろ!」

すると、

「兄ちゃ!」

男の手には、クラリスが捕まっていた。

「クラリス!」

クロちゃん達は、阿鼻叫喚だ。

「今、ママが、クラリスが誘拐されたと、電話があった。」

パパが心配そうに言った。

「おい、クロ!こっちに出て来い!」

男は、言った。

「わかったわ!」

クロちゃんが、出て行こうと、すると、

「クロちゃん、パパが交渉するよ。

危ないからクロちゃんは、ここにいるんだよ。」

パパが、そう言うと、

「パパ、クロちゃんが行かないと、駄目だと思うわ。」

クロちゃんが言うと、

「でも、クロちゃん、危ないよ。」

パパが心配そうに言った。

クロちゃんは、振り向いて、

「みっちゃんと、アマビエ様、一緒に行って欲しいの。」

クロちゃんは、言った。

「もちろんだよ、クロちゃん。」

みっちゃんが、言うと、

「我は、行かない。」

「え~!そんな~。」

クロちゃんが言うと、

「アイツは、たいした事ない、あのくらいお前らで

かたずけろ!

お前らは、下っ端だが、福の神だろう?どうにかしろ。

我は、ちょっと、周りの様子を探ってくる。」

そう言って、アマビエは、行ってしまった。

「アマビエ様・・・。」

クロちゃんが、心細そうに言うと、

「みっちゃんが、いるから大丈夫!

それに、アマビエ様は、ああいう方だけど、

やる事は、やる方だから何か考えがあるんだよ。」

みっちゃんが、肩をポンと叩いて笑った。

「うん、そうね。」

クロちゃんも言った。

「クロちゃん、俺もここからいつでも援護射撃してやるよ。」

留が、言った。

「うん、みんなお願いね。」

クロちゃんは、言った。


クロちゃんビルの外庭で、妖怪に捕まったクラリスが、

ギャン泣きしていた。

周りには、手下の妖怪が、何人もいた。

「くそ、煩いガキめ!」

男は、怒鳴った。

「びー!!」

クラリスは、益々泣いた。

「来たわよ!クラリスを返して!」

クロちゃんは、怒鳴った。

「来たな、クロ!」

「何で、こんな事をするの!」

「お前のせいで、中国人が苦しんでいる!

お前が手下を使い、中国海軍の空母を何隻も天安門に、

ばら蒔いた!それを回収するのにも莫大な経費が

かかった!

ウイグル族を大量に逃したり、香港で人々を先導して、

人心を惑わした!

それが、重なり、中国は、株価が大暴落して、中国人は、

貧困に、喘いでいる!」

いきなり怒鳴りつけられて、クロちゃんは、驚いた。

「知らなかった・・・そんな事になっているなんて・・・。」

躊躇しているクロちゃんに、男は、更に責め立てる。

「我らが、苦しんでいるのに、何だ!このクロちゃん神社の

賑わいは!中国人がバカスカと、金を落として行く!?

何をした!」

物凄い勢いで、責め立てる。

「自業自得だよ!それに、それは、全部、アマビエ様の仕業だよ!」

みっちゃんが、怒鳴った。

「中国経済が傾いたのは、無計画に、それいけドンドン

で、全てやってるからだよ!

中国が、無計画に公害対策もせず、工場をバンバン建てて、

生産するから大気汚染で、マスクが離せない。

無計画に、田畑を潰して、マンション建てる!

しかも売れないから不動産は、暴落する。

同じ理由で、畜産農家の土地にもマンションに

しかも、建物は、期日に合わせるのが優先の手抜き工事で、

事故が多発してるよね!

ブタとかの生産も減って、食糧不足が懸念されている!

牛のゲップが地球温暖化を進めていると、言われているのに

牛が美味しいのを世界旅行で、知って、ドンドン牛を育てる!

同じ理由で、マグロ等の魚を乱獲するから漁獲量が減った!

後先考えない政策で、こんなになった!

そして!中国風邪の大流行!世界中、病に苦しみ、

経済は、落ち込む!どうしてくれるの!

クロちゃんのせいじゃないだろう!」

みっちゃんは、怒鳴った。

「あ、そうなんだ、良かった。」

クロちゃんが呟くと、

「ぐ!だがな!さっき中国人が、財布の中身を全部、賽銭箱に、

入れてたぞ!あれは、お前の仕業だ!

そうだ!このガキの腕をもぎ取って、くれてやる!」

「いや~~~!!!」

「クラリス!」

男が、クラリスの手をへし折ろうとした時、

一斉に、男と、妖怪の手下に、コケシと二ポポ人形が

襲いかかった!

「わあ~~~!なんなんだ!こいつら~~!」

男が、パニクっているその隙に、黄色い影が現れ、

クラリスを助けた、たろべえである。

「クラリスちゃん、大丈夫?」

「たろべえ!び~!」

クラリスは、たろべえに、抱き付いた。

「良かった、じゃ、クロちゃんも行くわ!」

クロちゃんは、男をしたたかに打ち出の小槌で、叩いた!

みっちゃんは、スラリと、抜いた刀で、胴を真っ二つに

たたっ切った!

「思いの外弱かったね、コイツ。」

みっちゃんが言うと、

「お~い!かたずいたか?」

アマビエがやって来た。

「あ、アマビエ様、何かいた?」

「いや、何もいなかったな、親玉が隠れて指示して

いると、思ったが?」

アマビエは、考え込んだ。

すると、

「大変だ!今、海カッパから連絡があって、海保の船が、

いきなり空に浮いて、日本に、向かって来ているらしいよ。」

留が、走って来た。

「あ~、こっちは、陽動だったか。」

「何で、そんな事するのかしら?」

クロちゃんが、言うと、

「力の誇示と、嫌がらせだ、天安門に中国の空母を置いた

から仕返しだろう。しょぼいけどな。

恐らく、国会議事堂あたりに、ド~ンと置くつもりだろう。」

アマビエは、そう言うと、急いで、クロちゃんビルへ向かった。


「どういう状況だ!」

クロちゃんビルにつくと、アマビエが、怒鳴った。

「あ、アマビエ様、今、海保の船が、空を浮いて、日本へ

向かってます、行先は、方向からして、国会議事堂

みたいです。」

星明は、言った。

「よし!じゃ、みんな行くぞ!」

アマビエが叫んだ!

アマビエは、くるりと、パパの方を振り向いて、

「あ、パパ!今からあれを止めるから料金を取れよ!」

アマビエは、叫んだ。

「あ、はい!」

パパは、叫んだ。

そして、クロちゃん達は、上の階へ向かった。


部屋に入ると、桜色の美しい龍が蠢いていた。

「新型の龍の戦車桜龍丸(オウリュウマル)だ!動力は、

桜の大樹の神様から貰った、桜玉だ。」

留が言うと、

「綺麗な龍ね。」

キラキラ光る鱗、優雅なシルエット、今までの龍の戦車の中で、

一番優美である。

「これが、クロちゃんの旗艦だ。」

アマビエが言った。

「我は、馬龍に乗る、みんなは、これに乗って、ついて来い!」

そう言うと、アマビエは、馬龍に飛び乗った、

すると、サーッと、天井が開き、馬龍は、飛んで行った。

「さ、クロちゃん、乗ろう。」

みっちゃんが、言った。

「うん。」

クロちゃん達は、次々と、桜龍丸に乗り込んだ。

桜龍丸は、飛び出した。


優雅に空を飛ぶ姿は、とても優美だった、後ろから

2台の龍の戦車がついてくる。

暫く行くと、アマビエは、止まった。

「アマビエ様、どうしたの?」

クロちゃんが言うと、

「ここで、食い止める、陸に上がる前に食い止める。」

アマビエの声は、直接、頭に響いた。

すると、海の方から海保の船が、空に浮いて、こっちに

向かっている、周りに沢山の妖怪!

戦闘機も攻撃しているが、きいていないようだ。

「みんな!突撃!」

アマビエの号令が頭の中に、直接響いた。

戦闘に、ひと際、邪悪な妖怪がいる。

クロちゃん達が近づくと、妖怪達は、一斉に襲いかかって来た!

アマビエは、刀をスラリと、抜いて、一振り!

「アマビエホワールウィンドゥ!」

鋭い風の攻撃が中国妖怪を襲う!

桜龍丸は、口から花吹雪を出し、下っ端妖怪を巻き上げて、

吹っ飛ばした!

後から来た龍の戦車は、口からウォーターガンを撃ち、

攻撃した!

すると、巨大な妖怪が何匹も襲いかかって来た!

桜龍丸にも飛び移り、バンバン叩いてきた!

アマビエは、襲いかかる妖怪をバッサバッサと、切り裂いた!

そして、ひと際、邪悪な妖怪に切りかかると、

その妖怪は、アマビエを弾き飛ばした。

「おい!いいのか?今頃、クロちゃん神社には、

最悪の中国風邪のウイルスがばら撒かれているぞ!

わっはは!!」

妖怪は、高笑いをした。

「何!こいつらの目的は、それか!

クロちゃん、ここは、我に任せて、桜龍丸は、

すぐクロちゃん神社にもどって、平癒マン達と、阻止しろ!」

アマビエは、怒鳴った。

「わかったわ!留!クロちゃん神社へ向かって!」

「ラジャー!」

留は、叫んだ。


その頃、クロちゃん神社の上空には、禍々しい

雲が広がっていた。

その雲の上には、沢山の妖怪が蠢いていた。

そこへ、クロちゃんを乗せた桜龍丸が現れた。

「中国風邪のウイルスは、ばら蒔かせないわ!」

クロちゃんが、叫んだ!

「お!クロか!」

ひと際大きな禍々しい妖怪が近づいて来た。

「我が名は、臣苦乱(オミクロン)!これが最悪の中国風邪!

感染力は、今までの3倍だ!恐ろしい速さで感染する!」

臣苦乱は、高らかに言った。

「感染力が3倍!大変だわ!絶対止めないと。」

クロちゃんが言うと、

「それは、中国で試したのか?」

セヒは、聞いた。

「ああ!みんな恐ろしい感染力で苦しんでいた!」

臣苦乱は、自慢げに言った。

「ワクチン接種した人は、重症化したのか?」

セヒは、つづけた。

「あ?もちろんだ!」

臣苦乱が怒鳴ると、

「それ、接種ワクチンは、中国製だろう?

発展途上国が、効かない!ドクロマークを付けとけと

文句言ってたワクチンだろう?」

セヒが言うと、

「煩い!今からばら蒔いて、結果を見てやる!」

臣苦乱の手下達が、ウイルスを上空からばら蒔き始めた。

「行け!ドラゴンファイアー!」

留は、叫んだ!桜龍丸の口から炎が噴き出し、臣苦乱を

襲った!が、臣苦乱は、さらりと、避けてしまった。

桜龍丸は、何発もドラゴンファイアーを繰り出すが、

臣苦乱の手下を焼くだけで、臣苦乱には、当たらない!

「あああ!最悪の中国風邪のウイルスが、ドンドン

下に落ちて行くわ。」

クロちゃんは、下を見て、心配そうに言った。

ど~ん!臣苦乱は、攻撃してくる!

「ウォーターガン!」

巨大な水鉄砲が臣苦乱達を襲う!臣苦乱の手下は、

バラバラと、落下していった。

臣苦乱は、ケロリとしている。

「何で奴なの!?こんなに攻撃しているのに、全然きかないわ。」

・・・どうしたらいいの・・・。

すると、いきなり、沢山の緑の影が現れた。

「天知る! 地知る! 人が知る!! 病を払えと俺を呼ぶ……!!

俺の名は平癒マン!病を祓う為に生まれた!」

平癒マン達は、頭のスプレーで、臣苦乱攻撃を始めた!

臣苦乱アースジェットをスプレーされたゴキブリの

ように、転げ回った。

「凄い!平癒マン達!」

だが、臣苦乱は、なかなかしぶとく、平癒マン達は、

一人、また一人と、力付きて、落下していった。

「平癒マン達!」

クロちゃんが、驚いていると、

沢山の天鯉部隊が臣苦乱に、襲い掛かって行った!

沢山の天鯉達は、弾き飛ばされようとも、

果敢に、闘っている。

桜龍丸も鋭い爪で、臣苦乱を攻撃!

硬い尻尾で、したたかに、臣苦乱をぶっ叩いた!

それでもしぶとく、臣苦乱は、大立ち回りをして、

天鯉部隊と、桜龍丸に反撃した。

「な、何て強さなの!?」

クロちゃんが、驚いていると、

「クロちゃん、あいつ平癒マン達の攻撃に苦しんで

いたよな。

と、いう事は、中国風邪を祓う舞が効くかもしれない!

みんなで踊るぞ!」

セヒが叫んだ!

「足元は、不安定だけど、みんなで踊ろう。」

みっちゃんが、頷いた。

「うん、じゃみんな!踊れる人は、踊るわよ!」

クロちゃん達は、中国風邪を祓う舞を舞い始めた。

すると、臣苦乱が苦しみ始めた。

「あ、苦しんでいる!?効くんだ。」

クロちゃんは、驚いていると、

鬼の形相で、臣苦乱が巨大化して、桜龍丸をぶっ叩いた!

「きゃあああ~!」

桜龍丸は、真っ逆さまに、落下した。

ず~ん!

・・・止まった?

下を見ると、馬龍に跨った、アマビエが桜龍丸を片手で掴んで

止めていた。

「おい!お前らしっかりしろ!」

アマビエの怒号が響く!

「アマビエ様!」

「待たせたな!真打登場だ!」

アマビエは、不敵に笑った。

「あの妖怪倒したの?」

「ああ!雑魚妖怪も海造達が、かたずけた。

海保の船も海に降ろしてやった。」

バックには、沢山の龍の戦車。

「クロちゃん、やっと結界が解けたんで、駆け付けました。」

海造が叫んだ。

「おい!貴様覚悟は、いいな!

アマビエ・トリプルウォーターガン!」

アマビエの連続技がさく裂した!

その間に、龍の戦車と、クロちゃん達は、雑魚妖怪を

やっけた。

「アマビエ・トリプルファイアー!」

綺麗に焼いて、アマビエは、高らかに笑った。

「よし、次は、下の人々の救済だ、いくぞ!皆!」

アマビエの号令で、皆下に降り立った。

地上は、新株の中国風邪がばら撒かれて、大変だった。

中国人が苦しそうに、うめいている、他は、そこまで

ないような。

「何で、中国人が苦しそうなのかしら?」

クロちゃんが言うと、

「中国人は、効かないと有名な中国ワクチンしか接種

してないんで、ワクチン効果がないんだ。

アマビエは、言った。

でも平癒マン達がいるか大丈夫・・・え!エエエエ!

見ると、平癒マン達が、シワ皺に干からびている。

「さっきから妖力で、刺激を与えているが、反応が

ないんだ。」

歳さんが困ったように言った。

「おい!天鯉部隊!平癒マン達を回収、ついて来い!」

アマビエは、言った。


クロちゃん神社の裏のカッパ池に来ると、

「吾作、ちょっと借りるぞ。」

ボチャ~ン!ボチャ~ン!ボチャ~ン!

そう言って、平癒マン達をカッパ池に投げ込んだ。

平癒マン達は、みるみるうちに元に戻っていった。

「さっきの戦いで、体中の水分を出し切ったんだ。」

アマビエは、言った。

「まるで、干物を戻しているみたいね。

みんなカラカラになるまで、ありがとう。」

クロちゃんは、平癒マン達に、言った。

「さ、中国風邪の新株の陽性者の治と、救助へ

行ってくれ!頼むぞ!平癒マン達!」

アマビエは、叫んだ。


クロちゃん神社では、閉鎖隔離をしていた。

歳さんは、天鯉部隊に、患者を集めさせて、

クロちゃんの水を飲ませていた。

「歳さ~ん!あ、クロちゃん!平癒マン達は、復活

したな!

すぐ、ワクチンを生成して、患者に接種してくれ!」

平癒マン達は、次々と、口から管を出し、感染者の鼻

へワクチンを吹きかけた。

すると、患者達は、次第に元気になっていった。

そして、ペンペン号が、次々と、神威病院へ運んで、行った。

全部運び終わると、

「私は、神威病院へ行って、感染者の治療をしに行くよ。」

そう言って、歳さんは、神威病院へ行ってしまった。

「では、ここで、中国風邪を祓う舞を舞うぞ!」

アマビエが言った。

「黒い靄が大陸よりやって来た~♪中国風邪は~♪

人々は、病み~♪苦しみ~♪死んでゆく~♪

祓いたまえ清めたまえ~♪中国風邪~♪大和の国より

消えたまえ~♪邪悪な病は消えたまえ~♪清き風~

戻りたまえ~♪」

クロちゃん達が優雅に舞始めた。

皆最初ガニ股で、ノッシノシと、舞い悪い病を踊り

次第に優しい顔をして、軽やかに舞始める。

すると、ウィルスが無くなって、みんな元気に動きだした。

「大変だったわね、クロちゃんビルへ戻ろう。」

「うん。」

そう言って、クロちゃん達は、クロちゃんビルへ戻った。

クロちゃんビルでは、沢山の人が歓喜で迎えた。

「クロちゃん、よく頑張ったね。」

そう言って、パパは、抱きしめた。


翌日、クロちゃんビルの最上階の社長室で、クロちゃんは、

アマビエと、パパと、おばあちゃんと、おやつを食べていた。

洋菓子シャルルのマスカットのケーキは、見た目も

涼やかで、美味しかった。

ふわふわのスポンジの上に、マスカットムース、

マスカットの実入りのゼリーが舌を癒した。

「昨日は、結果的に、いいプレゼンになりました。

マスク草も消毒草も沢山契約できました。

これもアマビエ様のおかげです。」

パパは、機嫌よく言った。

「そうか、我に感謝しろ。」

アマビエは、マスカットのケーキを軽く3個たいらげた。

「昨日、各国の代表の方が、平癒マンをレンタルしたい

と、言ってきてるんだ。」

パパが言うと、

「あ、中国風邪の対策ね。」

「そう、で、あの中に中国人もいて、流石に、

いつ有事になるかわからないから断わったんだ。」

パパが言うと、

「何でだ?」

アマビエが言った。

「だって、戦争になるかもしれないんですよ。

そうじゃなくても、アマビエ様達が中国の船を天安門に

置いたりしているし。」

パパが言うと、

「お前、馬鹿か?

平癒マン達に、中国風邪のワクチンを接種させといて、

有事の時は、平癒マン達に、新種の中国風邪を

ばら蒔かせて、中国を混乱させればいいだろう?」

アマビエは、言った。

「え・・・今さらりと、恐ろしい事を言ったわね。」

クロちゃんが、驚いていると、

「でも、平癒マン達がワクチンを接種したら中国風邪に

感染しないんじゃないかしら?」

おばあちゃんが言うと、

「平癒マンは、中国風邪のウィルスの情報があるから

今までのワクチン効果がなく、中国人だけ感染する

ワクチンを生成する事が出来る。」

「え!えええええ!」

「それを軍の近くで、ばら蒔かせる!

何、軍の管理が悪くて、生物兵器が漏れたと、

言う事になりから大丈夫!

なんせ日頃の行いが悪いからな。」

「え!」

「それに、平癒マン達、基本、あいつらは、力の強い妖怪だ!

自分達の都合のいいように、姿を消す事も、機械に反応

しなくなるのも可能だ。

最強の工作員にもなる訳だ!」

アマビエは、ニンマリ笑った。

「平癒マン達は、病を祓う者だもの

そんな恐ろしい事をする訳ないわ、ね、パパ。」

クロちゃんが、言うと、

「そうなんですか!?それは、凄い!

早速、平癒マン達を中国に、派遣しましょう。」

パパが嬉しそうに、言った、ノリ気満々である。

「え!パパ、いいの?ねえ・・・。

沢山の関係のない中国人が苦しむのよ。」

クロちゃんが心配そうに言った。

「侵略しに来なければ、そんな事は、しないよ。

中国風邪のせいで、世界中の人も、パパの国の人も

沢山感染して、死んだり、重症化して、苦しんだんだよ。

自業自得と思うよ。」

パパは、言った、流石強気のアメリカ人である。

「クロちゃん、大丈夫よ、中国風邪が蔓延したら

料金取って、平癒マン達に、ワクチンを打たせればいいわ。

中国がばら撒いた中国風邪のワクチンを

中国が、恩着せ着せ各国に売りつけたみたいにね。

しかも、そのワクチン効かないし、

いいんじゃない。」

おばあちゃんが言った。

「それでも減らなきゃ我らが、恩着せ着せ

中国風邪を祓う舞を舞う!」

アマビエが高らかに言った。

その声は、妙に、心打たれて、安心しするものがあった。

「アマビエ様、ありがとう。」

「中国風邪を祓う舞を舞うは、天安門にしよう!」

アマビエは、言った。

「え!」

クロちゃん達が、驚いていると、

「そうすると、今までの恨みで、強い中国妖怪や、神が

襲ってくる!

強い妖怪を倒して、我の力とする!

いつでもど~んとこいだ!」

そして、アマビエは、陽気に、歌い出した。

「たとえ 嵐が吹こうとも~♪

たとえ 大波荒れるとも~♪

漕ぎ出そう 戦いの海へ~♪

飛び込もう 戦いの渦へ~♪

見つめ合う 瞳と瞳~♪

温もりを信じあう 沢山の仲間~♪

アマビエ様に 全てをかけて~♪

やるぞ 力のつきるまで~♪

世界の夜明けは もう近い~♪」

・・・なんか戦う気満々なのが気になるけど。

すると、ドアが開いて、又べえが入って来た。

「ばあちゃん、パパ、花を持って来た、飾ってくれ。」

手に持った、花を渡した。

「まあ、綺麗!ありがとうね、又ちゃん。」

おばあちゃんがお礼を言うと、

「いいって事よ、これぐらい。

それにしてもワクチン草や、平癒マンが、頑張っても

中国風邪は、なくならないな。」

又べえが、言うと、

「ワクチンが出来ても接種しない人もいるし、

自宅で治療で出来る飲み薬ができないと、難しいと

思うよ。」

パパが、言うと、

「じゃ、飲みぐすり草を咲かすか?」

「その手があったわね!

又ちゃん、保存ができるように錠剤にできる?」

おばあちゃんが、聞いた。

「たぶん、出来ると思うぞ。」

「大急ぎで、作ってくれ!」

「じゃ、私は、歳さん呼んで、治験の準備をするわ。」

パパと、おばあちゃんは、又べえを引っ張って

出て行った。

「中国風邪の収束の糸口が見えてきたな。」

アマビエは、言った。

「良かったわ。」

クロちゃんが、言うと、

「ま、中国風邪の飲み薬が、効かないウィルスを

平癒マン達に作らせるまでだが。」

「まだ、物騒な事を考えているの?」

「仕方ないだろう?征服されないし、戦争はしたくない

だろう?

侵略してきたら新株の中国風邪を流行らせる!

そして、恩着せ着せ、高く治療薬を売りつけるだけだ。

これで、丸く収まる!

それでも侵略しに来たら、打倒す!」

アマビエは、ドヤ顔で、言った。

「たとえ 嵐が吹こうとも~♪

たとえ 大波荒れるとも~♪

漕ぎ出そう 戦いの海へ~♪

飛び込もう 戦いの渦へ~♪

見つめ合う 瞳と瞳~♪

温もりを信じあう 沢山の仲間~♪

アマビエ様に 全てをかけて~♪

やるぞ 力のつきるまで~♪

中国風邪の収束は もう近い~♪」

高らかに歌うアマビエを見ながら、凄いな。

と、呆然と、見ているクロちゃんだった。


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