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母の日

若葉の緑が、すがすがしく感じられる今日この頃、クロちゃんと

みっちゃんは、お庭でカーネーションの手入れをしていた。

「もうすぐ母の日ね、ママにプレゼントするの。」

開きかけたカーネーションを見て、クロちゃんが目を細めた。

モンシロチョウがヒラヒラと、飛んでいて、可愛いわv

と、思っていると、カーネーションの花からおしべがシュル~ン

と伸びて、モンシロチョウを捕まえて、パックンと食べてしまった。

「・・・これ、時々又べえがお世話してくれていたからかしら

・・・。」

クロちゃんが言うと、

「ママは気にしないし、『虫とってくれて助かるわ』って、

喜ぶよ。」

みっちゃんは、笑った。

「そうね、きっと喜ぶわ。」

クロちゃんは、笑った。

「クロちゃん、おやつだよ。」

たろべえが、クラリスを肩車してやって来た。

たろべえは、最近舞台に立っていない。

星明が、ミニオンは著作権で訴えられるかもと危惧した

からだ。

クロちゃんの後で踊って、たろべえも有名になった。

SNSで、騒がれきたので、クロちゃん劇場で踊るのをやめといた

方がいいという事になった。

「何かミニオンじゃないようにして、舞台に出れるよう

考えてみるよ。」

そういう事になった。


クロちゃんの家に行くと、アマビエが鯉レンジャーと

応接間で、優雅にお茶をしていた。

「アマビエ様、来ていたの。」

「久しぶりだなクロちゃん、おばば様に着物を作って

貰っていてな、それを取りにきたんだ。」

苺のティラミスをパクつきながら優雅に紅茶を飲んでいる。

「旨いなここの菓子と、お茶は。」

アマビエが言うと、

「あの中国で大暴れしていたけど。」

「ああ、香港の件か?人が大勢でウィルスが蔓延していた

ので舞いを舞っていたら、銃で脅されたんで、雷を

10発ほど落として応戦しただけだ。」

アマビエは、笑った。

「僕達も応戦したんだよ。」

赤鯉が、自慢げに言った。

「あれデモの真っ最中だったのよ、今香港は、中国の

締め付けが酷くなって、民主主義を訴えている人達が

次々に逮捕されているの。

・・・アマビエ様、結果沢山逃がしたから香港で

崇められているのよ、知ってる?」

「知らん、我は神だ、病を祓いに行ったのに邪魔する奴は、

許さん!細菌研究所が、あっちこっちにあったんで、

ついでにぶち壊して来た。これ以上病を増やさんで欲しい。」

そして、チョコムースを食べ始めた。

「そういえば、ウイグル自治区の収容所を襲撃してたわね。」

クロちゃんが聞くと、

「何の罪もない少数民族を劣悪な環境で、閉じ込めていたからな

中国風邪を祓うついでに粉砕して、逃がしてやった。」

アマビエは、紅茶を飲みながら言った。

「あの時は、俺も応戦したんだよ。」

人ぐらいの大きさの龍が苺オムレットを食べながら言った。

「この龍は?」

「我のアッシーの馬鯉だ。」

「あ、あの龍小さくなれるのね。ストレートなネーミングね。

・・・あの知ってる?アマビエ様はクロちゃんの使い魔って

SNSで大騒ぎになっているの。」

「あ~!我は神だぞ!何でそうなる!」

「最初に神威病院で踊った時の動画をカダ兄ちゃんがSNSで

アップしたら、クロちゃんの横で踊っているから

そう思われたみたい。」

くろちゃんが言いにくそうに言った。

「アマビエ様これを見て下さい、メチャ悪役顔です。」

チョコがスマホを見せると、メチャ悪役顔のアマビエが龍に

跨っていた。

「中国の民主化運動の人々のお守りらしいです、

アマビエ様、中国風邪どころか中国軍も祓うと大人気です!」

チョコが嬉しそうに言うと、

「映りが悪い!我はもっと美しい!」

アマビエ様はかなり怒った。

「星明が、クロちゃんの使い魔という事になると、中国が

クロちゃんに危害をくわえるかもって・・・。

中国がイチャモンつけて戦争仕掛けるかもって・・・。」

クロちゃんが心配そうに言うと、

「その時は、嵐を呼んで、中国の船と飛行機を粉砕して

やるから安心しろ。」

アマビエは、紅茶の香りを楽しんで飲んだ。

「ま、そんな事ならSNSに、全て誤解だと言う動画を

配信すればいいだろう。」

アマビエは、アーモンドクッキーをつまんで食べた。

「あ、じゃスマホで撮るわね。」

すると、

「まあ、そんな事ならプロを頼むわよ。

はい、アマビエ様、これが縫い上がった着物です。」

綺麗な桜色の桜柄の着物をおばあちゃんが、アマビエに羽織らせると、

海と、炎と、鱗の中を舞い散る桜柄に変わった。

「成る程、気に入った!ありがとう。」

アマビエは不敵に笑った。

・・・ヤンキーのヘッドが好きそうな柄とクロちゃんは思った。

が、

「わ~!アマビエ様メチャかっこいい!」

みんな大絶賛だ。

「よし、動画では、これを着て出よう。」

アマビエは、言った。


万福商店街にある結婚式場桜時《サクラドキ」》は、

おばあちゃんの会社の系列の式場で、又べえも式を挙げた

結婚式場だ。

ラウンジには、又べえ達の結婚衣装が飾ってあり、

又べえ達の結婚式を使ったCMが備え付けのテレビで流れている。

中国風邪影響で、どこも軒並み結婚式がキャンセル続きの中

半年先まで、予約が一杯であった。

クロちゃんのご加護を受けれると大評判だからである。

その一室で、アマビエのSNS用の動画の撮影をしていた。

アマビエは、海と、炎と、鱗の中を舞い散る桜柄の着物を

着て、颯爽と歩いていた。

正に、ヤンキーのヘッドの様だが、妙にカッコイイ!

「では、今日はよろしくお願いします。」

スタッフの人が、挨拶している。

ドライアイスを炊いたり、光を当てたり、

「じゃあアマビエ様は、龍に跨って下さい」

そう言ってカメラで何か所も撮影している。

「ところで、我は、まだ話さなくていいのか?」

アマビエがしびれを切らすと、

「すいません、少し待って下さい、折角ですから演出を

入れます。」

そう言って撮影は、進んだ、鯉レンジャーもポーズを決めている。

そして、撮影は、クロちゃん神社のカッパ池でも進んだ。

「今は、ドローンにカメラ付けて撮影するんだよ。」

監督は、言った。

いつの間にかクロちゃんも入って、アマビエは、馬鯉に跨り

颯爽と、空を飛んでいる。

・・・まるでおとぎ話みたいね、とクロちゃんが思っている

と、撮影は、終わった。

「お疲れ様でした、編集が終わったらお届けに来ますね。」

そう言って、撮影隊は帰って行った。

「なんか大げさに撮影していったな。」

アマビエは、言った。

「お疲れ様、『セブンスパラダイス』でお茶しましょう。」

おばあちゃんが言った。

クロちゃん神社は、母の日草、子供がママにカーネーションを

プレゼントする可愛い花が植えられていた。

「クロちゃん神社は、この花が沢山植えられているな。」

アマビエが言うと、

「もうすぐ母の日だからよ、母の日は、ママにカーネーションや

プレゼントをあげて、ママを労うの。」

クロちゃんが言った。

「しまった!俺バラしか育ててない。」

セヒが叫んだ。

セヒは、六爺ちゃんン家の温室で花や野菜、果物を育てて

いるのだ。

「六爺ちゃんは、バラは、沢山育ててるんだ。

亡くなった奥さんが好きな花だったらしくて。」

「六も意外と一途なのね、生きてる間にもっと優しくして

あげればよかったのにね。」

おばあちゃんは、言った。

「お前バカですか?カーネーションを贈るなんていうのは

花屋の陰謀で、ママは、カーネーションでもバラでも

貰って嬉しいです、バラでも喜びます。」

チョコが言った。

「それもそうだな。」

セヒは納得した。

「ところでクロちゃん、クロちゃんの育てているカーネーション

ですね、チョコも時々水をあげてました。

そこで物は相談ですが、カーネーションを少し譲って下さい。」

チョコが言った。

「お前、図々しいな絶対水やった事ないだろう。」

セヒが言った。

「てへ、バレましたか。」

チョコがへらっと笑った。

「いいわよ、ママのプレゼントでしょう、沢山育てたから

兄ちゃん達の分もあわよ、ね、みっちゃん。」

「うん、もちろんだよ、沢山咲いたよね。」

クロちゃんと、みっちゃんは笑った。

「うむ、お前達なかなか関心だ。」

アマビエが言うと、

「アマビエ様のママは元気?」

クロちゃんが言うと、

「母か?元気だと思うが、しばらく会ってないな。」

「しばらく?どれぐらい会ってないの?」

「百年くらいだ。」

「・・・アマビエ様、カーネーションあげるから、

アマビエ様のママにプレゼントして。」

クロちゃんが言った。

「あ、そうだな久々に会いに行ってみるか。」

アマビエは、そう言って、チョコレートパフェをパクついた。

「美味しいな。」

そう言って、プリンアラモードも食べた。

「ここの食べ物は、本当に美味い。」

アマビエは、すっかりご満悦である。


次の日、アマビエ主演の動画が出来上がって来た。

海原を龍に跨り、颯爽とアマビエが現れた。

流れる主題歌。


海原の彼方から~♪やってきた~♪中国風邪を祓う為~♪

鯉レンジャーに命令だ~♪黄鯉は、必殺キック~♪

緑鯉の鉄拳が~♪敵をなぎ倒す~♪

青鯉の連続チョップの猛攻だ~♪桃鯉の鰭の切れ味無敵だぞ~♪

赤鯉、必殺!スクリューキック!全てを蹴散らすぞ~♪

敵は、中国妖怪!中国だ~♪

無敵のアマビエ悪を切り裂く~♪


アマビエは、次々と中国妖怪をやっつけ、香港の大暴れの

動画や、ウイグル自治区の収容所を破壊している動画が

流れた。

クロちゃん達と舞を踊って、中国風邪を祓っている。

「我は、アマビエ!病を祓う神だ!クロちゃんの使い魔ではない!

中国風邪と病を祓う為にやって来た!

邪魔する奴は叩き潰す!」

動画のアマビエは叫んだ。


「・・・なんて主題歌、この動画、中国に喧嘩売っているわ。

いいのかしら?」

クロちゃんが聞いた。

「そうです!アマビエ様には是非中国に罰を与えて下さい!」

「そうです!この中国風邪で、みんなどれだけ苦しんで

いるのか!亡くなった方や重症や、後遺症で苦しんでいる方、

その影響で廃業や経営危機になった会社や店、

この恨み晴らして下さい。」

監督と、スタッフは、言った。

「よし、お前達の恨みは晴らしてやる!まかせておけ!」

アマビエは、言った。

「あの、ちょっと、相手は中国でヤバいんじゃ・・・。」

クロちゃんが心配そうに言うと、

「流石アマビエ様!頑張って下さい!」

「頑張れ、アマビエ様!」

周りは盛り上がっている・・・。

「それじゃコレは、動画サイトにアップしますね。」

そう言って、制作スタッフは帰ってしまった。


その夜、クロちゃん達は、夕飯を食べていた。

アマビエの大好きなハンバーググラタンとツナサラダ、

ほうれん草のキッシュ、クラムチャウダーだ。

「旨いな、もう帰りたくなくなるな。」

アマビエは、嬉しそうにハンバーググラタンをパクついた。

すると、ニュースが始まった。

「あ、アマビエ様の動画が流れている。」

「今日、流れたアマビエの動画を巡り、中国を批判する物

として、中国政府は、日本政府に抗議してきました。

日本は、個人が出した悪戯動画に責任は負えないと釈明

しましたが、中国側は、犯人を引き渡しを要求しております。」

「大変!中国が怒っているわ!」

クロちゃんが言うと、

「SNSで大評判だよ、あの動画にアレンジしたり、編集し直し

たり、ほら『正義の使者アマビエ見参!』だって。」

カダ兄ちゃんがSNSの動画を見せた。

アマビエが、中国の色々な物を壊している動画が追加されてる。

「よくできてる合成ね。」

クロちゃんが、感心すると、

「合成じゃない、本当に壊した全部。」

アマビエは、しれっと言った。

「え?全部!?」

クロちゃんは、引きつった。

「何をビビッている、我は神だぞ、人間ごときが我に手を出せるか。」

クラムチャウダーを食べながらアマビエは言った。

何事もないといいけど・・・。


次の日は、母の日だった。

「ママ、はい、コレみっちゃんと育てたの。」

クロちゃんは、カーネーションの花束をママに贈った。

「ありがとう、クロちゃん素敵ね。」

ママは、目を細めた。

「バラだけど、俺が育てたんだ。」

セヒがバラの花束を渡した。

「ありがとう、綺麗ね。」

「チョコもたまに水をあげた、カーネーションです。」

チョコもカーネーションの花束をママに渡した。

「まあ、嬉しい」

ママが目を細めた。

すると、留が入って来た。

「クロちゃん、大変だ海カッパから電話があって、10隻の中国の軍艦が

尖閣に向かって来ているらしいよ、応援に行けるヤツは、一緒に行って

欲しいんだ。」

留が言うと、

「よし、我が行こう、みんなついて来い!」

アマビエは、叫んだ。

「おう!」

みんなが叫んだ。


「・・・何で、クロちゃんまで駆り出されるのかしら。」

クロちゃんは、たっちゃんに跨り、ぼやいた。

「たっちゃんも眠いよ~。」

たっちゃんは、あくびをした。

「アマビエ様、たっちゃん無理に起こさなくてもよかったに

眠そうよ。」

クロちゃんが言うと、

「001は、有事の時はちゃんと起きるもんだ。」

アマビエは、言った。

「001?」

「昔、サイボーグ009というサイボーグ戦士の漫画があってな、

001は赤ん坊なんだが、脳を改造されて、脳の容量の殆どを

使って、膨大な知識で戦略を練り、超能力を使えるという設定で、

最強なんだが、赤ん坊で殆ど寝ているキャラがいるんだ。

たっちゃんみたいだろう?」

アマビエが言うと、

「そんな漫画があったのね、知らなかったわ。」

クロちゃんが言った。

「古い漫画だからね、有名な漫画だよ。

アマビエ様は、漫画詳しいね。

でも、こうして龍に乗れる日が来るなんて、夢みたいだ。

千と千尋の神隠しみたいだね。」

クロちゃんの後ろで、パパが言った。

クロちゃんが心配だからと、ついて来たのだ。

「パパは、クロちゃんがまだ小さいから危ないとか言わない

のね。」

クロちゃんが聞くと、

「桜の大樹の神様が、クロちゃんは、巨大な敵と戦わなきゃ

いけないって、言っていたからね、そういう宿命を背負って

いるんだろうなと、思ったんだよ。

こんなに妖怪の仲間が出来ているし、パパは、なるべく

助けてあげようと、思ったんだよ。」

パパがクロちゃんの頭を撫でた。


しばらく飛んでいると、沢山の空母と、その上に禍々しい

妖怪の群れが飛んでいた。

「あれ、何!?」

クロちゃんが聞くと、

「中国の妖怪だ、あの船と一緒に乗り込んでくる気だ。

妖怪達の縄張り争いでもあるかな。」

アマビエが言った。

「滅茶苦茶強そうなんだけど・・・。」

クロちゃんが言うと、

「勝つ!我がついている大丈夫だ、今、風神様と、雷神様に

使いをやっているから、それまで持ちこたえれば

大丈夫だ。」

アマビエが言うと、

「いつ来るの?」

クロちゃんが聞くと、

「わからん、とにかく戦え!クロちゃんがいると士気が上がる。」

「・・・水神様は、助けてくれないの?」

「使いをやったら、今寝てるそうだ、起きたら来てもらうように

なっている。」

「・・・もつかしら・・・大黒のおっちゃんは、何でこんな時に

いないのかしら?」

クロちゃんは、呟いた。

しかし、周りを見ると、30匹の龍の戦車がクネクネと、楽しそうに

空を舞っている。

それぞれ、海カッパと妖怪達が動かしている。

「なかなか頼もしい仲間達だよ。

クロちゃんとパパは、みっちゃんが守ってあげるよ。

クロちゃんは、必殺技を連発してね。」

クロちゃんの隣で、みっちゃんが笑った。

すると、大きなエイのような妖怪が禍々しい靄をまとって現れた。

「何、あの妖怪、禍々しい嫌な感じ。」

クロちゃんが言うと、

「あれは、抗鼻依都(コービット)だ!中国風邪の妖怪を増やし、

病を蔓延したりしている!奴を倒さんと、中国風邪の収束はない!

絶対に勝て!」

アマビエは、叫んだ。

龍の戦車は、竜巻を呼び、雷、大雨と、多彩に攻撃を繰り返し、

この辺りは嵐になった。

「凄い事になったけど、クロちゃん達は、濡れないし、風もそんなに

こないわ???」

クロちゃんが不思議がると、

「クロちゃん達は、たっちゃんが、守っているから足滑らせても

落ちないよ。」

たっちゃんが言った。

そうして、たっちゃんは、大水鉄砲で応戦した。

下の空母は、大騒ぎだ、何隻か沈み始めている。

「もう沈み始めているね、流石中国製、品質が悪いね。」

パパが言った。

「でも、あの妖怪達は、ドンドン強く攻撃してくるね、

あの黒い靄が、ドンドン大きく黒くなってきている。」

パパが心配そうに言った。

その時、大きな鮫のような妖怪が立ちはだかった。

「我の名は英印雑種(インインザージョン)だお前達タダじゃ

おかんぞ!」

英印雑種の大きな黒い靄が襲って来た。

「何、あの禍々しさ。」

クロちゃんが怪訝な顔をすると、

「そう言えば、フィリピンで、イギリス変異株と、インド変異株の

最悪の変異株が発見されてたな。」

パパが言った。

「ええええ!何て事!」

クロちゃんが驚くと、

「あの妖怪を倒して、ワクチン草に食べさせて、ワクチンを

強化しないといけないね。」

パパは、言った。

30匹の龍の戦車は、クネクネと、舞い踊りながら英印雑種を

攻撃していた、風、雨、雷の嵐は、凄まじいかったが、

なんか、段々変な飛び方をし出した。

「どうしたのかしら?ねえ、みっちゃん。

みっちゃん!どうしたの?凄い熱!」

クロちゃんが、具合の悪そうなみっちゃんの頭に手を当てて

言った。

「え?中国風邪?みっちゃん妖怪なのに?妖怪がかかる

中国風邪?たっちゃん、たっちゃんは大丈夫?」

クロちゃんが聞くと、

「たっちゃんは、妖怪じゃないから大丈夫だ。

水神様のヒゲで、クロちゃんのペットだからな。」

たっちゃんは、言った。

「あ、アマビエ様は・・・大丈夫みたい。」

「我は、神だ!だから大丈夫だが、鯉レンジャーは、真っ逆さまに

落ちてしまった。」

アマビエは心配そうに言った。

「助けにいかないと・・・。」

「連中は鯉だからおぼれる事はない!海水だが、妖怪になった

から大丈夫だ、問題は、他の連中だ。」

アマビエは龍の戦車を見た、皆変な飛び方をしている。

「あ、クロちゃん、中国風邪を祓う舞を踊るわ!」

「みっちゃんは、パパが見てるよ。

クロちゃん、頑張って踊ってくれ。」

パパがみっちゃんを抱きかかえた。

「パパ頼んだわ!」

クロちゃんは、たっちゃんの頭の上で中国風邪を祓う舞を踊り

始めた。

「クロちゃん、アレ!」

パパが叫んだ!抗鼻依都が沢山の手下を引き連れ、クロちゃん

目掛けて襲ってきた!

ゴオォオ~!たっちゃんが、口から炎を出して、抗鼻依都達を

攻撃した。

手下の妖怪達は、炎に焼かれて、次々に消えて行った。

「よし、たっちゃん、ここは任せた!我は鯉レンジャーを

助けてくる。

それまで、持ちこたえてくれ!」

そう言うと、アマビエは、海の中にに飛び込んだ。

動くたっちゃんの頭の上での舞は、なかなか難しかったが、

どんなに体制が悪くても、たっちゃんが宙返りをしても

たっちゃんの頭に磁石のようにクロちゃんは、くっいていた。

パパは、左手にみっちゃんを抱え、右手に刀を持って

襲ってくる妖怪を切り裂いた。

それでも、ドンドン妖怪は、黒い靄と一緒に襲って来た。

その時、クロちゃんの足元がぐらっと、揺れた。

ふと、気が付くと、たっちゃんがウトウトし始めている。

「たっちゃん、お願い寝ないでね。」

クロちゃんが言うと、

「ふわぁあ~眠いなあ。」

たっちゃんはあくびをした。

すると、みっちゃんが、たっちゃんをバシッ!バシィッ!と叩いた。

「頑張れ、たっちゃん。」

「みっちゃん、大丈夫?」

「クロちゃんが踊ってくれたから、大分中国風邪が楽に

なったよ。

皆も動けるようになったみたいだね。」

龍の戦車の方を見ると、小さいペンペン号が2匹飛んでいる。

「あ、兄ちゃん達だ。」

すると、1匹のペンペン号が近づて来た。

チョコが顔を出した。

「又べえが動けるようになって、龍の戦車中でワクチン草を

育てて、ワクチン草がウィルス吸い込んでワクチンを作り

ました。

妖怪を食べて作ってないから、効果は半分くらいですが、

これ飲めば、大分いいハズですよ。」

チョコは、ワクチンが入ったペットボトルを渡した。

みっちゃんは、それをクイッと飲んだ。

「うん、いいこれで動ける!」

「じゃ、チョコは、セヒと手分けして、ワクチンを配って

来ます。」

チョコのペンペン号は、他の龍の戦車の方へ飛んで行った。

すると、突然、龍の戦車7号がの口が開き、大量の消毒草が

抗鼻依都(コービット)に襲い掛かって行った。

沢山の青い花は、

「こいつは、中国風邪!消毒!」

「こいつは、中国風邪!消毒!」

「こいつは、中国風邪!消毒!」

「こいつは、中国風邪!消毒!」

「こいつは、中国風邪!消毒!」

と言って、消毒液をバンバン吹きかけた、中国妖怪達は、

殺虫剤を吹きかけられたゴキブリのように、転げ回って

苦しんだ。

龍の戦車7号の中では、親方と、ゴンベエ、又べえが大量の

消毒草を作っていた。

「この水神様の信玄袋にプランターと、土と、水神池の水が

入っているからな。」

親方は、自慢げに言った。

「流石、親方だな。アマビエ様まだ戻らないな。

又べえは、アマビエ様に聞きたい事があったんだ・・・。」

又べえは呟いた。

「凄い威力だね、消毒草、アースジェットもかくやだね。」

みっちゃんが言った。

みっちゃんと、クロちゃんは、踊りながら、敵が来たら

大槌と、打ち出の小槌で応戦していた。

「雷神様と、風神様はいつ来るのかしら?」

クロちゃんが心配そうに言うと、

「探しに行っているからね、神様時間だからあんまり当てに

ならないよ、自分達でなんとかしないと。」

それでも3隻の中国空母は、尖閣に向かっている。

「あの空母、何とかしないと。」

クロちゃんは、心配そうに言った。

その空母を3匹の龍の戦車が追いかけた。

すると、水面が盛り上がり、アマビエが鯉レンジャーを大きな

水滴に入れて、抱えて飛び出して来た。

「アマビエ様!」

「待たせたな!おい!ワクチンは、どこだ!こいつらにも

やってくれ!」

アマビエが叫ぶと、

「あ、龍の戦車7号に、又べえがいるから貰って!」

クロちゃんが叫ぶと、

「わかった!」

アマビエは、鯉レンジャーを連れて、龍の戦車7号に向かった。

バタバタと、龍の戦車7号に乗り込んだ。

「お~い!こいつらにワクチンをくれ!」

「あ、アマビエ様、ワクチンは、このペットボトルに入っとる

飲ませてやってくれ、一口飲ませればいいぞ。」

親方は、ワクチンをアマビエに渡した。

アマビエは、ワクチンを鯉レンジャーに飲ませた。

「ありがとう、よし、行くぞ!お前ら!」

「お~!」

鯉レンジャーは、元気に叫んだ!

アマビエが行こうとすると、

「あの、アマビエ様、ちょっといいか?」

又べえが言った。

「何だ!今、急いでいる、後でいいか?」

「あの、又べえは、雷神様と、風神様にコレを貰ったんだけど、

使い方が解らないんだ。」

又べえは、雷神、風神から貰った、雷と風の力の小さな塊を見せた。

「お前、何でこんないい物持っている!よし、使わせて貰う!」

アマビエは、それをひったくる様に、又べえから貰って

「絶対!倒してやるからな、待ってろ!」

そう叫んだ。

そうして、馬鯉に跨り飛び出して行った。

そして、クロちゃんの所に飛んで行った。

「クロちゃん、お前の打ち出の小槌を貸してくれ。」

「打ち出の小槌を?どうするの?」

クロちゃんが聞くと、

「その打ち出の小槌は、神様の力が籠っている、強大な武器なんだ。

我が使えば、威力は、倍増だ。」

「コレ、そんなに凄い物だったの!?」

驚いているクロちゃんから引っ手繰るように、打ち出の小槌を貰い

「絶対倒しやるからな!待ってろ!」

アマビエは、そう言って、中国妖怪の大群の方へ飛んで行った。

それに鯉レンジャーが続き、次々と、合体始めた

そして、巨大な鯉となった。

「鯉レンジャーハリケーン!」

いきなり巨大な鯉は、巨大な体をブンブン振り回し、巨大竜巻を

起こした。

妖怪達は、吹っ飛ばされてしまった。

「アマビエウォーターガン!」

アマビエは打ち出の小槌を振り下ろすと、巨大な水鉄砲が

中国妖怪を叩きのめした!

「アマビエファイヤー!」

アマビエは打ち出の小槌を振り下ろすと、巨大な炎が中国妖怪を

焼いて、雑魚妖怪は、消えてしまった。

「な、何で威力なの!?あんな凄い武器だったのね。」

クロちゃんは、呆然と眺めていた。

「凄いね、アマビエ様は、英語わかるんだね。」

パパが言った。

・・・あ、そう言えばよね、きっとカッコイイから

技は、英語名なんだわ。

「さあ、雑魚は、片付いたな、後は、親玉だけだ。」

アマビエは、不敵に笑った。

そして、鯉レンジャーの巨大鯉に跨り

「アマビエタイフーン!」

凄い勢いで、回転して、抗鼻依都(コービット)を恐ろしい

勢いで連打した。

抗鼻依都(コービット)は、みるみる小さくなって、子犬くらい

になって、しまった。

それをワシッと、アマビエは、掴み、龍の戦車7号の所へ飛んで行った。

「おい、又べえ!これでワクチンを作れ!」

「あ、はい。」

アマビエは、抗鼻依都(コービット)を又べえに渡して、飛び出して

言った。

「尖閣に向かった中国空母を壊しに行くぞ!」

アマビエは、叫んだ。

クロちゃんと、残りの龍の戦車は、アマビエを追いかけた。

しばらくすると、中国空母を追いかけて行った龍の戦車が

見えた。

下を見ると、中国空母は、破壊されていた。

「もうやっつけたか!お前ら優秀じゃないか!」

アマビエは、龍の戦車を褒めた。

「アマビエ様~!クロちゃん~!」

龍の戦車の窓から海カッパと、人間の男達が手を振った。

「え!何で人間が乗っているの!?」

クロちゃんが驚くと、

「海カッパ一族と、万福商店街の妖怪だけじゃ人出不足なんだよ。

あれ、尖閣にいる海上自衛隊の非番の人達だよ。」

みっちゃんが、言った。

「国家秘密だから内緒だよ~!」

隊員達は、叫んだ。

「わかったわ~!」

クロちゃんは、返事をした。

「あのままじゃ海が汚れるな。」

アマビエは、そう言うと、海水ごと中国空母を空中に浮かせた。

「あの空母どうするの?」

クロちゃんが聞くと、

「中国に戻す。」

アマビエは、言った。


しばらく飛んで行くと、中国に着いた。

「じゃこの辺りに、置いとくか。」

「え!ここですか!?いいんですか?」

パパが驚いた。

「ここどこなの?」

「天安門だよ!天安門事件って言って、民主化を求めて集結していた

デモ隊を軍隊が攻撃して、沢山の人が死んだり、怪我したりしたんだよ。

そう言う因縁の場所なんだ。」

パパが説明した。

・・・流石アマビエ様、嫌味が効いているわ。

アマビエは、海水ごと中国空母を広場の空いている所に適当に

降ろした。

周りは、海水に浸かり、人々は、慌てふためいた。

「我の名は、アマビエ!病を祓う神だ!中国人共!

中国風邪を作り、世界中に広めた罪は、重し!成敗してくれる!」

そう叫ぶと、アマビエは、雷と風の力の小さな塊を取り出し、

空に投げて、打ち出の小槌を振った!

すると!たちまち中国全土に大嵐が起きた。

「す、凄い嵐!」

クロちゃんは、ビックリした。

パパは、クロちゃんと、みっちゃんを腕で抑えて、被さった。

クロちゃん達は、たっちゃんの加護で、たいした事は、なかったが、

龍の戦車も飛ばされそうになった、みんなクロちゃんの周りに

集まってきた。

嵐は、10分ほど吹き荒れた、嵐が去った後、人々は、呆然とアマビエを

仰いだ。

「中国風邪を祓ってやった!今後は、我と水神様を崇め、清く正しく

生きよ!又悪しき行いをした時は、中国全土が焦土となる!

皆心せよ!」

アマビエは、叫んだ。

人々は、只々呆然とアマビエ達を見ているしかなかった。

「さ、帰るぞ!」

アマビエは、言った。


クロちゃん神社に着くと、たっちゃんは、「ふわぁあ」と

あくびをして、小さくなって、クロちゃんの髪の中に

入って、眠ってしました。

「たっちゃん、お疲れ様。」

ふと、龍の戦車7号からアマビエの動画を作った監督と、カメラマンが

降りて来た。

「え!いたの!」

「あ、クロちゃん、お疲れ様。

会長に頼まれて、動画を撮影したんだ、いい動画が撮れたから

映画にしたいのですが、アマビエ様いいですか?」

監督は、言った。

「我は、構わんが、ちゃんとしたのを作るんだぞ。」

アマビエは、言った。

「クロちゃん、お帰りなさい。みんなお疲れ様。

クロちゃん神社の事務所に、お茶とお菓子を用意してるわよ。」

おばあちゃんが言った。


クロちゃん神社で皆は、お茶を飲んで休んだ。

お菓子は、抹茶シフォンケーキ、苺のチーズケーキ、キャロットケーキ

キウイと苺の寒天、苺のババロア、生苺のどら焼き、カステラ

ピスタチオのクッキー、苺大福、草餅、若鮎等が並んでいた。

皆が舌鼓を打っていると、

「スマホにね、中国全土に大嵐が吹き荒れて大変な事になったって、

ニュースが入ったの。

あれ、アマビエ様の仕業でしょう?」

おばあちゃんは、尋ねた。

「そうだ、我がやった、これで中国風邪は、終息するだろう。

一休みしたら我は、鯉レンジャーと中国風邪を祓う舞を

舞う為に世界を回る。」

アマビエは、紅茶を飲んだ。

「それから、空母が10隻天安門の広場に置かれている画像

が出ていて、中国は、竜巻が運んだって言っているけど。」

「あ~!アイツら又嘘つく気か!又シメてやろうか!」

アマビエが怒ると、

「大丈夫、動画撮らせたから、その内世界中に知れ渡るわ。」

おばあちゃんは、笑った。

「あ、ニュース始まった。」

「今日午後2時ごろ竜巻が起き、天安門に空母が着地したと、

中国の発表がありましたが、実は、アマビエ様の仕業と判明

しました。

証拠の動画が、SNSに、中国の空母10隻が、尖閣諸島近海に

近づきました。

龍に乗った、アマビエ様と、龍に乗ったクロちゃんが、30匹の

龍と、中国の侵略を阻止した模様です。

その後、中国空母を海水ごと天安門に運び、嵐を呼んで、

中国を戒めた模様です。

証拠の動画が、多数上がっており、各放送局にも届いております。

『中国風邪を祓ってやった!今後は、我と水神様を崇め、清く正しく

生きよ!又悪しき行いをした時は、中国全土が焦土となる!

皆心せよ!』

アマビエ様は、叫んだと、いう事です。

詳しい事がわかり次第、お知らせいたします。」

テレビには、中国空母に連続技を決め、不敵に笑うアマビエと

後のたっちゃんに跨るクロちゃんが映った、

その後には、30匹の龍が厳かに空を飛んでいる。

「まるで、クロちゃんも神様みたい・・・どうしよう。

ねえ、みっちゃん。」

クロちゃんが心配そうに言うと、

「ね、みっちゃんも映っていたよね。」

みっちゃんは、大はしゃぎだった。

「クロちゃん、ヒーローみたいです!カッコいい!」

兄ちゃん達も大はしゃぎである。

「又べえ、コレ返すぞ。」

アマビエは、雷と風の力の小さな塊を又べえに返した。

「あ、返してくれるのか!?ありがとう。」

「これはレベルが上がらんと使えんもっと精進しろ。

そしたら、自然と使い方が解る。」

アマビエは、又べえの肩をポンと、叩いた。

「ありがとう、又べえ頑張るぞ!」

又べえは、喜んだ。

「クロちゃん、コレ返すぞ。」

アマビエは、打ち出の小槌をクロちゃんに返した。

「コレ、アマビエ様が持っていた方が、いいんじゃないかしら。」

クロちゃんが、言うと、

「コレは、福の神の武器だ、お前いるだろう。」

「え、そうだったの!」

いつの間に福の神の修行をさせられていたのか。

「みっちゃんの大槌も打ち出の小槌なんだ、一緒に修行

しようね。」

みっちゃんが、笑った。

・・・クロちゃん福の神になるの?

すると、次のニュースが流れた。

「次のニュースです。いきなり中国の株価が大暴落しました。

中国側は、原因解明を急いていますが、原因はまだ、

わかっておりません、解り次第、発表するとの事です。」

「大変ね、中国も。」

クロちゃんが言うと、

「我が罰を下した。」

「え!アマビエ様の仕業!?」

「中国風邪を世界中に蔓延させた罰だ!打ち出の小槌の

福の神の力を使った、しばらくは、経済がガタガタだ!

あの国は、金があるとロクでもない事をしでかすからな、

しばらく貧乏国に戻ればいいんだ。」

アマビエは、言った。

「流石アマビエ様だ!やる~。」

カダ兄ちゃんが言った。

すると、たろべえがやって来て、

「あの、アマビエ様、俺を連れて行ってくれませんか。」

「あ、何でだ。」

「俺ミニオンの姿しているんで、著作権に引っかかるかも

しれなんで、ここでダンスできないんです。

アマビエ様と、一緒に中国風邪を祓う舞を舞って、人々に

喜んでほしいんです。」

たろべえの真摯な姿に、

「いいぞ!お前もついて来い。」

「あ、ありがとうございます!」

たろべえは、喜んだ。

「あ~お前は、合体した時は、角の部分にしょう。」

アマビエは、言った。

「え!鯉レンジャーの合体技に加えるの?!」

クロちゃんが聞くと、

「我と行くからには、襲ってくる輩は、一緒に叩きのめす!」

アマビエが言うと、

「頑張ります!」

たろべえが言った。

すると、たろべえの手をクラリスが握って、

「駄目!」

と言った。

「あ、クラリスちゃん、中国風邪を祓ったら帰ってくるよ。

お土産持ってね、お土産何がいい?」

たろべえが言うと、

「う~ん・・・ミニオン!」

「・・・何かミニオンのグッツを買ってくるね。」

たろべえは、言った。

「行くのたろべえ。」

「うん、クロちゃん、ここにいても俺ダンスできないし、

大勢の人の前で踊りたいんだよ。

それに、強くなって、皆の力になりたいんだ。」

たろべえは、言った。

「じゃ~行くぞ!」

アマビエが言うと、

「あ、アマビエ様、このカーネーションを持っていって、

今日は、母の日だからアマビエ様のママに持って行ってあげて。」

クロちゃんは、カーネーションの花束を渡した。

「ありがとう、女らしい事をすると、母が喜ぶな。」

「・・・え、アマビエ様・・・女の人だったの?」

クロちゃんが、思わず言うと、

「女にに見えんのか!」

アマビエが怒ると、

「人間には、神様はよくわからないです。

でも、アマビエ様は、メチャかっこいいです!」

チョコが言った。

「そうか。」

「アマビエ様性格が男前だからな!カッコいい!」

セヒも言った。

アマビエは、嬉しそうだ。

・・・流石、兄ちゃん達口が達者だわ。

「それじゃ、皆各自精進するように。」

アマビエは、鯉レンジャーとたろべえを連れて、世界

中国風邪を祓う舞を舞う旅に旅立って行った。

それをいつまでも見送るクロちゃんだった。

「クロちゃん、あれ見て。」

パパが言うので上を見ると、水神様、雷神様、風神様が

気まずそうに蠢いていた。

「遅れてしまったのう。」

「お前達、なかなか優秀じゃないか。」

「褒美にレベルを上げてやるぞ。」

みんなのレベルが上がった。

「ありがとうございます。

・・・でも一番頑張ったアマビエ様は、旅立っちゃったわ。」

クロちゃんが言うと、

「あの暴れん坊は、帰ってきた時に、ご褒美やるから心配せんで

いいぞ~!じゃあな~」

そう言って水神様達は、帰って行ってた。

暴れん坊で、ツンデレなアマビエ様、又会えるといいいなと

思うクロちゃんだった。






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