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みっちゃん

新しいお家候補の賃貸マンションを家族で見に行ったクロちゃん。

そこで、みっちゃんという可愛い男の子と友達になります、

でも、みっちゃんは、何か訳ありで・・・。

クロちゃんは、心優しい6才のハーフの男の子。

パパがアメリカ人で、サラサラ銀髪にグリーンの瞳、ほっぺがふっらしすぎて、

金太郎に似ているって言われるのが悩みだけど、どこにでもいる普通の子。

この間までは・・・お庭を見ると、池では河童が泳いでいて、家の中に目をやると

ちっちゃい妖怪が遊んでいる。

・・・いつの間にこうなっちゃたのかしら・・・。

みっちゃんに会った日からかな・・・。




それは、少し寒さの緩む2月の終わりの日曜日、賃貸マンションを家族みんなで、

見学に行った時の事。


そこは、静かな住宅街の中の賃貸マンション、窓の外には程良く緑が広がって

いる。

「広くていい感じだね、部屋数もあるし」

ご機嫌で、パパは言った。

「テラスからの眺めもいいわ~」

ママも気に入ったようだ。

「はい、とってもお勧めの物件です!近くには、商店街も、スーパーもあるし、

バス亭も近くて、いい物件ですよ!」

不動産家さんもニコニコと、お愛想笑いをしている。


ここに決まるのかしら。クロちゃんは、ぼんやりと考えながら、周りを見て

いた。

クロちゃんのパパはアメリカ人、背が高くて、銀髪で、淡いグリーンの瞳の

クールなイケメン。

ママは日本人だけど、大きな瞳のスマートな美人で、2才になる妹のクラリス

を抱っこしている。

クラリスは、パパ似の銀髪で、青い瞳の可愛い子。

1つ年上の双子のセピ兄ちゃんと、チョコ兄ちゃんは、はしゃいで、走り回っ

ている。

セピ兄ちゃんは、銀髪でグリーンの瞳でお人形みたいに綺麗で、賢くて優しい。

お調子者のチョコ兄ちゃんは、金髪碧眼で天使の様に可愛いのが自慢だ。

クロちゃんは、アメリカ人のパパの血が強いのか、兄ちゃん達より少し大きい。

でもって、ほっぺがふっくらしていて、よく「金太郎」とチョコ兄ちゃんに

からかわられる。

何でクロちゃんだけ可愛くないのかな・・・それが悩みだ。


大人の話は長そうで、まだしばらくかかりそうである。

・・・暇ね~・・・「あふ~」とクロちゃんがあくびをした時、ドアの所に、

6才くらいの青い着物を着た男の子がニコニコ笑いながら、おいで、おいでと

手招きした。

あれ?・・・どこの子?


ドアの所に行くと、青い着物を着た可愛い男の子がニッコリ笑って、

「こんちは、みっちゃんって言うの、何て名前?」

「え、クロちゃん、クロちゃんて言うの」

「クロちゃん、ここで何しているの?」

「お家を見に来たの、今のお家が狭くなったから、広いお家に越したんだって」

「ふ~ん」

みっちゃんは、おっきなお目目をクリクリして、キラリ!と目を光らせた。

「ねえ、ここより広くていいお家があるの、そこに住まない?」

「え?でもママとパパに聞かないと・・・。」

「すぐ近くだから見に行こう。」

「え、でもパパとママが。」

「すぐ、そこだから~。」

クロちゃんは、無理やりみっちゃんに引っ張って行かれてしまった。

マンションから出ると、すぐ古い商店街が見えてきた。

万福まんぷく商店街て言うの、美味しい食べ物屋さんが多いの。」

みっちゃんは、ニッコリ笑った。


初めて来る商店街は、うなぎ屋さん、お好み焼き屋さん、たこ焼き屋さん、

ラーメン屋さん、洋食屋さん・・・いろんなお店があってワクワクする。

どの店からもいい匂いが漂っていて、クロちゃんは段々お腹がすいてきた。


「お腹すいたね~何か食べたいね~。」

みっちゃんが言うと、

「でも、クロちゃんお金持ってないわ。」

「お金あるよ、あそこ」


みっちゃんの指差す先は、お好み焼き屋さんで、店の前には、500円玉が落ち

ていた。

みっちゃんは、500円玉を拾ってニコっと笑って、クロちゃんに渡した。

「これでお好み焼き食べよう。」

「ダメよ!このお店のお客さんが落としたのよ!お店に届けないと!」


クロちゃんは、ガラガラと戸を開けてお店に入って行った。

お店の中は、調度お客さんが切れる時間なのか、お客さんが誰もいなかった。

「今日は!」

「はい、いらっしゃいませ!あら可愛い、外人さんの子!」

店のおばちゃんはニッコリ笑った。

「違うわ、クロちゃんは、日本人!パパがアメリカ人だけど、ママは日本人

だもん。」

クロちゃんはプーと、ふくれた。

「ごめんなさいね」

おばちゃんは申し訳なさそうに言った。

「お店の前で、お金拾ったから持ってきたの」

はい、とクロちゃんは、おばちゃんにお金を渡たした。

「まあ、お金わざわざ届けてくれたの、ありがとう。でも誰のか解らないから、

坊やが貰っちゃえば。」

おばちゃんは、何て可愛いんだろうという顔をして笑って、500円玉をクロちゃん

に握らした。

「ダメよ、拾った物だもの。」

「あら、正直ないい子ね、でも家のでもないのに500円貰うのもね・・・じゃ、

お好み焼き食べていかない?お金届けてくれたお礼、ね。お好み焼きは、

何が好き?」

おばちゃんが尋ねると、クロちゃんはう~んと考えて、

「豚玉かな。」

おばちゃんは、クロちゃんを椅子に座らせて、ジュージューとお好み焼きを焼き

始めた。え、いいのかな?と思っていると、

「いい匂い、早く食べたいね。」

クロちゃんの隣でみっちゃんが、笑った。

そして気がつくと、隣に小太りのおっちゃんが立っていて、クロちゃんの頭を撫

でて、

「いい子だね、うん、うん。」と言った、そしていつの間にかいなくなってしま

った。???あれ、おっちゃんいなくなった??

しばらくすると、ソースと鰹節のいい匂いがして、お好み焼きが焼き上がってきた。


「はい、お待たせ。」

焼きたてのお好み焼きは、キャベツの甘味と、、豚肉とソースと鰹節が合わさっ

て、ふんわりしてて、すご~く美味しかった!

クロちゃんとみっちゃんは、夢中で食べた。


「おばちゃん、とってもおしいわ~♪ふんわりジューシー最高よ~♪」

と、クロちゃんは、歌いだした。

「ありがと~嬉しいわ~、お歌上手ね~。」

あ~なんて可愛いんだろうと、おばちゃんも嬉しくなってきた。

「豚肉もおいしいわ~♪カリッと、とっても香ばしいの~♪」


クロちゃんは調子に乗って、更に歌いだした、すると、戸が開いてお客さんが次々

と入って来て、口々に

「おばちゃん、豚玉!」

「おばちゃん、豚玉!」

「おばちゃん、豚玉!」

と客が、次々と豚玉を注文して、店の中がいっぱいになってしまった、そしてお店

の外にもズラ~と長蛇の列が出来てしまった。


「え~何でこんなにお客さんが!?」

おばちゃんが、あたふたしていると、

「おばちゃん、おご馳走様、おいしかったわ!」

クロちゃんは、ゲップをして出て、上機嫌で出て行った。

「はい、また来てね~。」

と言いながら、おばちゃんは、え、あの子のせい?福の神だったのかしら???

不思議そうにクロちゃんを見送った。


「おいしかったね~。」

「うん、お腹いっぱいね~。」


ご機嫌で二人は、万福商店街を出て行くと、大きな家が見えてきた。

「大きなお家ね。」

「うん、櫻子ちゃんのお家なの。」

「ふ~ん」


白い壁の洋館風のおしゃれなお家で、入口は、おしゃれな白い鉄の柵で囲まれ、

バラの花の飾りが付いた、お洒落な鉄の扉がギィ~と開いた。


「へぇ~自動ドアなんだ~。」

「さ、入って、入って。」

みっちゃんが、草履を脱いでトコトコ中に入って行った。

「え、おじゃましま~す。」

クロちゃんもトコトコ後をついていくと、

家の中は、新しいお家で木の香りがした。広い玄関、おしゃれなダイニングキッ

チン、和室、洋間、素敵なお部屋が、何部屋もあった。

いろんなお部屋を見て、クロちゃんは、ワクワクした。


「ひろ~い」

でも、何故か、タンスも机も何一つも家具が見当たらない???それに気がつくと、

妖怪がウロウロしている。

何か、変・・・段々クロちゃんは、怖くなってきた。


「いいお家でしょう?」

「うん、でも、そろそろクロちゃん帰るわ。」

そう言って、クロちゃんは玄関に行ってドアを開こうとすると、開かない!!

「え、何で!?鍵かかっている?何で!!」

ドアをドンドン叩きながら叫んでいると、


「出て行っちゃダメ!櫻子ちゃんが一人で寂しがっているの、ここに住んで。」

みっちゃんが言った。

クロちゃんは、サ~と血の気が引いていった、ヤバイ・・・ひょとして捕まった!?

「嫌!帰る!ママ~!パパ~!」

ドン!ドン!クロちゃんは、狂ったようにドアを叩いて泣き叫んだ!

何であの子について来ちゃっんだろう!クロちゃんは、すごく後悔した。


「ねえ、待って、今、櫻子ちゃんを呼んで来るから、ねえ~!」

みっちゃんは、凄い力でグイと、クロちゃんの手を引っ張った!なんて力!

子供の力じゃない!

クロちゃんは、思わずゾッとした!

「嫌~帰る~!!」

すると、向こうからヒタッ、ヒタッと足音が近づいて来た!何か来る!クロちゃんは、

恐怖で引きつった。


足音は、ヒタッ、ヒタッ、ヒタッ、ヒタッ...どんどん近づいてくる!?

すると、向こうの部屋のドアがギィーと開いて、白髪の老婆がヌウ~と現れた。

そして、クロちゃんの方にジリジリと近づいて来た!怖い!こわいよ~!!

「嫌~!お化け!助けて!ママ!パパ!!」

クロちゃんは、必死で叫んだ!


すると、老婆は不思議そうに、クロちゃんの顔を覗き込んだ。

「どこの子?ドア鍵締っていたはずだけど、どっから入ったの?」

狂ったように泣き叫ぶクロちゃんを見て、おばあちゃんは訪ねた。

「ヒック、え、お化けじゃない。」

クロちゃんは我に返った。



「この家はね、渡り廊下で隣の家とつながっているの、二世帯住宅て言うの。

息子の家族と同居する事になったんで、私の方はこっちの和風の家、息子の

家族の方は、若い人が好むような洋風の家に立て替えて、庭まで仕切ったん

だけど。嫁との折り合いが悪くて、息子達出て行ったのよね~。」

それで、家具が一つもなかったんだ・・・。


おばあちゃんに入れてもらった暖かいミルクを飲みながら、クロちゃんはうなづ

いた。

「で、坊やどこの子?何で家の中にいたの?」

おばあちゃんが尋ねると、

「クロちゃんの家ね、子供が大きくなってきて狭くなってきたんで、広いお家に引っ

越そうって事になったので、今日新しいお家見に来たの。

そこで、みっちゃんに会ったの。みっちゃんがいいお家があるから見に行こうって

言うから、ここに来たの。ドアはね、ひとりでに開いたのよ。

で、中に入ったら、椅子も机も何にもなかったの、で、怖くなって帰ろうといたらね、

『櫻子ちゃんが寂しがっているからここに住んで!』て、みっちゃんが言って、

お家から出してくれなかったの。」

クロちゃんは、いきさつを説明した。

おばあちゃんは、しばらく考えこんで、あっ!と思いあたった。

「・・・みっちゃんって、お目目が大きな青い着物を着た5歳くらいの子?」

「うん、お目目の大きい可愛い男の子。」

「そうか、そうだったのね・・・怖い思いをさせてごめんなさいね。おばあちゃん

の名前「綾小路櫻子」ていうの。」

え??

「みっちゃんっていうのは、多分おばあちゃんの実家にいた座敷童子だと思うわ。」

「え、座敷童子って何?」

「座敷童子って言うのはね、いい妖怪でね、住み着いた家をお金持ちにするて言わ

れているの。

おばあちゃんもね、小さい頃は、みっちゃんが見えていて一緒に遊んでいたのよ。」

「そうか、いい妖怪なのね。」

隣で、おばあちゃんの出してくれたカステラを食べている みっちゃんを見つめると、

みっちゃんはニコッと笑った。

おばあちゃんには、見えていないのね。

「みっちゃん、私について来てずっと見守ってくれたのね・・・。あ、でもクロ

ちゃんのパパとママがクロちゃん探しているわ!賃貸マンションに送ってあげな

いと。」

おばあちゃんは、クロちゃんを連れて賃貸マンションへ向かった。


おばあちゃんに手を引かれて、万福商店街を通ると、あのお好み焼き屋さんの前は、

まだズラ~とお客さんが並んでいた。

「すごい人ね~。お好み屋のタエちゃんのトコ何かやっているのかしら?」

「あそこのお好み焼きおいちかったよ。」

クロちゃんとみっちゃんは、笑った。


万福商店街を通り抜けると、クロちゃんの家族が必死でクロちゃんを探していた。

「クロちゃ~ん」

「クロちゃ~ん」

「クロちゃ~ん!どこ~!」

「クロちゃ~ん!あ、いた!」

すると、チョコ兄ちゃんがクロちゃんを見つけてた。


「もうどこに行っていたんだ!心配したぞ!」

「もう!心配したんだから!」

パパとママがギュッとクロちゃんを抱きしめた。


「ごめんなさい。」

クロちゃんが申し訳なさそうに言った。

「すいません、家の子がご迷惑かけてしまって。」

パパがおばあちゃんに謝ると、

「いいえ、ご迷惑をかけてしまったのはこちらの方なんです。」


「は?」


「クロちゃんに聞いたんですけど、家をお探しだとか。


で、ご相談なんですけど・・・、ちょっと家に来てくれませんか?」



おばちゃんのお家で、お茶を頂きながら、おばあちゃんが嬉しい提案を持ちかけ

ていた。

「え、あっちの家をタダで貸して頂ける!?」

パパとママは、ビックリして叫んだ!

「ええ、ガス、水道代、電気代もいらないわ。」

あんまり、うまい話なのでパパとママは、思わず、おばあちゃんをガン見した。


「これも、座敷童子の結んだご縁ですから。」

「は?座敷童子ですか???」

ますます訳がわからないので、パパとママは首をかしげた。


「クロちゃんが、さっきの賃貸マンションで、みっちゃんでいう男の子に『いい

お家があるから見に行こう』てこの家に連れて来て、ここに住んでて頼んだらし

いんです。

最初は、鍵を閉めていたはずなのにどこから入ってきたんだろうと思ったんだけど。

ご覧の様に、この家は、この年寄りの一人暮らしで、そんな子いないんです。

信じて頂けるかどうか解りませんが、私も小さい頃は、みっちゃんていう座敷童子

とよく遊んでいたんですよ。

でも、いつの間にか見えなくなってしまって、忘れていました・・・。

私の実家は、地方の名家でしてね、財産家で、家には使用人が沢山いたんですよ。

でも、私は、意に沿わない縁談が嫌で、実家の料理人をしていた主人と駆け落ち

して、ここで料理屋を開きましてね。

二人で頑張って働いたおかげで、何十件もチェーン店を持つ会社になって、実家も

凌ぐような財を築く事ができたのです。

ですが、実家は見る影もなく落ちぶれてしまって・・・今考えると、みっちゃんが

私について来てくれていたせいだったんですね。

ほら、座敷童子の出て行った家は、落ちぶれるっていうでしょう。」


おばあちゃんは、しみじみと行った。


「はぁ、不思議ですね。」

パパとママは、顔を見合わせた。

・・・このおばあちゃんボケてないか、ちょっと心配しながら。


「2年前に主人が亡くなり、心配した長男の一家と暮らす事になって、家を建て替

えたんですけどね。

私、嫁との折り合いが悪くて、長男の一家は出ていったんですよ。

一人が気楽でいいわ、と思っていたんですけど・・・本当は寂しかったのを

みっちゃんは、解っていてくれたのね。」


おばあちゃんは、誰もいない隣に向かって、話しかけているクロちゃんの方を見つめた。

そして、パパとママは、顔を見合わせて、二人で相談し始めた。


それから2週間後・・・クロちゃん一家は、おばあちゃんのお家に引っ越してきた。

「広くて、綺麗でいい家だわ~、本当におばあちゃんありがとう。」

にこやかにママは、おばあちゃんにお礼を言った。

「いえいえ、こちらこそ若い方がここに住んでくれると、色々と心強いわ。」

おばあちゃんも嬉しそうだ。

「そういえば、おばあちゃん、お金持ちなのに何でお手伝いさん雇わないんですか?

色々ご不自由でしょうに。」

ママが尋ねると、


「なかなか最近の人って、気が利かなくってイライラするの!自分でやった方がい

いもの!」

「はあ、そうですか。」


このおばあちゃん、かなり気難しいのかしら・・・大丈夫かしら・・・ママは、ちょ

っと不安になった。


「クロちゃんありがとうね、賑やかになって嬉しいわ。おばあちゃんには見えないけど

、みっちゃんにお礼言ってね。」

おばあちゃんは、クロちゃんに言った。

「うん、わかった。」


でも、いいのかな、ここ妖怪がいっぱいいるんだけど・・・。

クラリスは妖怪が見えるみたいで、ちっちゃい妖怪を捕まえようとしている。


セピ兄ちゃんとチョコ兄ちゃんも、見える妖怪がいるみたいで、何か話している。

「みんないい子達だから、大丈夫!」


みっちゃんが笑った。

「・・・で、この太ったおっちゃんは、何なの?」


クロちゃんの頭を撫でて、ニコニコいるおっちゃんを見上げてた。

「大黒様!福の神様よ。」


みっちゃんはニッコリと答えた。


こうして、クロちゃんと、その家族の神様&妖怪ライフが始まった。


















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