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秋の周辺  作者: につき()
6/13

夜の声/ 秋の光/

夜の声/


夜の声がする

これ程の静けさで

消えていく熱の

黄金比の揺れ

どこへも向かえぬ

揺らぎとしての

遠く近く

どこにもいない

今、ここであること

歪な視界の円形として

ひろがりをやめない

非連続のわたしたちは

シンメトリックと

アンシンメトリックの

生まれた場所



秋の光/


秋の光が来た

待ち望んでいたような

そうでないような

空は青でなく白でなく

明るい悲しさで

風はからりと透き通る寂しさで

色づく木々の香りが漂っている

少しきな臭いような埃っぽいような懐かしさで

子どもたちの瞳のような煌きが辺りに満ちている

何時までも輝いている幻の光だ

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