人をジョブで判断するのは愚の骨頂!(仮名)
「エル様ーーーー」
「流石エル様です!!」
「エル様こっち向いてーーー」
歓声が聞こえる
俺は、作り笑顔を浮かべ歓声を送ってくる国民に手を振る
歓声を受けて悪い気はしていない
だが、涙を流したり嬉しくて飛び跳ねる事もない
いつからだろう。これがこの世界に来て普通になったのは...
何がきっかけで...
「まぁ色々あったからなこの世界に来て...」
つい独り言を漏らす
「ご主人様独り言は気持ち悪いです」
「ご主人の独り言は今に始まった事じゃないニャ」
「真剣な顔で独り言を呟くエル様の顔は最高にかっこいいです///」
後ろで僕の独り言に反応する3人の専属メイド達
一人はじと目で毒を吐いてきて
もう一人は満面の笑顔で事実を突き付けているのか俺をディスっているのかわからない
また一人は俺に暑苦しい視線を送ってくる
いつからだったたろう
この感じが普通だと感じるようになったのは
まず、はじめはそうではなかった
戸惑っている感情を隠しいつもの自分を出そうと努力したのを覚えている
この3人との初めても覚えている
しかし、いつからと言うとやっぱり答えは出ない
今でこそこんな考えをするようになったが、毎日が大変すぎてそんな余裕はなかった
いや、今も中々に多忙であるのは変わらないが
この世界に来て本当に色々あった
考えたり 葛藤したり 怒ったり 楽しかったり 泣いたり 鬱になったり 恐怖したり
まだまだある。言い出したらキリがない
いや、言葉で表すには表現できないほどの濃い日々だった
この世界に来て良かった!
何度目かわからないが、何度出しても気持ちいい結論に
口がにやける
僕はこれからも、この世界で生きていく
そう心の中で高々に叫び
その叫びを体で表すように
高々と手に持っていたステッキを天に振り上げた
「「「「おーーーーーーーーーーー」」」」
振り上げたと同時に歓声が起こった
これは、この世界で千年の時を超えてなお語り継がれる話
この世界に井出優馬が来てから死ぬまでの活躍
誰にも真似できない井出優馬ことエルドラド=ルーン・フォンの
英雄譚の一幕
こんな作品を文に起こしたいと思い書き出してしまいましたw
VRMMOは某作品から急激に世に発信したジャンルですが
私が考えるとどんな物語になるのか興味がわいてしまいした
何もかもが仮で大雑把にこんな設定で書いてみようと思ったので詳しくは何も考えていないので成り行きですが頑張ります
趣味で書いてみる物ですが
多くの人に読んでいただき感想をいただけるなら嬉しい限りです
どうかよろしくお願いします