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異世界バトルロイヤル  作者: コジロウ
暴虐の国
19/19

ドキドキ魔術講座2

「三軒茶屋?」

そんな町の名前を聞いたことあるな。


「三賢者よ」


「なんですかそれ?賢者っていう職業ですか?」


「ん〜職業というより称号というかんじね。まぁ賢者は職業にもあるんでしょうけど。っていうか普通は『三賢者!?、、、まさかあの、、』っていうリアクションになるのに、、、無知って怖いわ」

スクルドさんは誰か濃い人のモノマネをしたのか眉間に皺をよせ濃い顔を作ってた

意外とおちゃめだなこの人。


「なんか勇者と一緒に魔王でも倒してそうですよね。」

竜○とかゾー○とか○ルドラースとか、懐かしいなあのゲーム


「三賢者を知らないって言ってたけど知ってるじゃない、私達が魔王を封印したこと。」


は?なに言ってんのこの人。いくら厨ニくさいといっても

私が魔王を倒した。とか俺でも言わないよ。


、 、 、 、 ん何この間


「え?マジなの?」

「知ってて言ってたんじゃないの?」

魔王って。どんだけファンタジーだよ。

ってかそんな最近まで魔王いたのかよ。


「まぁそんなわけで私はこの世界のトップクラスの魔導士なのよ。」

「へぇ〜魔導士?魔術士とは違うんですか?」

「似たようなものなんだけどね。魔法使いとは魔法を使う者全般の人のこと。魔術と魔導の違いは練度の違いかな。魔眼が使えるようになったら詳しく説明するわ。」


「なるほど分かりました。」


魔眼か。中々身体に魔力を通すというイメージができない。


「そうね、魔力を体に通そうとすると無理ね。魔力は物体の中を通しにくいの。実際にあなたが火球を作る時、あなたの身体を出るまでは魔力ではなく魔素なのよ。無意識のうちに身体から出た瞬間魔素を変換してるから魔力と魔素を混同してるのね。身体を流れる魔素を感じなさい。力を込めると魔力化するから、眼を閉じて頭を空っぽにして身体の中をなんの利用もせず魔素で満たすように念じなさい。感じ的にはまだ回復魔法のほうがイメージが近いわね。」


俺は言われる通り眼を閉じて頭を空っぽにする。

いわゆる瞑想というやつだ身体の中に魔素をいっぱいにしていくイメージをする

「身体から魔素が漏れてるわよ」

身体から漏れ出た魔素を戻そうとするが身体に入らない。

「そうね身体から漏れ出た魔素は身体に戻せないから魔力として発動させるか自然に流すしかないわ。余り自然に溜まると魔物の発生要因になるから気をつけて。」

「難しいな、空っぽなのにイメージは保たないといけないとか。」

「こんなもの魔導の入口でしかないわよ」

なるほどこういう努力の積み重ねが大事なのか。

空っぽに 空っぽに 


、、、、ぐ〜zZZ ッパコン!

「やると思ったわ。」

イタタ頭を叩かれたみたいだ。


それから夕ご飯までひたすら瞑想を行いながら肉体強化魔法を練習したが肉体に魔素を満たし魔力化することはできなかった。

夕食を食べながら今日の反省をした。


「まぁ一日でできることではないからね。」

「そ、そうですよね」

「いいわ。最初はあなたみたいな不誠実な子、嫌だったけどいろいろと面白そうだし2週間だけ教えて上げる。」

「えっ!いいんですか!」


「けど!あなたは家の外で寝なさい。」

「え!?」

この家にはベッドが一つしかない。

当然夜はムフフな妄想を膨らましたのだが、甘かったようだ。

まぁ当然か。

「シロちゃんは私と一緒に寝ましょ」

「キャン!キャン!」

シロめ!嬉しそうに吠えやがって!

お、俺も犬になりたい!いや犬と呼んで下さい!


そうして俺はスクルドさんが土魔法で作ったかまくらみたいな小屋でゴザを引いて寝袋で寝ることにした。スマホで時間を見ると20時。

元の生活では深夜番組を見て1時から寝てたからまだ寝るには早く感じるな。

そう思いスマホを弄ってるみた。ゲームができるわけでもネットが閲覧できるわけでもないが、このスマホらしきものはまだまだ俺の知らない機能がありそうだ。それにこの世界に来てかなり経つが充電しなくても問題無いようだ。さすがMade in GOD


メイン画面からできる操作をもう一度おさらいしよう。


俺が元の世界で持ってたスマホ同様メイン画面の下の列の項目によく使うアイコンがある、左から


【ステータス】現状のレベル、ジョブ、ステータスを確認できる。


【装備】別に使わなくても装備の変更はできるが、これの操作で鎧や篭手などが一瞬で着せ替えが可能だ。任意の場所にアイテムを出現させる【音声ショートカット】もこの項目から設定できる。


【マップ】現在位置を中心とした地図が見れる。町の場所が大まかに確認できる。 まだ行ったことないが、長押しで出て来る説明項目では、ダンジョンでは自動マッピングされるらしい。ダンジョンなんかあんのか。


【アイテム】画面に触れたアイテムがこのスマホに保存される。この項目で出し入れが可能だ。いままで気付かなかったが中に入れたアイテムの項目を長押しすると出品という項目があることに気づいた。薬草を長押しして出品してみる。(販売金額を設定してください)と出てきたので100ルクスで設定した。

ん?これで出品できてんのか。 もう一度長押しすると出品取り消しの項目に変わっている。まぁいいか。


【メール】今まで神からだれだれが死んだとかしか入ってこないが送ろうと思えば送る人を選択して遅れるらしい。俺は送ったこともないしクラスメイトからきたこともない。俺は引きこもってたからな。クラスメイトからしたら空気見たいなもんだ。わざわざ送ってこないだろう。


【設定】余り触ったことなかったな

(画面明るさ調整)や(無操作時の画面表示時間設定)、(覗き見防止機能)

何だ覗き見防止機能ってべールビューってやつか

 画面視認可能者

▶本人のみ

 全員

 登録者


他の人に見えないのってこの設定せいか。覗き見がしにくくなるレベルじゃなく完璧に見えなくなるんだね。とりあえず全員に変えとくか。


設定項目の続きだ

(言語) 画面の表示言語かな?


 英語

▶日本語

 中国語

 ヒンディー語

 スペイン語

   .

   .

 ミッドガルド標準言語


色々な言語が書かれてる。けどこれ

「何この言語。聞いたことな〜いポチッと

Язык

!?やべ!なにこれ戻せねぇっ。」

てなるパターンのスマホあるあるだな


けどミッドガルド標準言語ってなんだ。聞いたことない言葉だな。


押してみたい。


よし!押してみよう。その前に設定項目の上から5番目が言語設定で上から2番目が日本語だな。戻す方法を確認しとくのは大事だ。

よし押すぞー、、ポチッっと


、、、、あれ?変わらんよ?


、、、まぁいいか。


以上がメイン画面の下の段にある項目だ


上の段のアプリは

【画面翻訳】カメラを言葉が書かれた物に合わせると画面の文字が日本語に変わるって表示される。ARってやつだな


【NEWS】今までこの項目は押しても、目立ったNEWSはありません。しか表示したことはない。今日もないだろう。ポチッと

動画が流れ始めた。

見たことない七三の男が高そうな装飾に彩られた部屋で机に座って原稿を読んでいる。

「今日神がお伝えするのは降臨した英雄の話です。」

ん?こいつが神なのか?前は先生の身体だったが流石に首が切れたから別の身体に移ったのか、それとも操られていただけなのか

「本日メリクリウス帝国首都メリクリウスで英雄タチバナとメリクリウス帝国王女フローリアの結婚パレードが行われました。帝国民の皆様は惜しみない祝福もって二人を迎え。帝国内は祝賀ムードに包まれております。

それでは現場の天使さんに現地の雰囲気をお伝えして頂きましょう。」

か画面が代わる。美女のレポーターらしき人がマイクを持っていて

「こちら現場の天使で〜す!先程パレードが行われ周りの皆様もすごく興奮しておりま〜す。」

随分軽い感じの天使だな、翼や輪っかないけどいいのか。

「それではパレードに集まった皆さんに声を頂いて見ようと思いま〜す。」

マイクを通りすがりの人に向けた。

「英雄様も美男だしフローリア様はメリクリウスが誇る美女だしお似合いの夫婦よね〜羨ましいわ〜」

「私も早く結婚したいわ。けどフローリア様の表情がなんか冴えないのよね。やっぱり政略結婚ってやつなのかしら。王族も大変よね」

「俺のフローリアたんが〜」

「リア充爆発しろ!」

「ウホッいい男」

画面が七三男に戻る。

「様々な声はありますが、概ね帝国民は祝福しており、私、神からも祝福させて頂きます。二人に幸あらんことを」

動画が終わった。


色々つっこみたい。がまず始めに言わせてくれ。


「リア充!爆発しろ〜!」


爆発しろ、爆発しろ、爆発しろ〜という声が暗い森の中にこだました。


何で橘のやつあんなべっぴんさんと結婚してんだよ!

羨ま!くそ羨ましい!ガッデム!


とりあえずこの国の英雄が橘ということがわかった。


そこで一つ疑問が湧いてきた。俺はオルステラで国軍に捕まえられるところだった。いや俺に限った話ではなくクラスメイト全員に対してだ。

橘がそんなことするだろうか。

俺は昔からあいつを知ってる。良いやつだ。もしかしたら探いるだけで「まぁ立ち話もなんだから座れよ。俺と一緒に戦おうぜ」とか言いそうだ。

俺は勘違いしてたのかもしれないな。


まぁこの話は今考えても仕方ないか。


スマホの話に戻ろう

【ネット購入】何日か前のスマホのアップデート後できた項目だ。

現在のスマホに保存されたルクスを対価に購入を行う。

今までも気になっていたが出品されているのを見たことがない。押してみた。

薬草 100ルクス


押して見ると天城 翔が100ルクスで出品しています。購入いたしますか?

【はい】【いいえ】

いいえを選ぶ。


さっきのやつ、きちんと出品されてたんだな。恐らくみんな出品方法が分からないんだろう。


【ボーナス】押してみた。現在作成中です。とでた。

作ってから表示させろよ!


【クエスト】押してみた。現在作成中です。とでた。

これもかよ!


神様はザルなのと以外と軽いキャラなんだな。


現在スマホの機能はこんなものか。まぁアップデートされるんだろう。


そろそろ冒険家とかのジョブが増えていないだろうか。再起動してみる。


-------------------------

端末が再起動しました。ジョブをえらんで下さい。


 戦士     LV11

 アーチャー  LV10

 格闘家    LV10

 魔術師    LV10

 ヒーラー   LV10

>アサシン   LV13

 料理人    LV1

 旅人     LV1

 魔物使い   LV1

 曲芸師    LV1

------------------------

いつの間にこんなに増えてんだよ。とりあえずシロもいるし魔物使いにでもしとくか。言うこと聞いてくれるようになるのだろうか。



ん?なんか、、、引っかかる。





!?俺の魂の形って。


戦士    LV 11   ■■■

アーチャー LV 10   ■■■

格闘家   LV 10   ■■■

魔術師   LV 10   ■■■

ヒーラー  LV 10   ■■■

アサシン  LV13  ■■■■■

料理人   LV1    ■

旅人    LV1    ■

魔物使い  LV1    ■

曲芸師   LV1    ■


コレか!歪な魂の形の原因は!

良かった。性格が歪んでるから魂も歪んだのかと思った。

今後職業が増えるごとに長く歪になっていくのだろうか。


------------------------------

天城 翔 (アマギ カケル) MOBU


LV1  魔物使い

16歳

身長182cm 体重65kg


HP   920/920

MP   415/475


力     229

体力    121

技術    228

身のこなし 252

魔力    212


スキル

なし


チート

裏切りの代償

------------------------------

最初と比べ中々成長したな。英雄はもっと強いんだろうか。

意外と俺が今のところ一番強かったりしないだろうか。どちらにせよできれば俺自身の手で殺したりしたくないんだよな。

理想的には早く英雄同士殺し合っていつの間にか終わってることを望んでる。


ポーン、ポーン 


メールが届いたようだ。

--------------

送信者 扇 柚木

件名  ネットの出品商品について


天城さんお久しぶりです。

さて今回は先程あなたが出品した薬草についです。

貴方は知らないのかもしれませんが薬草はどこでも10ルクス前後で売られています。今回の出品金額はいささか暴利を貪っていると感じます。出品を取りやめてもう少し安く出品してみてはいかがでしょうか。 

---------------


.  .   . まじめか!


いやテストだから!あくまでもテストだから。

金額もあくまでも適当にいれただけだから。

それに文句あるなら買わなきゃいいじゃん。


再びメール届いた。

---------------

送信者 安田 大毅

件名  ネット出品の件

よう!天城!元気か?

ネット出品ってどうやるんだ?

俺今、結構現代知識使って商人してるからさ、いろんな商品集まるんだよ。けど輸送コストとか時間を考えるとネット販売できると助かるからさ、教えてくれよ。

お礼にお前が出品してた薬草買ってやるからさ。

---------------



、 、 、めんどくさい。



もうほっといて寝るか。


お休み。




朝起きた。スマホを見るとメールが3件入ってる。面倒くさいからスクルドさんを見て、シロをなでて癒やされよう。


コンッコンッ


ドアをノックする。


ドアが開いて中からピンクのネグリジェを着たスクルドさんが顔を出した。

いやぁ寝ぼけまなこのスクルドさんも可愛いなぁ。


「%&#★♤⊂× ♡★≒♤♭&」


?寝ぼけてんのか?なに言ってんのか分からない?


「♤⊆×◎△∅」


?どういうこと?怖!


あっ!?スマホの言語設定をミッドガルド標準言語にしたやつか!?


急いでスマホをいじり言語設定を日本語に戻した。


「何やってんの?」


あ〜安心した 知り合いが急に訳分からんことを言い出すとこんなに怖いんだな。





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