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異世界バトルロイヤル  作者: コジロウ
戦いは突然に。
1/19

プロローグ

初執筆です。言葉が稚拙ですがご勘弁ください。

いつからだろうか。


こんなにも世界が住みにくくなったのは。


いつからだろうか。


こんなにも自分がちっぽけで無力な人間に過ぎないと感じたのは。



小学生の頃は喧嘩をしても90%勝っていた。負けてもリベンジを行い負けた気がしなかった、俺は負けず嫌いなんだとしばらくして分かった。。俺は体だけは大きかったから。ジャイアント翔とは俺のことだった。


自分はきっと勇者の生まれ代わりで世界を救うんだとか、わりと本気で思っていた気がする。もしくは世界征服して魔王として君臨しようとか。


中学生になったら現実が分かりだしてきた。喧嘩で負けることは少なかったが自分にできること、できないことが分かり、夢はちっぽけになった。喧嘩が強くたって、社会人になったらほとんど意味がない。勇者にはなれない。魔王にもなれない。

夢ってなんだなんだ、妥協、妥協、妥協の末に比較的手に入れられそうなものを夢というのか。


高校生のときには良くて公務員、まあ正社員になって食うにこまらなければいいやと思っていた。

様々な憧れや夢が色あせていった。


結局頭が良くて金をもつものが世の中の勝ち組。


なんだろうな金って、何かを得る為に払う対価でしかないというのに。

金を持っていない者には価値がないようなこの世界ってなんなんだろうな。


そんなある日、学校の校舎裏で女の子同士がカツアゲをしている所を見てしまった。正直見てみぬふりをしようと思ったが、助けようと口をはさんだ。

「お前ら何やってんだよ。みっともないことすんなよ!」

正義とか思ったわけではない。ただこれが正しいと思ったし、おれは自分に正直なんだ、決して助けた女の子にほれられて、、、ムフフ

下心があったわけではない。決してない。


カツアゲを行ってた女の子は

「女同士のことに男が口出しするな」

とかギャーピー言いながら去っていった。腐れイ○ポ野郎とか○茎ゴリラとか女の子が言うなよ。


イジメを救った事で恋が芽生えた 、 、 、


なんてことはなかった。 


・ ・ ・つぎの日からいじめの対象が自分になっていた。

カツアゲ女の彼氏は有名な不良くんだったようだ。

マジかよ ・ ・ (汗)


イジメの内容は陰険で陰湿な物だった。


机の中に得体のしれない臭い液体が入っていたり


校舎の下を歩いていると上からゴミが降ってくる。


誰がやったかすぐ分かった。先生に報告したが所詮先生という職業は問題を作るのは得意だが問題を、解決する能力は低いようだ。あからさまに問題を先送りしていた。


俺は喧嘩は強かったが世の中力だけでは勝ち組になれない。なんなんだろうなこの苛つく感じる。


ネチネチとした証拠が掴めないいじめに対して苛立ちが積もっていく。

俺は切れた。クラスの皆になんでお前ら見てみぬふりなの!?

こいつらがやってること見たやついるだろ?とか叫んだが

声が返ってくることはなかった。俺はますます孤立していった。


靴箱のなかには虫の死骸が、机の中には食べかけのおでんがはいっていた。W

食い物粗末にするなよ。



そしてついに不良の集まりに狩りやすい鴨を見つけたと思われたのか、帰りに囲まれた。

「とりあえず5万」

はぁバカなの?ねぇよ。昨日エロゲーとエロ動画撮りためる為のハードディスク買ったからねぇよ!とは言えずオロオロしていた。


敵は10人はいる。かと言って相手に従うなんてまっぴらだ

俺はやられるだけの男じゃない!と思い

このリーダーの立石に先制攻撃を行うも一発殴ったところで後ろから角材で殴られた。

ボコボコにされる。口の中が血で鉄臭い。鎖骨と左腕の骨が折れてた。

1対1だったら勝てただろうに組織力には勝てないな

昔は、喧嘩したら逆に仲良くなってたけど、もうそんなうまくいかないもんだな。


俺は卑屈になっていった。


俺は学校に行かない日が増え、家でマンガを読んだりゲームしたり、自作のナイフをつくったり、自作パソコンを作って石けんの作り方から核爆弾の作り方までおよそ普通は知らないでいい知識を学んで、いつかあいつら見返してやるとか爆殺してやるとか、できもしないことを考えながら自尊心を保っていた。もう完全に危ない人だ。

家に女の子が来ていた。来週修学旅行があるらしい。

小学校と中学校の修学旅行旅行は楽しかったな。もうあんな時間は戻って来ないのかな。

俺は高校最後の思い出作りのつもりで修学旅行に行くことにした。





そして運命の修学旅行が始まった。




修学旅行は北海道でスキー、スノボーを2日間行った後市内観光を1日行うという予定だ。行くかどうか迷ったが高校の思い出がいじめだけでは辛すぎる。



飛行機で空港に着いた後全1クラス約40人。全4クラスが1クラスずつバスに乗り込み、

ゲレンデのあるホテルを目指していた。約2時間半の道のり、俺は車酔いと戦いながら到着を待っていた。

「よう翔!ひまだわ。お前俺らから逃げ回りすぎだろ、笑えねぇわ。とりあえずなんか面白いことやれよ!」

翔とは俺のことだ。てか急に面白いことやれとか無茶振りすぎません?


この俺に絡んでるのが立石 堅 

いじめの元となった女の彼氏。非常に厄介な不良だ。


「そ、そんこと急に、、、」

「つまんね~な とりあえず、でこぴんさせろ」

おれは仕方なくでこをこいつに向けた。デコピンのどこが面白いんだよ。

バチッン!!でこに衝撃が走り頭をのけぞった。

「おっ!いい音したねぇ 俺よりいい音だせたやつプリッツやるよ」

「やるやる!」「あっおれも」

続けざまに不良どもにどこぴんされる。まじ理不尽だわ。

いつか殺す千回殺す。俺の足をなめさせてハァハァ言うまで殺す


、 、 、 気持ち悪いなやめとこう。


「翔大丈夫か?」

「ああ、慣れてる、まぁでこぴんだからな」

なんて強がっていたが実際は、同じとこばかりにうける衝撃に俺のでこはひりひりとした痛みを放っていた。

ちなみにこいつはたちばな しょう

昔はダチだったがおれがいじめられ始めたあたりから少し間をおかれている気がする。ちなみにあだ名は たちばなし 自分の名前と、口癖の立ち話もなんだから、まあ座れよ。からきている。

昔は二人でバカやってたけど高校に入ってあいつは部活が増えて部活仲間とつるむようになった。

イジメを受けてるのを知っていて見て見ぬふりをしていたクラスメイトだから好きになれない。

小学生の時は俺も友達を多く作っていたけど、高校になってから友達を作るのが難しくなったな。



そんなこんなでバスは山道を登っていた。大半の生徒は睡魔によって寝てた。

騒いでる学生もいればスマホをいじってる人もいる。こんなとこアンテナ立つのか?

他のバスに遅れているのか前を走っていたバスは見えなくなっていた。

次のトンネルを抜ければ雪景色が見えますよ。とバスガイドが案内してた。


トンネルにバスが入る。ガコッと大きい音がしたが段差でも踏んだんだろう。

バスの前方に白いものが見える。トンネルの出口だろう。

雪景色なんて初めてだなと期待がこもる


そして


そこには真っ白な雪景色ではなく真っ白な空間が合った。

俺は景色を見てたのですぐに異変に気付いたし、周りの何人かも えっ 

ていう間抜けな声を上げてた。てか 車体浮いてる?


しばらくその空間をただよっているとまわりもざわざわし始めた。


先頭の座席で座っていた先生が立ち上がり声をあげる


「おい!寝ているやつおきろ!目的地に着いたぞ!」


何人かが目をこすりながら起きだす。

「先生!外が真っ白です。ホワイトアウトですか?」

生徒会長のおうぎ 柚子ゆず がなんか言ってる

「ん?いやここは何もないんだ。」

なにもない?どういうことだ?


「じゃあ説明するぞ」








「みんなにはこれから殺しあってもらう。」



あっなんか聞いたことある。


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