1話 転校生が来る!
お願いします
はい!始まりました…
ここは日本の田舎。故郷山村、人口900人と田舎の村にしては多い気もするがまぁ…気にしてはいけない
ところで、この物語はいくつかのジャンルが複合しているようだが、これも気にしてはいけない。
ちなみにこの物語の主人公は人間ではないかもしれない… 。
まぁ、倦怠感も含ませながら本編行ってみよう。――ここは前書きではないんですね
―故郷山村―
「あっちぃ〜」
「これも、地球温暖化の影響かねぇ…」
「てかさ、明日から新学期じゃん、てことはさ転校生
来るんじゃね?」
「おいおい、冗談はよしてくれよ、この村に最後に転校生が来たのはいつだ?」
「幼稚園だな」
2人の男子高校生が湯気を出しながら、美しい田園を背景に歩きながら話していた。2人は古くからの友人ぽさそうである…
―次の日―
故郷山村第一高等学校
生徒数100名ほどのこの地域にしては生徒数が多い高校。というかこの地域にここしか高校がない…しかもそこそこ頭もよい…まぁそのことは置いておいて
よくアニメとかで見る入り方で先生がやってきた。 まぁいつも通り新学期だから気を引き締めろとか、生活習慣を整えろとか、とにかく頑張っていきましょうとかそんなことをおっしゃるのかと思っていた。
ところが今回は違った。
第一声に「今学期から転校生が来ます」と言ったのだ…やはり前日の男子高校生達のやり取りは前フリだったようだ…
「じゃあ、紹介しますね!」
僕の担任の田中先生は明るく教育熱心、生徒に寄り添うという、絵に描いたかのように素晴らしい先生だ。
「京都から来たルネーア・サーズデイさんだ」
ん…? 外人…?
入ってきたのは若干、色素が抜けた金髪を携えた長髪の美しくも可愛らしさ…ってなんか頭に生えてね?
なんかそのなんとも形容しづらいのだがコウモリの羽のようにも見えるが、刺々しい魚の鰭?的なものにも見える。
「京都の…から来ました。よろしくお願いします」
京都のどこから来たとかは聞こえなかったな。それにしてもまさか転校生が来るし、外人だし…なんか生えてるし…てか先生も、クラスメイトも何も思わないわけ?
「じゃあ、あそこ…春野の横の席に座ってください」
まぁそうだね、こういった転校生モノは大概、主人公の近くに座るというのがお決まりの気もするが、それは僕だけなのか?
ちなみに自己紹介が遅れたが僕の名前は春野 明人
少し頭がいい、クラスでも中間的な存在だな
それにしても彼女は綺麗だな… おっとあまり見ていると変な奴と思われてしまうな
「よろしくお願いしますね」
ルネーアは少し微笑みながらそう言った
「こちらこそよろしくお願いします…」
なんとも何も生まない会話が生まれた。
ありがとう




