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鬱ゲーの全滅イベントで年上ヒロイン達を庇ったら【暴食の魔人】になって生き残った。――「理性が消える前に殺して」と頼んでも、曇った彼女たちが許してくれない。

最新エピソード掲載日:2026/02/20
ダークウェブソウル通称【DWS】』
最悪の鬱ゲーにして最高の泣きゲーと名高い、狂気のダークファンタジー。
その世界に、魔力なし才能なしのモブ・雑用係のレイとして転生した俺は、ゲーム知識を駆使して最愛の年上ヒロイン」たちと家族のような絆を育んでいた。

しかし、このゲームには回避不可能な「全滅イベント」が存在する。
シナリオ通りなら、俺の師匠も、先生も、聖女も、みんな魔人に殺されて勇者の糧となる運命だ。
「ふざけるな。俺の命なんて安いもんだ」
俺は彼女たちを守るため、全ての呪いをその身に引き受けた。
その結果――俺は人間を辞め、全てを喰らい尽くす【暴食の魔人】へと変貌してしまう。
敵を殺す感触に狂喜し、高笑いしながら殲滅し、朽ちていく予定だった。
けれどもなぜか生き残ってしまう。
ふたたび化け物になる前に「殺してくれ」と懇願するも、そんなわけにいかないと曇る。

「殺すわけがないだろうが。お前の事を誰よりも思っているのは……私だ。安心しろ。お前には指一本、誰にも触れさせない。たとえお前が世界を破壊しようとしても、私だけは味方だ。私はお前の師匠だ。いつまで経っても、お前が、どんな姿になっても、その関係性は変わらない」

「先生は、自分勝手な生徒を育てた覚えはありませんよ……殺してなんて、言わせません。貴方が化け物だと言うなら、外に出なくていいように先生が付き添います。誰も来ない、場所、で……ね? だから、安心してください。私がずっと、ずっとずっとずっとずっと、あなたの傍にいますから。殺しません。だから、殺さなくていい場所で一緒にいましょう。二人で……ね?」

「神になど渡すわけがありません。貴方のその穢れも、呪いも、すべて愛しています。貴方が地獄に堕ちるなら、私も聖女の座を捨てて、喜んで魔女にでもなります。貴方と共に罪を背負います。だから安心してください。私が、私があなたのために祈り続けます。たとえ世界が恨んでも、大罪人になっても、私が許しを請いますから」

――おい、ちょっとちょっと、こんな救済ルート求めてねえぞ! 運営!

これは、徐々に化け物に戻っていく男と、罪悪感に曇った最強のお姉さんたちによる【人間】を目指すの物語。


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