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障壁  作者: 名無し
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定義の書き換え

無意識下に刷り込まれた恐れの定義を書き換える


人類の根深いトラウマ

現世だけでなく過去世、多次元で経験した恐れ

人格形成の過程でインナーチャイルドに植えつけられた記憶


複雑に絡み合う膨大な無意識下の情報

それらの種が芽吹き育ち、根付きはびこっている


飢餓、貧困、病気…

災害、事故、人災…

愛着障害、洗脳、暴力…

人間の歴史は積み重なる恐怖の山


集合意識にプラスして個人的な経験から生まれる恐れ

無意識の自己防御でブロックだらけ

見ないようにしているのだから、気づかないのも当然


自分と向き合わなければ、願いは叶わない

恐れて、自分を守りたくて、無意識に形成されたブロックを、自分で打ち砕かなければならない


宇宙には無限の豊かさが流れている

全て与えられている

自分の周りをブロックで固めて、頑強な防護壁を築き、せき止め受け取らないようにしているのは、自分なのだ


引き寄せの法則、というより

そこにある願望を、受け取る法則

いかにブロックを外すかがカギである


第一に気づくこと

無意識下の信念を意識できる領域へと移動させる

悩み事や困った事、ネガティブな思い、問題がヒント

そこには恐れが隠れている


間違い探しのように、何度見ても気づかないこともある

見落としている

自分の信念で思い込んでいるから

思い込みを手放して、客観的に内観する


どうして嫌な気持ちになるのか

何に躓いて進めないのか

当たり前や常識、経験からの知識などは参考にしない

わかりきった答は必ずしも正解じゃない


誰かに言われた言葉が引っかかっていたり

子どもの頃の体験が影響していたり


私自身も子育てする上で

「危ないよ」「汚いよ」「ダメだよ」…

無意識的に何度繰り返し言ったことか

外の世界から子どもたちを守っているつもりで、どれだけたくさんのブロックを積み上げたのだろう


学校とはこういう場所、人間とはこういう生き物、優しさとはこういうこと…

ありとあらゆる定義を示し与えてきた

自分がこの世界から与えられたように

偏見が無いように気をつけてきたが、全ての思い込みを中立的に捉えるなんて、神様じゃないのだから人間にはできない


ひとつずつ、根気よく変えていくしかない


例えば電車に乗ることが好きじゃない

つり革は雑菌だらけと恐れていると気がついたら

つり革を介して感染症などにかかるかもという定義を書き換える


紙幣や硬貨だってもっと不特定多数の人間が触れている

お金に触って風邪をひくなんて考えたこともない

それに比べてつり革は時々は掃除されているだろうし、空中に吊られているのだからよっぽど清潔だ


こんな風に定義し直す

そして毎日電車に乗る度にその定義を繰り返し意識に浸透させる

何度も何度もその思いを、波動を発すること

すると徐々に現実に変化をもたらす


いつの間にか、つり革は清潔で雑菌などついていない現実が当たり前になる

そうやってひとつひとつ、ブロックを解除していく

揺れる電車で、しっかりとつり革を握りしめて安心で快適な移動手段を手に入れる



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