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スカーレット・バイオレット記

この本は私が時代を超えた時の日記である

これは私が時代を超えた時の日記である。


ポケットモンスター縮めてポケモン

海、陸、空、そして宇宙にまで生息している不思議な生き物である。

一体いつからいて、いつまで共に生活できるのかは謎なのである


3月24日 晴れ

今日はパルデアの大穴探索の初任務の日だ。

入る前はあんなに晴れていたのに、雲がかかっている。

博士に聞くと、大穴(ここ)はいつも雲がかかっていて、空が見えないそうだ。

日記に書く天候は出るまで全て曇りになりそうだ。


3月25日

今日、岩の陰で休んでいると不思議なポケモンが前を通り過ぎた。

いや、あれはポケモンというより鉄の物体と獣のような姿だった


3月27日

大穴のかなり深くにいる。

ここはいつも暗いため、今が何時なのかが分かりにくい。

しかし、クリスタルのようなものがあちこちに生えていて、全く見えないというわけではない。


3月30日

今日もいつものように探索していたのだが、私の不注意で足を踏み外しさらに奥深くに落ちてしまったようだ

しかし不思議なことに体のどこも怪我をしていないのだ。

まあどこかにサイコキネシスを使えるポケモンでもいたのだろう。

幸い、食料はたくさんある。上を目指そう。


3月31日

不思議なポケモンに出会った。

前に出会った鉄の物体や獣でもない、クリスタルのようなポケモンだ。

私は、そのポケモンに近づいた、それがいけなかったのかもしれない。

そのポケモンは急に鳴き声を上げたかと思うと、私は外にいた。

そこは森のようで周りには人工物が一つもない。

とりあえず森から出るとしよう。


?月?日 晴れ

森を探索していると不思議な生物に出会った。

モロバレルのようだが、もう少し野生味が高い。

荒ぶっているのでアラブルタケと名付けた。この生物もポケモンなのだろうかと気になり、

試しに手元のモンスターボールを投げると捕獲された。つまりボールはポケモンだと認識したのだろう。


?月?日 晴れ

森を抜けたが、私は目を疑った。そこは街ひとつない草原が広がっているのだ。

野生味の高いポケモンといい、私は古代にでも飛ばされたのだろうか。


先ほど日記をつけているとまた不思議なポケモンに出会った。

ムウマのようだったが、また少し違う。一瞬髪が浮いているように見えたので、ハバタクカミと名付けよう。


?月?日 曇り

今日は不思議なポケモンに起こされた。プリンのような姿だが、尻尾のようなものが大きい。

声が大きく、鼓膜が破れそうだった。サケブシッポと名付けた。


?月?日 晴れ

今日も不思議なポケモンに出会った。ここには私の知っているポケモンはいないのだろうか。

ドンファンのようだが、大きな牙が生えていた。イダイナキバと名付けよう。

イダイナキバは群れで行動していて私もついていくことにした。

辿り着いたのは一つの洞窟だった、暗くなってきたので、今日はここで寝るとしよう。


?月?日 雨

昨日は暗くて気づかなかったが、洞窟のあちこちに大きなウルガモスのようなポケモンがいた。

羽があるのに歩いているので、思わずツッコミを入れたくなってしまった。

私もこの世界に馴染んでいるのか?このポケモンはチヲハウハネと名付けた

それと、レアコイルのようだが、砂鉄でできた毛のようなものが生えているポケモンにも出会った。

スナノケガワと名付けた。


?月?日 曇り

洞窟を探索しているとひらけた場所に出た。

そこには竜のようなポケモンがいた。

モトトカゲのようだが、今までのポケモンよりも一層野生味が増していた。まるで王のようだ。

滑空してこちらに向かって降りてきたので、ツバサノオウとでも言えばいいのだろうか。

そのポケモンは目の前で吠えた。すると急に眠くなり私は寝てしまった。


目覚めるとそこは、鉄でできた高く四角い建物に囲まれた街だった。

混乱していると1人の少女が声をかけてくれた。長らくして人に出会っていなかった私は泣いてしまった。

その女性はライコというらしい、嬉しいことに家に泊まらせてくれるようだ。

暖かい布団を用意してくれて、私は久しぶりに深い眠りについた。


6月5日 曇り

ライコにこれまでのことを説明したら、なんとあまり驚かずに、紹介したい人がいると言った。

ライコのおじいちゃんで、名前はハルトというらしい。

また今は私がもともといた時代よりも後だという、私は未来に飛ばされたということだ。


ハルトさんに私に起きたこと、私が過去から来たことを全て話した。

するとハルトさんも似たような経験があるらしい。学校の行事の宝探しというもので、仲間と共に大穴の中に入ったことがあり、その時にオーリム博士という人が作ったタイムマシンとなるもので、

私が言ったポケモンと同じようなポケモンが大穴に連れてこられていていたらしい。

また、ツバサノオウのことを話すと、そのポケモンと一緒に旅をしていたことと、似ているポケモンがつい先日発見されたことを教えてくれた。

もしかしたらそのポケモンとツバサノオウを会わせれば何か起きるかもしれないと、ツバサノオウの入ったモンスターボールを私に預けてくれた。

明日発見されたポケモンがいるところに向かうとしよう。


6月6日

私は、発見されたポケモンのいるところに向かっていた

街にはたくさんの不思議なポケモンがいて、そのポケモンは全て生物のようには見えなかった。

なぜならすべてのポケモンが鉄でできているからだ。

街を出るまで一緒に着いてきてくれたライコがいうには、

サーナイトとエルレイドを合体したようなポケモンはテツノブジン

デリバードのようなポケモンはテツノツツミ

ドンファンのようなポケモンがテツノワダチ

ハリテヤマのようなポケモンはテツノカイナ

と、いうらしい。街の外には他にもポケモンがいるというので、

つい見たくなってしまうが、発見されたポケモンに会うのが先だ。


6月8日 曇り

ついに謎のポケモンがいるという場所にやってきた。大きな洞窟だ

休憩しようと腰を下ろそうとした時、奥の方から大きな鳴き声がした。

その鳴き声の主がこちらに近づいてくる。

その姿は竜のようだが、鉄でできているようだ。テツノオロチとても言えばいいのか。

テツノオロチがやってくるとツバサノオウがモンスターボールから飛び出してきた。

二匹のポケモンは見つめ合ったかと思うと、何かを伝えるようにこちらを見てから、洞窟の奥の方に進んでいった

ついてこいということなのだろうか


二匹についていくとあのクリスタルのポケモンがいた、しかしその姿は出会った時よりも神々しい姿だった。

そのポケモンは私に謝罪するかのように鳴いた後、また強く鳴いた。


するとそこはパルデアの大穴の基地だった。

仲間に聞くと私は3日前に倒れているところを発見されて、今まで寝ていたということだった。

今までのことは夢だったのか?いや、この日記を見る限り夢ではない。なんとも不思議な体験だった。


4月4日 晴れ

この日記を仲間に見せると、笑われた。まあそうだろう、こんな不思議な話は誰も信じられない。

でも一応この日記は大切にしておこう。

注意

この小説はポケットモンスター スカーレット・バイオレットを基としていますが、二次創作です。

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