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台所のすみっこでマフィンと叫ぶ

作者: あまなす

たいへん、たいへん

カルガモちゃんが花粉症です

すっごく頭が痛いようです

ヘンに頭が刺激されてしまって

おかしなことばっかりが

頭の中に流れているようです

なんとも由々しき事態です


ところで、ところで

今日は、あいにくの天気なので

家の中でできること、何か、したいかなあ

と、カルガモちゃんは、考えました

とつぜん、降りてきたようです


よしっ、焼いてみるかなあ、お菓子でも

マフィンとか、いいかなあ、と

それで台所に立っているのです


けれど、ふと思ってしまったのです

お菓子、つくったこと、ないなあ、と


それでも、何かを焼きたい熱が

カルガモちゃんの中で

すんごいことになっているので

お好み焼きをつくることにしたのです


できたお好み焼きを

マフィンだと言いはって

カルガモちゃんは、食べました

あーやっぱりマフィンには

ソースと青のりだよなあ

とかなんとか思いながら食べたのです


そもそも、どういうものなのか

まったく知らないカルガモちゃんが

つくったマフィン

たいへんおいしゅうございました


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