変り者?
毎日時間に追われている。
仕事も大量にあって、定時では帰れない。
すると、サービス残業が始まる。
会社は『時間内に終わらせなかったのが悪いから、自己責任』と、サービス残業を正当化している。
私はウツの治療中。ストレスがたまると、抑えているウツの症状が出てくる。
だから、体調を見て定時で帰る。
上司が嫌みを言うのが聞こえる。
そうして、美容院や図書館に行く。
先日は美容院に行った。
髪を染めてもらい、コーヒーとロールケーキまで頂いた。
至福の時間だった。
私は、ゆっくり時間を過ごしたい。
『時間がもったいない』と、せかせかと色々動く人は、私を『変り者』扱いする。
ひとりひとり個性が違うのは当たり前なんだけど
自分の考えの枠に入らない人は皆、変り者と決めつける上司。
私は、自分の個性だと思ってるから、何を言われても嫌じゃないけど。
でも、若い頃、母が他人と違う事をしていた時は、すごく嫌だった。
『皆と同じにして』と言った事もある。
今なら、母の個性は、魅力的な個性だったと思える。
私が履きこなせないピンヒールの靴や、上品なスーツや着物。
母に初めて会った人は、母を『料亭の女将さん』『お金持ちの奥さん』と。
実際は、普通の会社員の夫がいて、母は、公民館の文化財資料室でバイトしていた。
母の実家は農家。
母の個性が、どこで磨かれたのかは、亡くなってしまった今では、想像もつかない。
そんなセンスのある個性は、私には受け継がれず、ただの変り者。
でも、変り者だから、自由にできる事もある。
他人が躊躇する行動も出来たりする。
個性的は、もしかしてお得?