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俺がんばる、がんばれるといいなぁ

 足を踏み外したと思ったら、頭に衝撃を受け辺りが暗くなった。

いきなり何を言うのかと思われるが、俺にもよくわからない。そして意識がブラックアウト。←今ここ。


 目を覚ますと、ふかふかとした布団に包まれベットに寝かされていた。

ここはどこだと思うまもなく、多量の記憶が浮かび上がってきた。

俺の今の名前はフェルディナンド。ゴルドシュタイン家の長男だ。

そして日本に住んでいた時の名前は多賀博巳、20代後半の男だったようだ。

これは前世と現世と呼べばいいのだろうか?頭がずきずきして考えが纏まらない。

後頭部が痛むところをみると、階段でこけたな、面目ない。そして気を失うとはやってしまった感がはんぱない。

それは置いておくとして、いや今は他に考えることがあるしな、それに恥ずかしいんだよ、ほっとけ。

 

  今の家族は王都にいる両親と弟そして俺だけだ。他に世話をしてくれる人が何人かいるが使用人だろう。奥様とか旦那様と呼んでいたしな。そして俺は何故かここの領地に叔父と住んでいる。ふだんはこの部屋、なかなかに大きくて20畳は超えている、にいて、おもちゃで遊んだり、絵本を読んでもらったり後は庭の散歩で一日を過ごす。行動半径狭すぎだ!ついでにこれだけでは何もわからない。三歳児だということだが、こんなもんか?まいったな。これからは情報収集だ。

そして一つ残念なお知らせがある。両親だが父が銀髪にグレーの瞳で母が金髪に青い瞳だ。日本ではないのだろう。


  う~む、ヨーロッパで第二の人生を送るのか?それとも、もしや、もしや、いやいや考えすぎだろう。もう少し落ち着いて様子を見てからだ。


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