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死後
僕は自殺した。はずだが。
真っ白な空間にいる…
何処を見ても白い、真っ白だ。
僕に話しかける声…
「君は…蟻だ…」
声がした。
途端に目の前は暗くなり…目覚める…
「ん……?」
僕の目の前には蟻がいた。
正確には、蟻の行列の中に紛れ込んでいた。
僕は重みを感じる…何かを持っているみたいだ。
「早く行けよ!」
後ろから声がする
振り向くと、
蟻がいた。
僕は足早に歩き出す。
僕は蟻になり、何かを運んでいた。
途端に暗くなる、
「曇ってきた…のか?」
僕は踏み潰され、死んだ。
そして、
目の前は真っ白になる…。




