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適当作品1 『階』  作者: ミゼットくん
女だけの世界 惑星タウリ編
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女だけの世界34

かぐや:「知りませーん!自分で何とかしてください!」

羅夢:「鬼だ!悪魔だ!本当に鬼だよ!こんな痛い目に遭ったの生まれて初めてだよ!」

かぐや:「あなたも鬼でしょうに‥」

羅夢:「確かに地獄で長年過ごしてはきたが、流石にこんな真似は誰もしていない!」

かぐや:「じゃあ時雄にならこんなことされたことあるんじゃないんですか?」

羅夢:「だから、何回も言ってるように私はダーリンには優しくしたいから暴力を振るった事なんかない!」


かぐや:「じゃあ私のせいみたいじゃないですか!酷いですよ!私はあなたがしたくないといわれてても歩いて旅を続けたいんですから!」


羅夢:「誰が痛い目に遭わせろなんて言ったんだよ!」


かぐや:「わがまま言うからですよ!」


羅夢:「だから私は歩きたくないって何度も言ってるのに聞かないからじゃないか!」

かぐや:「とにかく私から離れようとしたり、逃げようとしたら同じ目に合わせますから覚悟しておいてくださいね。では次の街まで頑張って歩いてもらいますのでよろしくお願いいたします!」


羅夢:「おいこら待て!」


かぐや:「待ちませーーーーーん」と言って先に進む。

羅夢:「……はぁ……わかったよ……行くよ」とため息をつきながらついていく。

途中で宿屋を見つけたので泊まることにした。

店主:「いらっしゃいませ~本日はどの部屋をご利用になりますか?」

羅夢:「あんたは何でもいいから私の部屋の鍵を開けてくれ」

店主:「かしこまりました」

店主:「ではごゆっくりお過ごしください」

かぐや:「……」

店主:「お客様どうされましたか?具合でも悪いのでしょうか?」

羅夢:「おいおい、ここ結構高そうだぞ。お金たりるのか?」

かぐや:「城で色々奪っておいたから大丈夫よ」


羅夢:「奪っ‥、おいおい、いいのか?まるでっていうか強盗そのものじゃねえか」

かぐや:「大丈夫よ、罪を被せる相手が居るから!」

羅夢:「まさか……」

かぐや:「もちろんあの落ちこぼれ神人たちに決まってるでしょ。証拠もあるし」


かぐや:「彼らに罪を被せて、私たちの代わりに裁いて貰いましょう」


かぐや:「そうすれば私たちは安全に過ごせるわ」

羅夢:「……お前、絶対に良い奴じゃないよな、裁いてもらうって言っても永遠にあのハーレム地獄じゃねーのか?強盗した挙句地獄に叩き落とすってえぐいな」




かぐや:「そうでしょうか?罪を犯す方はこういう末路が待っていると思えば抑止力にもなると思いますが?」

羅夢:「確かにそうかもしれんが……」

かぐや:「それより今日は疲れたので私は先に休ませていただきます」

羅夢:「え?寝るの?」


かぐや:「はい、おやすみなさい」


羅夢:「ちょっと待て!私はどうすればいいんだ!?」

かぐや:「はあ‥その部屋使ってください。私まだ疲れが取れなくて眠いので今日はここで眠ります」


羅夢:「そうか……ありがとう」と素直にお礼を言う。

羅夢:「そうだな、今日は私も疲れたし早く寝てしまおう」

そしてそれぞれが部屋に入っていった。

翌朝、起きるとすでに日が昇っていた。

羅夢:「ふぁ~よく寝た!ん?もう朝か。昨日は大変だったな。おはよーさん!」

羅夢は大きく伸びをすると窓を開け換気した。

そして出かける準備をし出発しようとしたら店主が話しかけてきた。

店主「お前さんたちこれからどちらへ向かうつもりで?」

羅夢「エデン公国っていうところだが」

店主「それはまた大変な場所に向かうんですね。」

羅夢「ん!エデン公国はそんなにひでーとこなのか?」

店主「いえ、エデン公国のことは存じありませんがその道中についてです」

かぐや「何か問題でも?」

店主「ええ。エデン公国までの道中にドラゴンの谷と呼ばれる場所がありまして無数のドラゴンが生息していてとても通れるものではありません。なので皆さんは一週間程度かけて回り道をしていってます」


羅夢「なるほどね、まあジャンプすれば問題ない!」

かぐや「しないわよ!」

羅夢「なんでだよ?」

かぐや「私の旅のテーマは歩いて楽しむなのよ!歩くことを否定したら私の旅の意味がなくなるわ!それに歩くことを通じていろんな人と知り合うことも大切なのよ!」

店主「それは素晴らしい考え方だと思います!ただドラゴンの谷にはそれだけ強い個体も多いようですからお二人は命を落とす危険がありますよ!」

かぐや「大丈夫です!それについては問題ありませんから!」

店主「わかりました。もしもどうしても危険だと判断されたら引き返してくださいね」


かぐや「勿論です!」


店主「それではお気をつけて!」

かぐや「ありがとうございます!」


かぐや「さて出発しましょうか」

羅夢「え?ああ、そうだな」

羅夢:(こいつやっぱりこの道を行くつもりか?)

羅夢「なぁ、本当にこの道を行くつもりか?」

かぐや「何よ?文句あるの?」

羅夢「いや別に……」


かぐや「言いたいことがあるならちゃんと言ってよね!」

羅夢「いやだからその……、いやなんでもねえよ……」

かぐや「そう?ならいいんだけど‥」

羅夢:(くそ、やっぱりこいつわかってて聞いてきてるじゃねーか!)


かぐや「どうしたの?さっきからぼーっとしちゃって?」

羅夢「なんでもねーよ!」

かぐや「ならいいわ」

羅夢:(ったく本当にこいつは……)


羅夢「おい!ちょっと待て!あそこの看板にあるのってお前が言ってたドラゴンの谷とか言う場所じゃねえか?」


かぐや「いいから行くわよ!」そういいつつビキニアーマーに換装、羅夢も強引に換装させた。

羅夢:「ちょ‥おい!いくらなんでもそんな姿になることあるか!」


かぐや:「うるさいです!これくらいしておかないと危ないかもしれないんですよ!」


羅夢:「あぁ!もう!分かった!分かったから!」と渋々承諾する。

こうして二人はドラゴンの谷を歩くことにした。

歩き始めて30分程歩いたら、ついにドラゴンが姿を現した。いや、現したなんてもんじゃない。無数のドラゴンが寝て、飛んで、食べたりと騒いでいる。その状況がずっと先まで続いてる。ぱっと見だけで100かいるか。

さらにそこからさらに数倍増えそうだ。

羅夢:「これはマジでやばいんじゃ‥」

かぐや:「大丈夫よ!羅夢さんだったら。最近活躍してないから任せますね。」



羅夢:「いや、無理だろ!どう考えても無理だろ!なんで私に投げるんだ!」

かぐや:「ほらほら襲って来たわよ!ボーとしない。」

かぐやも弓を生成して援護するつもりらしい。

羅夢:「あのな‥」と文句を言いかけるとドラゴンの一体が火球を吐いてきた。

羅夢はそれを軽く受け流しながらドラゴンを鈎爪で引っ掻くようにドラゴンを引き裂きながら道を進んでいく。さすが地獄の鬼だけある。相手が神人では無ければほぼ無敵だろう。

かぐや:「わおー凄いじゃない」


羅夢:「ふざけるな!これが毎日続くと思ってるのか!?たまったもんじゃねーぞ!」ゼイゼイ言いながら鈎爪を振り回してる。


かぐや:「羅夢さん、がんばー!」精一杯応援に徹してる姿がまた可愛い。

もちろん本人には伝えない。

羅夢:「お前‥他人事だと思って‥」と愚痴る。だが今はそんなことを言ってられる状況ではない。

さらに別のドラゴンも火の玉を撃ってきた。それを回避しつつ飛び上がり攻撃する。だが体が大きいだけあってなかなか倒れない。

かぐや:「羅夢さん!そっちじゃありません!」


かぐやに言われた通り反対方向へ突撃。かぐやの矢は空に飛び立ったドラゴンを追尾するように後ろから追いかけていき射抜いて落としていく。そして羅夢はまた別の一体の翼を切り落とす。

そうこうしてるうちに前方から群れを成して突進してくる。

羅夢:「おい!どうするんだこれ!」

かぐや:「あらー、結構ピンチかなー」と余裕綽々。

かぐや「よし!任せた!」と言って空に飛ぶがドラゴンも飛べるのだ。当然襲ってくる個体もいる。が木刀一振りで消滅させた。

残念だ。可愛いからもっと見たかったのに。


かぐや:「それじゃあさよなら!羅夢さん頑張ってくださいね!」と言い残し去って行った。


羅夢:「待て!こら!置いて行くな!」


かぐや:「嫌です!そんなことしたら私が死んじゃいますから!」と笑顔で答える。


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