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一章終了時点でのケシニ、レオーラ周辺


第一章終了までの人物紹介2



◆ケシニ側の人物



●フィロー


・ツンツンした黒髪。黒目の日本人。一人称は俺。

上半身裸で革ズボン。全身に入れ墨。装備は両手持ちの大型ボウガン


異世界から来た日本人。願いはないが自身を主人公だと確信しているので、それが願いと言えなくもない。

デザイア能力は「魔弾」。本来は銃を創りたかったが、彼自身が構造を理解していなかったため生成できなかった。しかし弾自体は魔術の存在により思い通りのチート弾丸を生成できている。ボウガンなのはお手頃価格の飛び道具だったため。

ちなみに銃は存在するが高価(フィローが願った銃は近代的すぎてまだない)。彼自身が勉学に励めば銃の生成は容易。しかし現実世界にすら自身で勝手に飛んでいく弾が存在するのに、わざわざ銃を創る意味はあるのだろうか。


入れ墨は異世界デビューした彼が防御性能や肉体強化のために自分で望んで入れた。魔法陣のようなパターンが多く、特に絵柄を刻んでいるわけではない。


本名は条縞(じょうじま)ヒロ。本編にこの名字が出てくることはない。


・冒険者パーティ【夜の明星】


フィローが勇者になるためにパトルタが用意、登録したパーティ。名前の由来はフィローの好きなインスタント麺。パーティ自体に実績はないが、パトルタの実績によって成り立っていた。



FPS好きの不良少年。粋がっているが殴り合いの喧嘩をするタイプの不良ではない。遅刻と早退を繰り返し、授業をボイコットして部室で遊ぶようなただのサボり魔。

セリアを撃ち抜いたのが初めての殺人。あの後しばらく寝込んだ。(でもたぶんパトルタが介錯のために首を落としたせいだと思う。目の前で木っ端微塵になった人間の生暖かい血肉を全身に浴びたわけだし)


セリアの一件以来調理されていない肉が少し苦手。異世界に来てからの趣味はマルカといちゃいちゃックス。勇者になってからはプライベートな時間が減ったため少し不服。



●パトルタ


・白髪のボサボサ。灰の目。大柄の老人。金属鎧にハルバート二槍流。一人称は俺。


第一章ではセリアにとどめを刺して、スカイフィッシュに空へ拐われそうになった爺さん。


若々しく荒々しい冒険者らしい冒険者。ただし結構な歳。フィローと出会う前もソロというわけではなく、数々の仲間と冒険に出て、失っていった。彼の物語はそのうち書くかも。


フィローと出会ったのはとある港の国の外れの村でのこと。文無しのくせに生意気で、かと言って盗みを働くような目でもなかった。一目で他の人間とは違うと確信し、彼を冒険者にすることにした。

実際にそれは正しく、初めて見たという魔物に対しても怖気づくことなく妙なデザイアで蹴散らした。

冒険者として育成する過程で溢れた勇者の話に妙に食いついたため、彼を勇者にすることに決める。


ケシニの冒険者パーティ【夜の明星】のリーダー役。勇者パーティになってからはフィローに引き継いだ。



酒と女とロマンが好き。生涯現役冒険者。死ぬ時は戦場で。宵越しの金は持たない主義だが、現金主義者でもあり、彼のギルドの口座には結構な額の金がある。



●マルカ



・金髪のセミロング。紅い目。いつも笑顔。一人称はマルカ。

首と両腕、両足首に金属のリングを装備。それぞれが全て鎖で繋がっている。

ダンジョンでは奴隷のようなボロボロのローブ。勇者パーティになってからはワンピースを着てローブを羽織っているがリングによる拘束は変わらない。裸足。下着はつけていない。


奴隷のような格好だが本人の趣味。コレでも魔術師でありヒーラー。魔族。


フィローが彼女を買うに至った経緯は、まさかのマルカからの押し売り。買ってくれないともう後がないとかなんとか理由をつけて無理やり彼らのパーティに入った。フィロー的にはこの世界は彼の物語であり、そういうイベントとして処理されていた。一番驚いていたのはパトルタ。

ちなみにマルカがそこまでしてフィローに近づいたのは、彼が異世界人だと見抜いていたから。


甘いものが好き。○液はもっと好き。フィローは何も知らないうぶな娘だと思っていたようだが、彼女はその能力故に途方もない人数と行為を重ねている。それこそ何百年も。



●コトート



・金髪碧眼。中肉中背。一人称は僕。


ケシニの勇者付き。以上の情報がない。勇者付きである以上優秀だが、優等生以上の個性はまだない。


噂好き。



●チャーレッジ



・短く刈り上げた金髪。碧眼。鉱夫でありバリバリに現場に顔を出すので日焼けしている。一人称はワシ。


旧エミニア領ケシニの領主。めでたく国へと昇格し、オルラーデとの一方的な交渉もなくなった。

ケシニは元々鉱山の町であり、辺境ではあるが他国と隣接していなかったのでエミニアの官僚が管理していた王家直轄の土地だった。しかしエミニアがクーデターにより崩壊し、鉱山の組合長から領主へと成り上がった。官僚を殴って追い出しただけとも言う。



◆レオーラ側の人物



●平坂ショート



・黒髪黒目。日本人。一人称はボク。だが偶に素で俺と言うこともある。


自分のことを主人公だと思っている。

ディアナによって回収された彼はここが異世界であり、君はその世界を自由に生きる主人公だと教えられた。

その後レオーラが勇者を募集していると知りそこの訓練生となる。


こちらに来てから18歳になったが見た目よりも精神年齢が幼く、うまくいかないと癇癪気味になる。それは自分が主人公だと思いこんでいるためだけでなく、勇者として甘やかされてきた部分もある。

やや芝居がかった言動も勇者として意識的に役作りしている。


・デザイア 『英雄再演』ヒロイック・デジャヴュ

アニメやゲームなど、どこかで見たことのある英雄と同じ行動が取れる。例えば弓で竜を落としたり、あるいは居合斬りで矢弾を落としたり。

しかしそれしかできないので実はかなり不便。込めた魔力によって持続時間は異なるが、竜を落とす弓を生み出せば破壊力はあっても器用な取り回しはできなくなるし、居合斬りをイメージすると居合斬りしかできない刀になる。



元の世界の食事が好き。ターシャとナディのどちらとも親密な関係にあるが、彼女たちはレオーラからの依頼により勇者を拘束しておくためのエサ。もちろん雰囲気はいいが彼女たちにとって本命というわけではなく、それはショートにとっても同じことだ。

異世界なんだからハーレムで当然だろうと思っている。



●ガリアス



・短い金髪に鋭い碧眼。一人称は俺。

図体は大きいが普段は柔和な性格。金属鎧を身に纏っている。

大剣使い。デザイアはパッシブ系の肉体強化。


レオーラのAランククラン【黄金の夜明け】のリーダー。

クランとはパーティが複数集まったグループであり、黄金の夜明けには全153名20以上のパーティが加盟している。

レオーラからの依頼によりショートを勇者にするため同行している。国に戻ってからのことはまだ予定にない。


ターシャとナディとショートとの関係は仕事なので知っている。別に興味はなく、国に帰れば妻も愛人もいる。



●ターシャ



・明るいチョコレート色のショートヘア。青い目を持つ猫の獣人族。一人称は私。

片手剣士。背が低く、斥候職を兼任しているため防具は防刃の衣服と最低限急所を守る軽鎧のみ。

幅広のククリナイフ装備。


スカイフィッシュに飲み込まれたがセリアに救い出される。冒険者としての実力に限界を感じているため、国に戻ったらランクを落とそうと考えている。



●ナディ



・魔術師らしい大きな帽子と裾の長いローブ姿。口元もヴェールで覆い、長手袋をしている。一人称は私。

翡翠色の髪と瞳。エルフだが外への好奇心が強くエルフの森から抜け出してきた。他のエルフに見つかると面倒なので隠している。

クールに見えるが、意外とよく喋る。


デザイア『フォローミスト』

魔力でできた霧のゴーレムを自在に操る。索敵がメインだが戦闘能力もある。物理的な防御性能は皆無。

エルフの森から抜け出してきた一人ぼっちの彼女は優秀な友人を願い、その姿を願い忘れたために霧となって現れた。


ナディはショートと積極的に行為に及んでいる。それはエルフと異世界人のハーフが一体どんな子になるのかという知的好奇心から。しかし半年以上毎日のように相手をしているのになかなか実らないため、種無しなのではないかと疑っている。



●リアラ



 レオーラの勇者付き。


 女性である以上の情報はない。




◆その他の人物



●ルナ



・白銀のセミロング。黄金の眼。一人称はわたし。


【ギルド連合及び加盟国家による総合広域運営機関】のギルド連合の方のマスターであり、傭兵ギルドのマスター。


・【ギルド連合及び加盟国家による総合広域運営機関】

略してギルド。ギルドの(ルナ)最終的な目的は世界の恒久的な平和。そういう意味では既に願いはかなっていると言えなくもない。



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