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逃げて逃げて

 ライファの突然の告白、自身が白花の暗殺者であったことに当然皆が混乱していた。


「どういう事ライファ」

「四年前の壊滅作戦の生き残りがライファだった?」

「四年前の壊滅作戦のときにはもう元がついていたわ、私が白花の暗殺者であったのは六年前のことだし違うわよ」

「六年前?」

「えぇ組織を抜けたのよ六年前にね、あの時組織から追ってが来たりしたけどなんとかやり過ごしたりしてね。今は組織からの追ってとか壊滅してなくなったから伸び伸び生きているけど」


 普通に話ているが六年前に組織を抜けたと聞いてシュウザが一つ思い出したことがあった。


「六年前まだ子供といえる時期に組織を抜けた。ライファもしや君は攫わた子か」

「攫われた?」

「白花の連中は組織を拡大のために続々と人攫いをしていたんだ」

「少し移動しましょうかそこで話すわ」


 ライファはすべてを語ることにした。



 大規模暗殺集団 通称 白花

 ライファは幼い頃から白花で育った。

白花の幹部連中は自身の組織拡大のために続々と幼子や赤子を攫って暗殺者集団として育だて自身の組織に組み込んでいった。

 ライファも幼子のとき攫われた子のうちの一人であった。


「シュウザが言ったとおり私が攫われた子供っていうのは正解よ。私が攫われたのは産まれて間もなくすぐの頃だったから自身が幼い頃から暗殺者として育ったのに疑問なんて持たなかったけどね」


 白花の暗殺者として育ったライファはそれこそ依頼を全うする人形の如く人生を過ごしていた。


「私は自分自身の本当の名前すら知らないわ。ただただ白花にきた依頼を全うする人形その時はNo.フォー愛称をラビットなんて呼ばれていたわ」


 白花の依頼を全うする攫った子供達だけで作っていった集団No.の称号を持つうちの一人としてライファは活動していた。


「No.の称号を持つみんなは歳も近くてねでもその中で二人、No.ツーとNo.スリーそしてNo.フォーである私はよく一緒に任務をする仲であったわ」


 ツーとスリーは同じく人形のようだったが

ライファと違って人間に憧れる人形であった。


「ツーとスリーはいくつかの依頼を全うするうちに人間に近づいていったわ。普通の少年少女のように、だけど私達に求めるられたのは人としての意志なんかじゃない。人を殺す道具であり命令に忠実な人形。それだけだったわ」


 組織の幹部連中は自身の殺しの技術を教えて使えるただの道具を欲していた。


「ツーとスリーが人間に近づいていったために悪夢を見るようになったわ。殺した人の悪夢を」


 ツーとスリーの二人は途中から依頼が終ったあとになにかにうなされるように藻掻いていた。


「それからだわ二人が白花からの逃亡を考えだしたの」


 ツーとスリーによる組織からの逃亡

 当然組織からの逃亡なんて簡単に許すはずがない。

 裏切るなら死を道具ならまた補強すればいい。幹部連中は人を殺すのに躊躇いなどあるはずがなかった。自身が作っていた道具なら尚の事。


「ただ組織が逃亡なんて許すはずがない。だからこそ二人は時間をかけた逃亡できるその時を狙ってじっくりとそれこそ人を暗殺する時のように待っていたわ」


 ツーとスリーは時間をかけた。同じNo.の称号を持ち自身と同じようになったもの達に計画を持ち掛けそして逃亡を開始する。


「時期を見て組織を出し抜きみんなで逃げたわ。私も一緒にね。逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げたけど彼らとてそう簡単に逃がすはずなんてなかった」


 逃げたNo.達を追ってくる確実に始末するために。


「幹部は凄かったわ私達を消すのに躊躇いなどなく追い詰めて」


 自由になるために逃げたNo.持ち達は追い詰めてくる幹部と交戦した。

 

「逃げようがなくなったとき幹部と交戦して一人また一人と倒れたけど最後に私の刃だけ届いたツーとスリーごとまとめて」


 交戦したツーとスリーは幹部の強さに自身だけで届かないことをわかってしまった。だからこそ自身の命ごとフォーに討たせた。

 ツーとスリーは自身の命ではなくフォーを生かそうとした。もしこれで最後になるなら人を殺すのではなく一人でも救ってみたいと。


「最後には結局私一人になったわ」


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