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暗殺者

 次の日身体を休めた特別科一行は普遍のダンジョンに来ていた。


「ここがそうか」

「見事にダンジョンって感じだね」

「それにしてもレイベルに来て他の人に久しぶりに会ったかも」

「そうだな一ヶ月間ずっと同じダンジョンにいたからな」

「それに不人気ダンジョンって言ってたし全然他の人が来なかった」

「まぁ戦い続けるダンジョンって探索者にとってはいらないしね」



 そう普遍のダンジョンには少しだが特別科以外の人がいた。


「居るといっても新人の探索者とそれを教えているベテラン数人程度ぽいがな」



 全員がその場に立ち止まっていると



「お前らも新人じゃないのか?」

「えっと…」

「あぁすまんないきなり話かけて全然前に進まんからな」

「すみません邪魔でしたか?」

「いや大丈夫だ、そんなこと気にせんさ」


 豪快に笑う一人の男性が特別科に喋りかけてきた。


「それにしてもお前ら若いのだけか」

「いえ、もう一人いるのですが貴方達だけでクリアして見なさいって」

「そういうことかなら頑張らないとな、だが少し気をつけろ今ちょっと厄介なことが起きていてな」

「厄介なことですか?」


 男は一息つくと今起きている現状と自身のことを語り始めた。


「俺は探索者のまとめ役兼レイベルのダンジョンでなにかあったさいの実行部隊の一人をしている者でな、今回ダンジョン内を暗殺者が逃げるのに使っているらしくて確認しに来たんだよ」

「暗殺者!!!」

「そう暗殺者しかも結構ヤバい奴っつう噂でなんでも四年前壊滅した大規模組織の生き残りだとか」

「四年前壊滅した大規模組織の暗殺者ってまさか白花の連中ですか?」

「よく知ってるな」

「いえ四年前の白花の壊滅作戦に父さんが当時参加していたので」


 大規模暗殺集団 通称 白花


 その規模は大陸全土に及ぶと言われた暗殺集団どんな暗殺の依頼も受けときには気に入らないというだけ殺しを行う連中であった。


「四年前幹部ら全員が倒れたために壊滅した。そののち構成員も全員捕まっていったはず」

「言ったろ生き残りだって四年前の壊滅作戦で生きてた奴がいたんだとよ。あん時は凄かったらしいしな俺の知っている連中も参加していたし、聞いた話によると乱戦も乱戦になって一人くらいなら生きて逃げている奴がいてもおかしくないとよ」

「そんな人が」

「まぁ逃げている最中だからか被害はでてないのが幸いだな」

「そうなんですね」

「一応お前らも気をつけろよ。俺は確認しに行かないといけないし」


 そう言うと男は先へ進んで行く。


「暗殺者だって」

「シュウザが詳しい」

「そうだな父さんから当時聞いたからな壊滅作戦のことを」


 シュウザの父は壊滅作戦に参加したときシュウザに白花について語っていた。


「白花だっけ?そんなに凄かった暗殺者集団なの?」

「あぁ当時父さんが対峙した白花の幹部だった奴は父さんとほぼ互角の実力だったそうだ。奴が暗殺に特化していたため倒したけどそういった情報がなければ負けたの自分だったかもしれんと言っていたし」

「そんなになんだ」

「それにしても生き残りがいたのか」

「ここにいるのかな?」


 ソフィが不安そうにする中に平然と


「いえいないでしょうね、彼らが逃げている最中ならなおさら」

「どうして?ライファ」


 突然ライファが知っているような口ぶりで喋りだした。


「逃げているなら人がまったくいない場所かむしろ人がいすぎる場所を選ぶはずですよ。白花の暗殺者なら」

「いない場所はわかるけど人がいすぎる場所にいるの?」

「白花の組織は大陸全土に根を張る大規模暗殺組織だけどその詳細を詳しく知る者は凄く少ないのよ。そもそも普通に生きている人たちが暗殺者と関わることなんてないし案外堂々と紛れ混んだほうが追ってを巻けるのよ」


 まるで自身がそうしていたかのように喋るライファ


「えっと………」

「皆どうかしたかしら」

「ライファ白花知っている?」

「そうだな詳しく知る者の口ぶりだったな」

「知っているわよ。私が白花の暗殺者だもの」


 何もなかったかのように自身が白花の暗殺者であったことを合っさ言い出したライファ


「何言ってるのライファ流石に」

「事実よ」

「ライファ冗談じゃあ」

「冗談なんかじゃあないわよ。まぁ詳しく言うと元白花の暗殺者って言うのが正解かしらもう組織が存在しないし」





 


 ライファの突然の告白がその場を包む。

そして


 




「えぇ〜〜〜〜〜〜〜ライファが」

「元白花の暗殺者」

「どういう事だ?」

「我には意味がわからんぞノード」

「大丈夫だ俺もわからん」


 ライファの突然の告白に全員が動揺していた。


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