普通
次の日
「全員集合したわね。次に行くダンジョンが決めたわよ。そもそもあそこに行けば良かったのよね」
朝からミクラが特別科全員を集合させ次に行くダンジョンについての説明が始まっていた。
「昨日まで行っていたダンジョンは在り方が特殊なダンジョンで鍛えたりするのに使えるから行かなくも覚えてたけどあそこのダンジョン行かないし使わないしで忘れてたダンジョンがあったわ。そこのダンジョンのクリアを目的としましょう」
「忘れてた?」
「仕方ないわよ忘れるほどに普通なダンジョンだし探索者としてはいろんなおもしろいダンジョンに行ってたしそっちの方がおもしろいし」
ミクラは探索者としていろんなダンジョンに行って攻略、研究を繰り返すがそもそも探索者になった理由がダンジョンがおもしろいからで普通なダンジョンのことはすっかり忘れていた。
「というわけで貴方達に攻略してもらうダンジョンはここよ」
ミクラはそう言うと昨日皆に見せた本を開く。
「普遍のダンジョン?」
「名前は気にしないでくれていいわよ。とりあえずで呼ばれている名称だから。でも普遍のダンジョンってのはそうかも普通だし基礎的なダンジョンって言われたら納得するわねあそこ」
普通のダンジョンと言う事はミクラにとってはいらないダンジョンだがダンジョンとはこういう物だと説明するにはちょうどいいダンジョンであった。
「さて、貴方達には明日このダンジョンに出発してもらうわ。今日はこの本を読んで身体を休めなさい昨日までずっと戦い続きだったしね」
そう言うとミクラは去って行く。
「どうする?」
「休めるのは大事、昨日までずっと戦い続きだった」
「そうだな言われとおり明日行くダンジョンについて本でも見ながら休むとしよう」
「それにしても普遍のダンジョンって本当にこれぞダンジョンって感じだね」
「そうですね本の説明どおりならですけど」
「ダンジョン内に魔物が出てちょっとしたトラップがあってそれでボスが居る」
「確かに普通かも」
こうして特別科の一行は本を読んで明日に向けて身体を休めるのだった。
ミクラは特別科に説明をしたのち一人で連絡をとっていた。
「やっぱり私が行かなくて良かったじゃないハイザ」
「わかっていたなら教えて欲しかったですけど」
「わかっていないわよ。探索者としてのカンよカン、そんな気がしただけだったし」
「気がしただけって」
探索者としてのカンでまだ現れない気がしただけそれだけでミクラはバルエドにいなかった。ハイザからしたらたまったもんじゃない。
「まだまだ現れそうにないでしょう」
「そうですね先生。まだまだ現れそうにないですねダンジョン」
「あと二週間くらいでバルエドにダンジョンが現れるならそれまでにそっちに着くようにはするわ…………頑張って」
「それ頑張る気ありますか?」
「だって落底のサソリの本隊にダンリもいるから大丈夫でしょう」
「どんなダンジョンなのかを調べるために先生の力を貸して欲しかったのですけどね」
「おもしろいダンジョンなら調べるわ」
「おもしろくなければ?」
「私が調べる必要ないわ未知こそが私の相手だもの」
「ハァ〜わかりました。未知があれば連絡します。その時は」
「えぇ行くわ私もダンジョンに」
ミクラが連絡をとっていた相手はハイザ
バルエドのダンジョンもそろそろ動き出す頃合であった。
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