ダンジョン
「今回貴方達がやるべき事は大まかに三つ。
一つ目はサイグルでの続き」
「続きですか?」
「そう、本来サイグルで実力の底上げをやるはずだったけど一日程度で終わったからその続きとして戦ってもらうわ。ダンジョン内にでてくる敵たちと」
本来ならもっとサイグルに滞在し目的を達成していたはずであった。その為その目的をダンジョンで行なうこととした。
「二つ目は貴方達だけでダンジョンの攻略を達成する。これはすでに攻略されたダンジョンでいいわ。未踏破のダンジョンの攻略は探索者をしている私ですら危な過ぎるし」
ミクラは今の特別科に未踏破のダンジョンを行かせる気持ちはない。
「そして三つ目ハイザの言っていた今のダンジョンを体験することバルエドにあった予兆のために以上よ。まとめるとダンジョンで戦ってダンジョンを攻略してダンジョンを体験する」
「見事にダンジョンだらけ」
「それはそうよダンジョン国家だもの」
「ダンジョン観光になりそうだねルーちゃん」
「ミクラさん!!!レイベルの他の観光名所は!!!」
「レイベルの観光名所はダンジョンよ」
「それ以外!!!」
「あったかしらレイベルに観光できる場所なんて、私が行きたいわね」
「そんな~」
膝からうなだれるルージュ今回もまともに観光できる場所はなさそうであった。
「それじゃさっそく転移魔法陣を使って移動開始ね、こっちよ」
ミクラは一つの転移魔法陣を起動させる。
そこは広くドーム場に広がったダンジョンであった。
「さて一つ目のダンジョンはここよ」
「広い〜」
「もう移動したのか?」
「そうよこの不人気ダンジョンにね」
「不人気ダンジョン?」
「ここのダンジョン人が来ないのよ。ダンジョンは本来その場所でしか取れない特殊な鉱石などが出てくるんだけど、ここには何もないのよ一点を除いて、だからこそ戦うことに関してうってつけなんだけどね」
「もしかして敵しか出てこない?」
「大正解」
ミクラはダンジョン内を移動し何かを操作しだした。
「貴方達はそこにいていいわ。………………初めはそうね百体くらいでいいかしら」
「何をしてるんですか?」
「ここのダンジョンわね出て来る敵の数を指定できるのよ。探索者にとっては意味をなさないんけど、敵の数を指定して倒しても何もないし得るものがないから」
探索者はダンジョンの攻略、研究をするのが基本でありただ敵だけが出てくるとわかったダンジョンにはようがない。よって人が来なくなり不人気ダンジョンになってしまった。
「ただし命がけの戦闘がしたい奴らは別、無限に戦うことが出来るから」
このダンジョンはただ戦闘経験を得ることに関しては大人気であった。
「さて、私は外にいるから頑張んなさい、百体倒したら終わるわじゃあね」
ミクラはダンジョンの操作を終えて外に出る。
「百体?」
「今から百体出て来るの敵が」
「発言的にそうなんだろうな」
特別科全員の影が大きくなり次第に地面を黒く染めてゆく。
「私達の影が?」
「見たことある魔物に変わっていってる」
残されたノード達は各々が武器を構える。
そうこのダンジョンの敵は影が敵を模倣する。
「一部私達に似たような見た目のものもいますね」
「影が模倣しているという事かな」
「我もいるぞ!」
「一番弱そうだな」
「ノードなにを言っておるこの中で一番強いではないか」
「そうですね、能天気さでいえばこの中で一番ですよ」
「貴様はこの中で一番アホズラだな」
「能天気には負けますよ」
「シャル!!!そこまで」
「カラスも言い合いを終われ来るぞ」
レイベルでの一つ目のダンジョンは百体対特別科、特別科は従魔合わせて十、一人が十体倒す計算となる。
ミクラに言われ着いたダンジョンそこでノード達は百体の敵と相対するのだった。
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