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ミクラ・オルティス

 次の日ダンリの元担任に会うためにノード達は特別科の教室にいたのだが

 


「遅い!!!いつ来るの!!!」

「そうだもう夜だぞ!我は寝たいぞ!」

「明日来るとは言っていたが時間までは言ってなかったな」


 ダンリは明日来るとは言っていたが時間までは言ってなかった。なぜならその人物がオルティス家の人間だからであった。


 それからさらに時間がたった後に一人、この教室に訪れていた。



「いや~着いた着いた相変わらず何もない教室ね」



 ゆっくりと入って来る一人の女性


「あら貴方達どうしたのそんなに眠たそうにして」

「おっっっそーーーーーい」

「あらどうしたの?まさか朝からいたの?オルティス家の人間相手に」

「オルティス家の人間?」

「聞いてなかったのダンリから」

「えぇあの人は〜あの人は〜ってずっと言っていましたね」

「そういえば誰が来るか聞いてなかったな」

「そうダンリが、フッフッフッ」



 不敵に微笑む女性何故かその姿に恐怖心が…………


「まぁいいわ。ダンリにはお仕置きするとして」

((((((((お仕置き))))))))


「ミクラ・オルティス貴方達をレイベル連れて行くからよろしく。今の特別科については父さんから聞いているから各自の自己紹介はいいわ」

「父さんから聞いている?」

「オルティス家の人間で学園にいるのは学園長だな」

「そう現在の学園長が父さんね」


 ミクラ・オルティス

 現在のヴァンレランの学園長ザイカ・オルティスの一人娘それがミクラ

 バルエド国内において何故か顔が広く横の繋がりがおかしい人物としてよく名が上がる一人。

 探索者はダンジョンに行って帰って行って帰ってを繰り返すのにと疑問をよく持たれている。


「さて貴方達さっそく行くわよレイベルにそしてダンジョンへ」

「今からですか?」

「当然!!!時間は有限じゃあない出発よついて来なさい」


 




 ダンジョン国家レイベル

 

「ルーちゃんそんな頬を膨らませなくても」

「だってこういう移動も皆でわいわい楽しみたいじゃん、それなのに今回も…………ぐぬぬぬぬ………次は絶対起きてやる!そして皆寝かせない!」

「それ眠たい前提になってるよ」


 結局そのままレイベルに着いたノード達だがそれまでの道中はサイグルの時と同じ大半寝ていたのだった。


「グカァ〜グカァ〜」


 ノードの肩で器用に寝ていたカラスだが


「お前はそろそろ起きろカラス………あ」

「グギャッッッ………………ぉぉぉぉぉ、か、からだが、い、いたいぞなにごとだ」



 ノードの肩から綺麗に落ちたカラス。


「すまんカラス」

「ノード!我の綺麗な体にアザはできてないか?」


 すぐさま立ち上がり自身の体を確認するカラス。


「そんなすぐに動けるなら大丈夫でしょ。なにせ最高峰の従魔ですから」

「うむ、そうであったな、貴様みたいな猫と違って我は最高峰の従魔であった。この程度でアザなどできんか」


 思いっきり高笑いするカラス


「起こさない方が良かったか」

「こういう子たちが居た方が賑やかでいいじゃないかしら」

「そうですか?うるさいだけですよ」

「そう?私が担任をしてたダンリ達の代は皆ガッチガチの仏頂面が多かったわ。私なんてよく皆に怒られたしマイペースにのんびり楽しくしてただけなのに」


 昔を思い出したのかにこやかに笑いながら感慨深い表情で話すミクラ


「まぁいいわ。いきなりだけどダンジョンに行きましょうこのまま」

「このままですか?」

「そうこのままよ。行けばわかるわ」



 



 そうして一つのダンジョンに着いたはずだが


「これがダンジョンなの?」

「こんなダンジョン知らない」

「いっぱい魔法陣がある」

「この魔法陣は全部転移魔法でねレイベル各地に繋がっている入口なの」

「ありすぎだろ」


 ミクラに言われ着いたダンジョンにはざっと見るだけで数千近くの魔法陣がそこら中に張り巡らされていた。


「さて、それじゃ貴方達がレイベルでやるべき事を発表するわね」


 これからレイベルでのやるべき事がミクラの口からようやく聞かされるのだった。


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