準備
次の日にて
「レイベルについての本これだけあったよ」
「こっちはダンジョンについてですね」
ヴァンレランに戻って来たノード達はレイベルとダンジョンについて調べていた。
「流石ヴァンレラン本が多いですね」
「うーんどれが観光用だろう?」
「観光用だけじゃないよ調べるの」
ヴァンレランの図書室にて調べるはずがレイベルについての本が多すぎて困っていた。
「全部見る?」
「日が暮れるな」
「うーんどうしよう」
「どうかしました。そんなに本を集めて」
喋りかけてきたのは長い髪にメガネをしている女性であった。そして女性の腕には腕章があった。
「えっと」
「生徒会役員の腕章?」
「ごめんなさいねいきなり、困っていたようだから、初めてここを使う子たち皆本が多くて困るのよ私もそうだったし」
そう言うと女性は本を並べだして
「これは……レイベルようかな、でこっちがダンジョンようで…………これかな………はいどうぞ」
テキパキと本を分けていく女性そして1つの本を渡す。
「その本にレイベルと簡単にダンジョンのことついて書いてあるわ」
「ありがとうございます」
「いいのいいの私が勝手にやった事だし、それにしても特別科はレイベルにいくの?」
「えッ」
「あ、ごめんなさい自己紹介していないわ私」
女性は軽い咳払いの後に自身のことを話す。
「私はヴァンレランの副会長をしているジナース・オルティスよろしくね。いいわね特別科、次はレイベルに行くんだ、私も叔父様に頼んで編入できないかしら?」
編入できないかしらという副会長を名乗った女性ジナース・オルティス。特別科について知っているようだが
「そうだ、話てる場合じゃないんだ。じゃあね特別科の子たちレイベルへの遠征頑張って」
そういって図書室から出て行くジナース
「意外と特別科って知られてる?」
「いやオルティスの名と叔父様に編入で大体わかるだろうアリア」
「シュウザどういう事?」
「今の学園長の家名がオルティスだ。彼女の叔父がその学園長なんだろうな。そこから俺たちが特別科であることを聞いた、そんな所だろ。まぁ今はその本でレイベルについて知っておこう。ご丁寧に教えてくれたしな」
シュウザの言葉通りに今はレイベルについて確認する。そもそも生徒会であり学年も違う彼女と関わることは少ないと考えていた。
〜生徒会室〜
「ごねんなさい遅れた?」
「ぎりぎりセーフすよジナース副会長」
「ぎりぎりアウトだジナース」
「ヘルムート会長時間ジャストだしセーフじゃね」
「三秒過ぎている」
「細か!」
生徒会室にはジナースがついた時、同じく生徒会の会長と書紀の二人そして
「三秒くらいなら儂は気にせんからいい」
「学園長は特に気にして下さい」
「叔父様がもう居る!!!どうしたのですか何か変な物でも食べましたか」
「たまには早く来るわい」
「一分前ですけど来たの」
「ヘルムート君は細かいのぅ」
「叔父様が時間前に来ているのよヘルムート一分前でも奇跡よ」
「オルティス家の人間はマイペースだからな、今いるのに俺は感動しているぜ会長」
「そんなことで感動するなアルフェ」
この場にはもう一人学園長ザイカ・オルティスがいた。
「さて、もう揃っているなら今後について会議を始めよう」
ダンジョン国家レイベル
レイベルにはダンジョンが常にあふれかえっている。
ダンジョン、ダンジョン一つも飛ばさずまたダンジョン。ダンジョンだらけの国家それがレイベル。
そもそもダンジョンについては何もわかってないっといっても言いぐらい毎年の如く新しいダンジョンの情報が出てくる。
「レイベルってダンジョンしかないの〜」
「ルーちゃんダンジョン国家だよ。ダンジョンに関することが主流だよ」
「だな、この本には基礎的なことが書かれているが見事にダンジョンだらけだ。何回出てくるんだダンジョンって言葉」
「それだけ重要なんだろうレイベルにとっては」
レイベルはダンジョンで出来ていると言われるほどダンジョンから採れる特殊な鉱石などで国として成り立っている。
「レイベルにいろんなダンジョンがある。今回はダンジョン観光」
「そんな観光しないよアリア!!!」
「あながち間違ってはいないだろうなダンジョン観光」
「どうしてだノードよ?」
「今回レイベルに行く理由が今のダンジョンを知ることだろ」
レイベルに行くことになったのは『予兆があってな今のダンジョンの体験をしてきて欲しい。バルエド国内にダンジョンが現れたときの為に』そう皇太子殿下に言われている為である。
「それにしてもなんで特別科がレイベルにいって体験して来るんだろう?」
「いずれはレイベルに行く予定ではあった」
「先生!」
「行くはずがあの人が強引に捻じ曲げた」
ダンリが来たがその顔には捻じ曲げたそうあの人が心底面倒くさいと出まくっている。
「兄さん顔に出まくってます」
「出ない方がおかしい俺たちの代がどれだけあの人に振り回されたか。皇子がいるってのに好き勝手しまくった人だからな」
当時を思い出したのか頭を掻きむしるダンリ、大変だったのであるたった一人の人間によって。
「だからお前らも気をつけろ。これは先生としてじゃない、あの人の生徒だった人間の言葉だいいな」
余りに鬼気迫る表情で言うダンリに驚く。
いったいなにをしたらこんなことを元教え子に言われるのか。
「絶対ハイザに対して何かした。『だったら今の特別科を私がレイベルで経験させるわ』ってあの人がそんなことをするわけがない。大方ハイザから連絡が来たとき面白そうになるように動いたに決まってる」
「こんな兄さん初めてみた」
ネーラがびっくりするほど口調が荒ぶっていくダンリだが一旦一息入れる。
「だがダンジョンについてあそこまで詳しい人もいない」
ダンリの元担任は探索者
ダンジョンを専門的に攻略し研究する者としての矜持だけはある。だからこそたちが悪いが
「もう明日にはこっちにくるらしいからダンジョンについてはあの人に聞くといい。俺はそろそろ行って来るよダンジョン調査」
ハイザからの依頼
先生にダンジョンの調査を依頼し時『まだ現れていない予兆ならダンリに監視させたらいいのよ』って言い出したせいでダンリが行うこととなった。これもあの人が強引に決めたのだった。
あの人は強引でも決めることができるほどの権力を持つ人でもあった。
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