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次は?

「ハイザお前先生に頼んだのかよ」

「あの人は適任だからな」

「それでレイベルに行けか。強制ではないって言うがほぼ強制じゃねか」

「すまんな」

「いや、遅かれ早かれレイベルに行くしいいけどよ」


 ダンリはいずれレイベルに行くことは確定だったため前倒しなっただけだと考えた。

 ただ探索者たる先生が来るのかとも考えていたが。




「それでだなダンリお前はレイベルに行かんでくれ」

「は?」

「いや先生にバルエドのダンジョンの調査を依頼し時『まだ現れていない予兆の段階ならダンリに監視させたらいいのよ』って言い出したからな」

「それでさっき言った私がレイベルで経験させるか」

「そういう事だ」

「はぁ〜〜〜」


 ダンリは大きくため息をつくしかなかった。


「あの人はまた勝手な」

「仕方ない。むしろあの人らしいよ」

「俺は専門外だぞダンジョンは」

「なに監視だけなら大丈夫だろ。それにそこにいる二人にも手伝って貰えばいい」


 そこにいる二人とはもちろん依頼を出せば動く者達。


「私達かよ!!!」

「さっき言ったじゃないか『依頼があればいつでも』ってな」

「敵にならなかったなエイリー」

「うっせ、リグルド」


 二人は確かに言ったと思いはしたが次の依頼をこの場で言われたのは予想外であった。


「ハイザ私達もダンジョンなんて得意じゃないぞ。それに本隊とそろそろ合流しねーと」

「そこは安心してくれ落底のサソリ全体に依頼するから」

「マジかよ」

 


 現れる予兆があっただけのダンジョンに本隊を依頼するとは、ハイザは動かせるものは全部動かすつもりであった。


「それなら可能だな」

「そういう訳だ。それでダンリはいいかな」

「良いも悪いもなくレイベルに行くしかないし俺は監視する、もう決定事項のようなもんだろそれ」


 ダンリは途中まで考えていたがそもそもあの人が関わった時点でもう終ったようなもんだと思い諦めていた。


「そうだなぶっちゃけ決定事項だ」

「わかったよハイザまた連絡してくれ」

「こっちもな」

「了解した。また追って連絡を入れよう」


 そう言いハイザとの連絡は切れたがダンリの顔にはあの人が関わるのか面倒くさいというのが出ていた。


「あ~すまんな全員、もう次の場所が決まった。レイベルに」


 この場に特別科全員いたため話は聞いていた。



「もう次が決まった」

「ですねアリア、まだサイグルにいるのに」

「しかもダンジョン国家と呼ばれているレイベルか」

「我はバルエド以外に行ったこともダンジョンもないからな楽しみだぞ」

「貴方の能天気さはこういう時羨ましいですね」

「カラスの主人としては悲しい能天気さだがな」

「私は今日一日でいろいろあり過ぎてパンクしそうだよ」


 ノード達は一気に喋りだす。連絡していた相手が皇太子殿下であったため全員が緊張して静かにしていた反動だろうか。


「もう今日はすることがないから宿に帰って今日の整理をするか」

「だな、本来なら魔物達もまだいるだろうが変異した奴らから逃げていたし全部討伐されているからな」


 逃げていた魔物達はサイグルに向かったため元々いた者達によって一斉に討伐がされていた。



「よし、特別科全員、一旦宿に帰って今後について整理するぞ」


 こうしてサイグルでの二日目は終わりを迎えた。


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