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王家

 急いでサイグルの街に着いたダンリ達はさっそく依頼人に連絡を取る。


「えっと先生私達っていてもいいですか?」

「いいぞあいつだし」

「大丈夫だろ」

「問題ない」


 ダンリだけでなくエイリー、リグルドまだもが軽い口調で答える。

 それを聞きノード達は


「本当に大丈夫なのかな」

「うん、大丈夫じゃないと思う」

「だな、バルエド王家からの依頼だしな」

「だよね~なんであんなに軽いんだろ三人とも」


 当然三人ともが軽い口調なのには理由があった。


「軽いのは仕方ないだろう。今回連絡をとっているのはヴァンレラン時代の俺の元クラスメイトだしな」

「ヴァンレラン時代のクラスメイトって」

「先生って元々私達特別科の先輩ですよね」

「今回の依頼人はバルエド王家ってことは」

「俺たちの先輩にあたる人にバルエド王家の人間がいる」

「そんな人が先輩に……………」


 ノード達は自分達の先輩にバルエド王家の人間がいたことに困惑していた。


「そういう事な。ダンリが特別科にいた頃、クラスにバルエド王家の人間がいてなそれも第一王子」

「そして現在の皇太子殿下でもある」

「次の王様だな。なんでこの二人に、傭兵に王家の人間が依頼したかは傭兵としての流儀と実力を買ってだろうな。自分が特別科にいた頃に相対したからな」

「そんなこともあったな」

「あの時は敵同士だったしダンリ達のクラスメイトと私達の団長含め落底のサソリの本隊で殺りあうヤバイ状況だったけどな」


 笑いらがら話す三人の内容に特別科全員の頭がパンクする。元特別科と傭兵の本隊でやり合う状況って、しかも特別科には王子がいての環境下で、いったいどれだけヤバイ状況だったのだろうか想像ができなかった。


「殺りあった敵同士だったのになんでこんな感じで話すことができるようになったんだろう」

「いやいや傭兵にとってはいつもどおりだぞ。昨日の敵が味方なんてな」

「依頼終わりに殺りあった相手とばったり会うこともあるしな」

「まぁ今回俺が協力しているのはこいつらに暴れられたり、敵同士になって状況がこじれないためには味方でいた方が良いと考えていたからだ。それに王家からの依頼ならあいつしか傭兵たるこの二人を使わないだろうしな」

「だな、王家の人間が傭兵を使うなんてあったもんじゃないし普通」


 そう話ているうちに連絡がついた。


「すまんな、待たせてしまったか」

「いや、大丈夫だぜハイザ」

「ダンリか、二人に聞いていたが普通に協力しているのか」

「少しでも情報をくれれば良かったのに」

「お前は今特別科の担任だろう」


 バルエド公国王家

 第一王子であり皇太子殿下でもあるハイザ・バルエド、今回落底のサソリの二人に依頼した張本人であった。



「それに落底のサソリの二人に任せていればなんとかするだろう。他の団員や団長がいなくてもな」

「えらく高く買ってくれてありがたいぜ、ハイザ」

「昔殺りあった時から評価している。それでなにようだ、緊急の連絡なんて」

「それがだな…………………」



 ダンリは今回起こった魔物を食い出した魔物について話出した。



「なるほどな、魔物を食う魔物かそんなものが、ダンリお前ならそんな面倒臭い魔物討伐できただろう何故しなかった?」

「お前だけの依頼なら討伐しちまって問題ないだろうが周りがうるさいだろ」

「そういう事か、確かに変異した魔物を勝手に討伐するとうるさく言う奴らがいるかもしれんなダンリがいると特に、剣帝が協力してくれるなら捕縛し研究材料にとか言い出すかもしれん」


 ハイザは少し考えていたが、


「ダンリお前じゃないと討伐はできんか?」

「そうだな、エイリーとリグルドもいるし今の特別科全員でも討伐は可能だし簡単だと思うぞ」

「そうかなら討伐してくれ」

「いいのか?」

「面倒臭いが周りは俺が黙らせよう。ただし少し協力してくれ」

「協力ってなんだ、魔物の討伐するしかできんぞここからだと」

「その魔物の討伐をエイリーとリグルドに加えて特別科で起こってくれ」

「どういう事だハイザ?」

「ダンリがいればと思われるならそれ以外の理由があればいい。元々依頼を受けた二人と特別科全員を使ってな」

「なんで特別科全員まで」

「お前がサイグルにいることはバレているからな、二人が討伐しようとしている所にたまたま巻き込まれ、たまたまその場にいて特別科の全員を守る為に仕方なく討伐したと言うことにする」

「いや流石に強引じゃないかそれ」

「もう巻き込まれてはいるしあとはその場さえあればいい」


 なかなかに強引過ぎる一手ではあったが一番手っ取り早いとダンリは考えた。


「そういうわけで特別科には申し訳ないがその場に行ってくれ。誰か見てない限り大丈夫だと思うが念のためにな」

「相変わらず特別科はいろいろ巻き込まれるな」

「俺たちの代もそんなもんだったろ。じゃないと傭兵の本隊とやり合うって状況になったりしない」

「だな」

「討伐完了後連絡してくれ、サイグルに今回のことにたいする調査隊員たちを派遣する」

「了解した」


 こうして変異しだした魔物たちの討伐が決定した。

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