異変
サイグル二日目
朝一羽のカラスが鳴く
「朝からうるさいぞカラス」
「我ではないわ!!!鳴いているのは外におる別のカラスだ!!」
「お前の鳴き声と同じだったんでついな」
「どこが同じだ!普通のカラスの鳴き声と一緒にするでない我の美声を」
「………」
ノードは思いのほかカラスの発言に引いてしまった。こんなことを言い出すとは流石に……
「おい!引くなノード、せめてなにか言ってくれ」
「………………行くか」
「無視するなノード、ノード~」
ノードはカラスを置いてきぼりにしていく。
「おはようノード」
「あぁ、おはようヴァン、シャル」
「またなにかしたのですか?あの駄カラス」
「あ、いや何でもない」
ノードは思っていた以上に顔にでていたらしい、ノードは顔を引き締めるあの程度でここまで動揺してしまうとは………
そう考えているうちに全員が集まっていた。
「今日はどうするんだろう?」
「また兄さんから手紙を預かっているわ」
ネーラはダンリから預かった手紙を開く。
『 特別科へ
俺はまだやることが終わっていない。
のでまたあの二人に任せることにした。
集合場所は昨日の武器屋だ。
ダンリより』
「昨日もやることができたって書いてあったけどなんだろう」
「一番可能性があるのは魔物に関することだと思うわ。兄さんの力を借りたいとするなら、というよりサイグルの今の現状的にそれしかないと思うわ」
「まぁ昨日は凄かったからな」
「魔物の数が異常だあれは」
特別科の面々は昨日対峠した魔物の数を思い出していた。
「とりあえず昨日の武器屋に行こう」
「また武器屋の観光」
「だからアリア今日は違う場所だよ」
特別科の面々はダンリの手紙に書いてあったようにあの二人に会いに昨日の武器屋へと向かった。
「よう来たな」
特別科は二人に合流するが
「なんか昨日より人が多い気がする」
「仕方ない魔物が暴れだしそうだからな」
「そうなんですか?」
「あぁ予兆があったからな」
「と言う事で今日は魔物の討伐をしに行くぞ」
「ええ~~~~~サイグルの案内は」
「お前らがサイグルに来た目的は観光じゃないだろ、また今度だ」
そう言って二人は特別科を連れて外へと向かった。
「よし着いたな」
「またウヨウヨいるよ」
「昨日より多いな」
「捌くの大変」
特別科は戦闘体勢に入るが
「なぁリグルド今までより活発化している魔物少ないよな」
「明らかに少ないな」
「なんか逃げて来ている魔物たちって感じがするな今いるの」
「そうだな、だがこいつらがサイグルに踏み込みのはよくない」
エイリーとリグルドは魔物たちがいつもと違って何かから魔物たちが逃げて来ているように感じていた。
「お前ら数は多いがそれだけだ」
「対処はできるな行くぞ」
二人の声を合図に攻勢を開始するが何体か交戦しているうちにすぐさま逃げ出す魔物たちが現れた。
「攻撃してこない?」
「逃げてるなんで?」
「いやいや何かから逃げている気はしていたが一目散に私達を避けてまで逃げていくか普通」
「その普通じゃないことが起き出しているのだろうな」
「あの~何なんですかこの状況いきなり魔物たちが逃げていくんですけど」
「二人の反応を見るによくあることでは無さそうですね」
「あぁ初めてだよ。大体の魔物は知性なんてあったもんじゃない。それこそお前達のそばにいる従魔とかではない限りな」
「それが逃げている?」
「とんでもないことが起きている可能性がある?」
「とんでもない可能性とかじゃない確定だ」
エイリーとリグルドはここに来た目的、変異しだした魔物たちの反応を確認する。
「エイリー探索は」
「もうやってる!!!」
「すまんな二人とも想像以上だよ」
そこに颯爽とダンリが現れた。
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