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観光?

「さて腹ごしらえも終わったな」

「これからどうしよう?」

「サイグルを観光しようとはいったけど、どこに行ったら何があるかわかんないからね」


 特別科の一行は飯屋を出たが行き先に困っていた。そこに


「困ってんな特別科」

「観光なら任せろ」

「えッ」



 急に特別科に声をかけてきたのは男女二人

 寡黙そうな巨漢の男と勝ち気そうな小柄な女、

 ノード達は話しかけられたことに驚いたがすぐに警戒する。自分たちから名乗った訳ではないのに彼らは特別科と言っていたからだ。


「貴方達は?」

「そうそう警戒すんなって」

「まぁいきなり話しかけられ、特別科と言われれば仕方ないがな」


 特別科のことは公にされていない。

 初代学園長がその方が特別感が出るからっとそんな理由で知っている人が少ないはずなのだから


「私の名前はエイリーだ、んでこっちのデカイのがリグルド。私達はお前らの担任からサイグルのあんなを頼まれたんだよ」

「ダンリ先生から」

「ほい、これ手紙 」


 渡されたのはダンリからの手紙であった。


『 特別科へ


俺はやることが出来た。

サイグルを知っているそこの二人に任せた

 ダンリより。 』


「短か!」

「兄さん、何かあったのでしょうがもう少し内容を」

「そう言うことで私達がサイグルを案内してやる。感謝しろよ」

「任せろ」

「さっそく行くぞ」


 エイリーとリグルドはそう言うと移動する。


「どうしよう!?」

「一応ついて行こう」


 ノード達は怪しみつつも二人の後について行くのだった。



「なぁ普通にサイグルを案内してやればいいんだよな?」

「剣帝との取引だからな」


 二人はダンリに見つかり目的を聞かれ素直に答えた。そして見逃すかわりに特別科のことを取引したのだった。そして




「観光じゃんない!!!」


 ルージュは叫ぶ、なにせ一番最初についた場所が



「どうした嬢ちゃん?」

「サイグルの観光で一番最初がここって」


 二人について行ったノード達が着いた場所は武器屋であった。


「なんで武器屋、しかもめちゃくちゃデカイし、いろいろありすぎだし」

「なんでってサイグルの観光だろ」

「サイグルは応戦都市と呼ばれ他の場所より魔物の数が多い、いや多すぎる。ゆえに魔物たちに対抗するため戦いに関する物が発展していった」

「その結果サイグルの観光といえば武器屋になる、基本的にな」

「マジ」

「マジ」

「思っていた観光とはなんか違うよ」

「そうか?嬢ちゃんのクラスメイトを見てみな」



 そう言われルージュはクラスメイトたちを見るが


「なかなか良いものがあるよシュウザ」

「だなアリア、流石は応戦都市サイグルだ。魔物と日々戦うため、武器達の最先端がここにある」

「おいノード、こっちの短剣はお前の持っている物より切れ味が違うぞ」

「そうだな、いやこっちの短剣の方が」

「僕は槍だしここにはないかも」

「ヴァン君他の場所ならあるんじゃないかな?

 私の魔道銃もここにはないし」

「ここは基本的に剣に関する物が置いてある階層のようですね」

「兄さんを真似て同じような剣を握っていますが別の物もそれはそれで」



「ええーーーーーー」


 ルージュ以外の特別科の面々は興味津々であった。




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