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第二話 竜緋 朝音の日常

誤字脱字が多いかも知れませんが見てやってください、とりあえず1ヶ月以内に一話を目標に書きたいです。



いきなりだが俺は普通じゃない…



小学生位の時から自覚していた。


始めは他とは違う目や髪の色で異端視された…


その時はただ周りが近づかないだけだったんだ…



しかし授業でバスケをした時高校生顔負けの試合をしたり

学力テストで全部満点をとったあたりからそれも変わった…



いつの間にか

「天才」だの

「神童」だのと呼ばれるようになっていた



普通ならそこで調子に乗ったり偉そうにふんぞり返るんだろうけど…



俺はそこも普通じゃなかったんだ…




……



「パス回せ!、パス」



「ソッコー!」



野外に作られた学校のバスケコートの脇を抜けながら一枚の紙を眺め少年は悩やんでいた。



「…またやってしまった…」



かなり落ち込んでいるのかとにかく肩を落としてため息をついている



「ありえねぇだろ…」



そんな少年に…



「あ!、ミスった」



手先が狂ったのかバスケットボールが少年目掛けて飛んできた。



「あ!!」



部活をしていた生徒が叫ぶ


それもそのはず練習ようのボールを使っていたためその重さはシャレにならないのだ…


それがもし頭にでも当たれば…




「あ、危ない!!」



生徒は真っ青になって叫び声を上げた。



「たく…なんでいつもこんな……」



しかし聞こえていないのかまったく少年は避ける素振りを見せない



もうダメだと部員達は目を硬く瞑っり生々しい音が耳に

……



【パシッ…】



………



「…………?」



届く筈なのに聞こえたのはまったく想像していなかった音…



「はぁ……」



「「「っ〜〜!!」」」



今度は部員全員が驚愕の表情を見せた。



それもそのはず…







少年の片手には…




「危ないだろ、気いつけろよ〜」



バスケットボールが受け止められていた



「ぶ、部長…、あ、あれ練習用の重量ボールじゃ…」



「飛んで来たのを片手で…、受け止めただけでも脱臼ものなのに…」



そんな部員達の気も知らず少年はボールを二三回ついて片手の手のひらに乗せる



そして…



【ヒュッ…】



「な…!」



【パスッ】


少年の投げたボールは放物線を描いてゴールした



「んじゃ、俺は用事あるから次からは気をつけてく……」


「「「是非我ら緋那高バスケ部に!!」」」



……………



なんとか勧誘を断って少年…竜緋 朝音は自分の通う緋那校近くの公園ベンチに座り一息ついていた。



自分の成績表を見つめながら。



「……はぁ」



「ため息ばかり吐いてたら幸せが逃げるぜ朝音♪」


そんな朝音の前から陽気な声が聞こえてきた…



「イチカ(壱華)…お前の無駄にけたたましい声を聞くともっとため息が吐きたくなるんだが…」



【彼の名前は大澤 壱華

運動神経抜群で漫画家を目指している金髪の親友(悪友)だ

なぜか小学校入学式の時

「俺らオソロじゃ〜ん!」とか抜かして人の髪触ってきたので張り倒したらそれからなつかれた

正直意味不明な性格で俺に引っ付いてくる、まぁあんまり嫌いって訳じゃないからいいけど…】



そんなイチカに頭を抱えて朝音は再びため息を吐く



「な!、それが親友に対する言葉か!」



「親友?、悪友だろ…よくても腐れ縁もしくはただの面白み皆無なほんと〜〜〜に普通で凡人の幼なじみ?」



「泣くぞ!」



「勝手に泣け…」



「くしょぉぉぉ!!」



あ…、マジで泣いた…


てかいい高校生が泣くなよみっともない

(↑泣けと言った本人)



っとそんな事を考えて泣いてるイチカを眺めていると



「国語100 数学96 歴史98 科学100 英語99 音楽100…」



「あんた本当に人間か?」



「!!」



後ろから透き通った声と呆れたような声が響いた。



「おい!、オマエら、いきなり背後から現れるなってあれだけ!」



【ガシッ】



「誰がオマエらだ?、ん?」



【ミシミシ】



のせられた肩から異音が鳴り出した



「わ、悪かったツキラ(月羅)謝る、謝るから離して…折れる…」



【彼女は夜神 月羅

名字は(よるがみ)だ、こいつも幼なじみの一人で回りの男子いわく美人…、だそうだが…

黒髪でショートカット…あと若干乱暴(←本人に言ったら死)だ

そして何より人知を越えた馬鹿力の持ち主

しかも自覚がないからなおさら質が悪い…

かといってムキムキマッチョってわけでもなくどちらかと言えば小さくて細いし…、一体どこからあの馬鹿力が出ているのか……謎だ…】



「まったまた〜、大袈裟な事言ってぇ〜、私のいたいけなか弱い女の手で折れるわけないでしょ」



「か弱い女に折られるほどもろい骨じゃないがマウンテンゴリラに握られて折れないほど丈夫でもないぞ…」



【ミシメキメキ】



「○¥〒★*$☆¥#!!」



「誰がマウンテンゴリラだ?、ん?」



「カヨワイオヲナノコデス…」



「よろしい…」


そんな風にツキラとじゃれて(一方的イジメ)いると…



「まったくいつまで遊んでるの?」



もう一人の方が話しかけてきた。





【こいつの名前は松里 唯 名字は(まつり)だ…

同じく幼なじみでスポーツ勉強ともに俺とどっこいで切磋琢磨しあえる存在だ…

ちなみにかなりの超美人(クラス男子いわく)

ピアノ等の楽器も上手く高一ながら副生徒会長でもある…

肩より少し長いストレートの黒髪を持ち

新雪みたいに白い肌はまるで大和撫子のよう…(クラスのバカ共(男子)からの情報)





「違う唯、遊んでるんじゃないイジメられてんだ…」



「イジメて犯ろうか♪」



「まて、そこの漢字は【犯】でなくて【殺】だろ!」



「こっちのがあんたには効くでしょ♪」



「よおぉるぅぅなあぁぁ!!」



「少しは女の子に慣れないと♪」



「むぅうりぃぃ!!」



はい…、実は朝音は女の子が苦手です…


理由はまた後程…



っとまぁこんな感じでいつものコントを続けていると


『ニャア〜♪』



ノリノリの猫の鳴き声が公園に鳴り響いた



「あ、もうお昼ね、入学式思った以上に速く終わったからわからなかったわ…」



「相変わらずこの時計の音は間が抜けるなぁ」



「まぁ…、それが好きなのがいるわけだしいいんじゃないの?」



「猫好きにも程はあるだろうよ…」



朝音は無類の猫好きで毎回昼間には学校を抜け出し学校近くの公園【通称猫公】でほのぼのしている



さてなぜここが猫公と呼ばれるかとゆうと…



「なに、お昼!」



「ちょ!、急に止まっオブ!!」(←止まった朝音に激突)



朝音はカバンをあさくってあるものを取り出す



「餌の時間…」



まぁこいつのせいでして…



『ニャア〜』



『ニャアァ〜』



気がつけば周りは猫だらけ…



「朝音?、いい加減カバンにキャットフードとマタタビ粉を常備するのは止めない?」



「無理!!」



まぁ無類の猫好きなわけで…



「はぁ、まったく…」



唯は額に手を当てため息をつく



「そう、キバんなよ、それに…」



そんな唯の肩に手をおいて壱華が笑いかける



「朝音ここまで笑うようになったんだしさ」



そんな壱華の言葉に唯は朝音を見つめて微笑んだ



「そうね…」



集まった猫にキャットフードを上げる朝音



その朝音を止めようとする月羅



そんな二人を遠くから眺める壱華と唯



こんな感じで才能人

竜緋 朝音の日常は続くのであった

疑問や問題点がありましたら是非気軽に感想ください

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