異世界が現実に侵略してきました。
一般的な私立の高校に通う男子高校生宇祖月誠。彼が休日に狩名真菜と駅前で待ち合わせをしていた昼の事。前触れは一切なく、世界は唐突に崩壊する。街は消え、人も消え、明らかに常軌を逸した異常現象が世界を包み込んでいく。――まるで世界がファンタジーの異世界に侵略されているかのように――。次々に現れる空想上のモンスターや現実の法則をあざ笑うかのような超自然現象。巻き込まれた宇祖月誠は果たして生き残れるのか。そして世界いったいどうなっていくのか。これは少年と少女が紡ぐ、ファンタジーとの戦争の物語である。蛇足、最初の方は戦争ではなくサバイバルです。徐々に戦争するのであしからず。