登場人物紹介(ネタバレ)
偉そうなこと言ってたけど結局こっちを進めることにしました。
ちなみにこれはネタバレです。あんまり見ない方がいいと思います。
遠藤拓也 17歳
黒髪黒目の日本人。気がついたら異世界にいたのでヒャッハーしようかと思っていたが、一年間の異世界生活でほんのちょっぴりホームシックに陥った少年。
異世界人ということもあってか魔力回路が存在せず、基本的に魔法を使う事ができない。
ただし外部の魔力を分解して自分の力に変えてしまう吸魔体質者でもある。
とある恩恵を受けたことで【ドライヴ】という肉体強化のスキルと擬似的な回復魔法を習得し、現在ではランクBの冒険者として活躍中。変態達と知り合いになってからは溜息の連続。
後にカラスと呼ばれて精霊騎士団や勇者や魔王に目を付けられる。
「早く普通の生活を送りたーい!」
リーゼ 16歳
銀髪と藍色の瞳を持った美少女。相手の魔法の正体を見破るスキルやあらゆる魔法を行使できることから、魔族達に『大賢者』と恐れられている。
基本的には普通人なのだが、性欲の対象が近くにいると呆気なく理性が崩壊してケダモノとなる為、変態として輝かしい功績を残していたりもする。
ネタバレだがその正体は堕天使。マスターである拓也がピンチの時は聖剣アステリーゼに変身する。
余談だが、リーゼの見た目に騙された男達は彼女の変態性を見て、「女は中身が大事」だと悟るそうだ。
アルカ 13歳
パリーニュの工業区にある教会で暮らしていた孤児。子供とは思えない体力をしており、時には壁を登ったりする金髪ツインテール少女。
幻影系の魔法である透明化をシスターから教わっており、それをほんのちょっぴりだけ使える。
ツインテールは触手の如くうねうねと動き、たまに彼女の代わりに意思疎通を図ったりする。可愛い妹キャラ。奇妙な性癖は全くない。
チェリア・ブラウン 19歳
茶髪のセミロングが似合っているドジっ子美少女。冒険者ギルドパリーニュ支部で窓口受付嬢をしていて、パリーニュを拠点としている冒険者達から慕われている。
超怖がりな性格で、禍月の夜は自分を励ましながら仕事を放り投げる達人。12歳まではおしょんしょん漏らしていた。
エルメダ 70歳
パリーニュの居住区にて『竜の卵』という小さな宿を経営しているババア。
本人の前でババアというとヤヴァイ。あと男嫌いで理不尽。ガキと女にはそれなりに優しい。
料理は上手だが、献立についての文句は許さない。食べ残しはもっと許さない。相手が男なら問答無用でしばく。
ネタバレだが元Sクラスの冒険者。
タウ 19歳
常にメイド服を着ている美少女アルバイター。エルメダの孫で、寝起き拓也のボンバーヘアーがお気に入り。純情無垢であるが故に残酷な一面も。
「ねえ、死んでくれる?」は彼女がモンスターを倒す時の決め台詞だったりする。そして獲れたてのモンスターを串焼きにして販売。
リーシャ・スカーレット 16歳
バルジ村の村長の娘。病んでる。紅い髪で紅い目の美少女で、禍月の災厄から身を守る為に巫女服を着用している。
そんな彼女は自分が邪神の加護を受けているという理由で周りを避けて生きてきたが、村の皆は全てが空回りしている彼女を微笑ましく思っていた。そのことを気づかせてくれた拓也は彼女にとって救世主のような存在で、今では完璧に依存してしまっている。
『転移紙』の使用頻度はピカイチ。
ノイ・ピンケージ 19歳
バルジ村唯一の受付嬢。桃色の髪が特徴的で、プロポーションは抜群。ギルドの制服である黒のスーツが良く似合う。
一年前までは暇を持て余して(色んない意味で)腐っていたが、拓也が訪れてからは仕事に真面目なクールビューティーに成長した。
グレイ 21歳
灰色の髪をした白衣が似合う青年。パリーニュのギルド区にある小さな治療院で働いており、軽い傷ならただで治している。
回復魔法を使える人間はかなり限られているので、本来なら法外な金額を要求できる。というわけで……貴族達からはそれなりに「寄付」してもらっていたりする。
親切な人間なのだが、拓也はあまり好きではない。チェリアの幼馴染み。
シスター 63歳
教会を孤児院としており、身寄りのない子供達を養っていた。エルメダとはかつての冒険者仲間。
少し前に魔剣使いさんに殺された。
魔剣使い 正体不明
禍月の夜に現れると噂されている謎の殺人鬼。精霊武器に選ばれた精霊騎士団とも互角に渡り合う実力の持ち主で、常に漆黒の鎧で全身を覆っている。
エルル・ぺリオン 20歳
パリーニュ殺人事件の捜査の為に派遣された精霊騎士団の一人。古代の遺産である精霊武器を所持しており、その恩恵で身体能力は『第一級冒険者』にも劣らない。
基本的に語尾にデスを付けて話す。使用している精霊武器は刺突剣の『シルフィード』。
金髪金眼の美少女ではあるが、『悪はブッ殺!』と書かれた鎧を着ているせいで全て台無し。
クロウ・ブラックバード 25歳
パリーニュ殺人事件の捜査の為に派遣された精霊騎士団の一人。人並みの正義感だけでは悪は倒せないと考えており、戦う手段は選ばない。
白髪で黒目という特殊な組み合わせだが、同じ黒目の拓也に親近感を持っている。
所持している精霊武器は槍の『ノームグレイブ』。
新人であるエルルに色々と指導している。とりあえず鎧の件は諦めている。
「飛べない鴉は爪を研ぐ」は彼の中で名台詞となっている。