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名も無く果てなくスチャラカな200字

予言【200字】

「もうあなたといたくないの。そのための慰謝料なら、こっちが言い値で払うわ。5万でも10万でも、そうよ、いつもあなたがぐだぐだ細かく言うような端数も含めて、たとえ13万8千756ドル92セントでもね!」

そう言い捨てて車に乗り込んだ彼女は、私の見ている前で車を急発進させ、トレーラーに衝突した。

彼女の生命保険から、葬儀代や裁判、その他諸費用を引いて私の手元に残った金額は、まさに彼女の予言した通りだった。

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― 新着の感想 ―
[一言] まさにブラックジョークですね。 完成度高いと思います。
[良い点] 面白かったです! よっぽど彼女は「私」と別れたかったのでしょうね。自分が図らずも提示してしまった慰謝料の金額は、彼女のその後の生涯をかけても支払えないと天に判断されてしまったのかなぁと思い…
[一言] いくつか読みました。これ特に面白いなぁ~。 できれば『シリーズ』で組んでくれると読みやすいです。
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