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騙し通せるか? 林間学校! 1

 林間学校は、まさかの1週後である5月末に行われると言う事だ。俺の学年全ての生徒は2週間前と十分な心の準備をする時間があったようだが、残念ながら俺の猶予は1週間…を切っている。


 しかし、時間ギリギリ一杯まで俺と千夏は、『打倒林間学校』の名の下に、放課後二人で綿密な対策を検討した。その帰りにも、駅前の商店街で必要と思われる物を調達する。


 若干、やっつけ仕事になってしまったが、何とか準備を終えて林間学校の日を迎えた。





 当日、俺と千夏は駅で待ち合わせをして、いつものように学校へ向かって歩いていた。林間学校へは、学校が用意したチャーターバスによって学校から山奥へと連れ去られる



「でも凄いよね。和海クンって……65Eなんだもんね……。とてもかなわないなぁ……」


「それを言うなっ! 男として何の勲章にもならないんだからっ!」



今、千夏が言った『65E』と言う、一見スパイが使うような数字とアルファベットの羅列。これは……実は女の胸のサイズを表す……って言う事を昨日知った。


買い物中、千夏は俺を無理やり女性下着専門店に連れて入ったのだ。もちろん暴れたさ。しかし、この女の体では千夏の力に抗うことが出来ない。


そこで妙に愛想の良かった女性店員が、これまた俺を無理やりに更衣室に連れ込んで、サイズの計測を始めやがった。結果は、『65E』。


『65』と言うのは胴回り。この数字はかなり細い、華奢な体だと言う事だ。そして、『E』と言うのは……、あれだ。胸についている……脂肪の大きさらしい。それを聞いた千夏のガックリとした様子から、普通よりも大きいと言うのが薄々と分かってしまったものだ。


……もちろん、ブラジャーなる物を選び出した千夏と店員の前から、俺は脱兎のごとく逃げ出して……それ以上の辱めからの回避には成功した。



 俺と千夏は、学校の正面に止まっているバスに乗るまで、


「ブラ買おうよ」


「嫌だ」


「恥ずかしいなら通販で」


「そんな問題じゃない!」


 と、言うような不毛な会話を繰り返し続けた。




 バスに乗り込んだ俺は自分の席へと向かう。今なら安心できる千夏の隣が望ましいのだが、席を決めたのは俺の入院中。つまり、まだ千夏とまともに話も出来てない時期だったので、俺の隣は当然のように正也である。


もちろん、正也はバスの席を決めた時は、まったく下心など無かったはずだが……、今は……かなり安心出来ない。


「よぉーっす」


「ちっす!」


 正也はもう席に座っていた。俺はその左隣、通路側の席に腰を下ろす。確か、バスは男二人で座るには結構せせこましかったはずなのに、俺の体が小さくなったからか、かなり広く椅子を使える。


 なのに……妙に正也が近い。椅子を見ると、完全に左腕が領土侵犯、俺の椅子の上にはみ出ている。


「な……なんだよ。お前……右側に荷物でも置いてんのか?」


 俺が覗き込むようにして見ると、正也の右腕の辺りには何も無く、しかもバスの車体と正也の体には結構隙間が空いている。


「和海……。お前……なんかいい匂いがするな……」


「なっ!」


 俺の頭のすぐ横に、正也の顔があった。俺は慌てて髪を押さえると、自分の座席にきちんと座り直してから奴に向かって口を開く。 


「匂い嗅いでんじゃねぇ! 気持ちの悪い奴だな!」


「何それ……。花の匂い?」


「知らねぇ! 俺は頭を石鹸でしか洗わねぇ! それが家のしきたりだからな!」



 しかし、それは俺が男だった時の話し。今は親父の奴が俺のために妙に高そうなシャンプーやリンスを買って来やがる。さらに、トリートメントとか言う訳の分からない物をつけて5分ほど待って洗い流すと言う苦行までこなしている。お陰で俺の髪は艶々のピカピカになってしまった……。


どうして従うのかって? 


俺がその作業をしてない事を親父が気づくと、「じゃあ、パパが手伝ってあげよう」と言って無理やり風呂に入って来ようとするからだ。ドアノブをねじ切って全裸で入ってこようとする親父を、後ろからチョークスリーパーで気絶させた母さんのお陰でその時は事なきを得たが。


 

 後ろに気配を感じ、振り返ると、俺の座席の後ろには男子どもの顔があった。5人ほどの男が、俺の頭を嗅いでやがるっ!


「てめえらっ! おかしいんじゃねーのかよ! 俺は男だぞっ!」


「分かってるけどよぉ……。なんかさぁ……。和海って……いい匂いがするようになったよなぁ。シャンプーとかじゃなくて……」


「馬鹿野郎! 俺からは男らしく汗の匂いしかしねえっ! ふざけんなっ!」


 周りを唸りながら威嚇すると、ようやく奴らは自分の席に戻った。

 舌打ちして座りなおした俺だが、昔聞いた動物の話を思い出していた。


(やべぇ……。あれか? メスから出るフェロモンってやつか……? どうやって止めるんだ?)


 この一泊旅行の間に、血迷って俺の初キッスを奪った奴がいたら、半殺しじゃすまさねぇ……と、誓いながら俺は胸の前で小さな拳を握っていた。




 高速を使って三時間程走り、次は曲がりくねった下道を一時間。到着したのはかなり山深い所だった。林間学校と言う行事なのに、連れてきたのは『林』ではなく『山』だとは、なかなか俺の学校は期待以上の事をしてくれる。


「ちょっと待ってくれ」と心の中の俺の声を無視して、バスは俺達を降ろして走り去って行った。やばい……。こんな所で何かあったら……俺は逃げ切れるのか? 警察……、携帯の電波は届いているのか? そう思って携帯電話を確認すると、何とかアンテナは一本立っていた。

 

案内された宿は、まさかの廃旅館……一歩手前の宿だった。建物は一応の大きさがあり、一学年4クラス、100人は何とか収容できそうだ。


 俺達は荷物を旅館のロビーに置くと、大広間にて制服から体育のジャージに着替えさせられ、すぐに外に駆り出される。休憩を挟む事無く、これから登山だ。教師曰く、バスでずっと座っていただろう? って事らしい。まあ仕方ない。こんなのも含めて学習なのだろうから。




 俺は目の前にそびえる山を眺める。5月と言う事で、雪は無いし暑過ぎもしない。ただ、山は結構な標高がありそうだ。


 先生を先頭に出発する。

千夏はクラスの女子と和やかに話をしながら歩いている。やはりお姉系男子は女子に簡単に受け入れられるようだ。まあ、お兄系女子の俺も、かなり男子に受け入れられている……と、言えるか……。


「てめえらっ! 俺の後をついて来るな!」

 

 男子共がぞろぞろと俺に付いて歩いているその様子は、子分を大勢従えている親分の如くだ。


「いやぁ、バスの中では悪かったからさ、和海と仲良くしようと思ってよぉ」


 正也がニコニコしながら俺の横に来ると、肩を叩きながらそう言って来る。


「正也の言う通り。なんかさ、俺も……バスで頭がぼーっとしてよ。乗り物酔いの一種かもな」


 逆側の隣に来た松尾も、首を捻りながら言ったと思うと、笑顔で一緒に歩く。


 どうやら、バスの中より男子達は正常に戻ってきているようだ。もしかして……、密室、密閉された空間だったからか? フェロモンがバス内に充満したからなのか?



 並んで歩いている松尾はかなりでかい男だ。男の時もそう思っていたが、身長が縮んでしまった今、俺との身長差は20cm以上あるだろう。正也は男時代の俺と同じくらいの170cmくらいだが、それでも身長差は10cm以上。挟まれた俺は女子のように見えてしまう……って、マジで女子なんだけどな。しつこいようだが、心は日本男児だっ!


「登り始めたら、暑いよなぁ……」


「まったくだな。あれっ? 和海は平気みたいだな?」


「ん?」


 松尾に言われて二人を見ると、どちらも額に汗が浮いていて今にも流れ出しそうだ。俺は確かに少し体が暖かくなってきたが、それほどでもない。


(まさか……)


 女子達に目を向けると、殆どの子は汗をかいている様子が無い。そうだ……男ってもんは汗かきだったんだ……。


「いや……、あっちーって! マジでやべー!」


 俺は暑くも無いのにジャージのジッパーを下げると、中のTシャツを掴んでパタパタとさせ、襟元から空気を抜く。


「まったくよぉ、そこに山があるから登るとかじゃなくて、そこに山があったらトンネルでも掘れって感じだよ……なぁ……。……ん?」


 二人の視線が、俺のジャージの中に差し込まれているのに気が付いた。俺は咳払いを一つすると、ジッパーを首元まで上げる。正也と松尾は、寂しそうな顔をしてうな垂れた。



「登山って言ってもよぉ、こんなの男にはハイキングコースみてーなもんじゃねーか! ちんたら歩いているのだりーよなぁ!」


 俺は二人を置いて走り出す。風がある外とは言え、ずっと正也と松尾と並んで歩いていると、二人は徐々に狂い出すと思ったからだ。こいつらを撒いて一人で先に登ろう。


「せんせー、先行ってるぜっ! どうせこの道真っ直ぐだろっ?」


 先生が軽く注意してきたが、俺は構わず通り過ぎる。女子になって体が軽やかだ。力は落ちたかもしれないが、素早さは上がった気がするぜ!


「……って、何でお前らもついて来るんだよっ!」


 地響きのような足音がするのに気が付き、振り返った俺が見たものは、必死な様子で俺を走って追いかけてくる男子共だった。


「戻れっ! お前ら戻るんだっ! ハウスっ!」


 俺が全力で走り出すと、奴らも鬼の形相で追ってくる。


「マジかよこいつらっ! 男って気持ちわりー!」



 山頂まで全力で走り抜けた男子高校生達は、この辺りで伝説となったと言う……。




 登山の目標地点であった、山頂付近に建っているレストランに到着した千夏達が見たものは、死体の山だった……。って、最初マジで思ったらしい。


 空気が多少薄いのが関係しているのか、それとも単純に体力を使い切ってしまったのか、俺のクラスの男子全員がレストラン周りの地面で寝そべっていた。


「み……みんなはどうしたの? 和海クン」


 ベンチに足を広げて座り、うつむいていた俺。その横に腰掛けた千夏が声をかけてきた。


「べ…別に……。遅かったな、お前ら……」


 千夏達は1時間遅れでようやく来たようだ。俺は息こそはとっくに整え終わっていたが、膝が笑っているし、全身の筋肉がだるくて疲労困憊だった。


「走って登っていたけど、まさかここまでずっと走ってきた訳じゃ……無いよね?」


「そのまさかだ。いつかは諦めるだろうと思っていたら、男子共は命を削ってまでも追いかけて来やがった……」


「信じられない……」


「ああ、信じられないな……。男って奴は……」


 俺は顔を上げると、背もたれに体重を預けてぐっと体を反らす。


「マジで……疲れたぁぁぁ……」


「あれ……、和海クン……胸が……」


 千夏は俺の体をじっと見ている。その視線を辿った俺は、自分の胸が突き出ている事に気が付いた。


「なっ!」


 俺は、体を前屈みに戻しながら両手で胸を覆う。そして、ジャージのジッパーを下げて、襟元からTシャツの中を覗きこんだ。


「やべっ! さらしが、ほどけていやがるっ!」


「ええっ! 締め直さなきゃっ!」


「どこでっ?」


「……トイレはどうっ?」


 二人で顔を向けると、レストラン外にあるトイレには、今到着した女子達が長蛇の列を作っている。山頂と言う事で、男女兼用のトイレのようだ。


「胸を押さえながら、あの列にずっと並んでいるのは変じゃねーかぁ?」


「でもっ……、そろそろレストランで集合する時間だよ!」


「とても……食事中誤魔化せる自信が…ねぇ」


 俺は他にいい施設は無いかと周りを探すと、よく考えれば天然の障害物がここには沢山あることに気が付いた。


「千夏……。ちょっと手伝ってくれ。人に締めてもらった方が、緩みにくいからな」


「え……うん。どこ行くの?」


 立ち上がって歩き出した俺の後を千夏は付いて来る。俺達は木の間を抜け、獣道を進み、高校生達の騒ぐ声が届かない場所にまで歩いて来た。


「ここまでは誰も来ないだろう。千夏、一応見張っておいてくれ」


 千夏が後ろの様子を伺っているそばで、俺はジャージとTシャツを脱いで木の枝にかけた。


「頼むわ」


 俺は、ほどいたさらしを千夏に渡す。そして背を向けて両手を上げ、万歳をした。


「正面から……誰か双眼鏡で見ていたら、大サービスだな……」


 千夏は後ろから手を回し、俺の体にさらしを巻きつけていく。胸を押さえつけ、大きかった膨らみはぺったんこに潰される。それでも若干男としては盛り上がり過ぎだが、胸板が厚い程度の想定内の範囲だ。




[ガサガサ]


「おわっ! 誰かいる!」


 茂みを掻き分ける音がした後、男の声が聞こえた。


 俺は慌てて両手で胸を隠す。それと同時に、後ろの千夏が声がを出した。


「ま……正也クン!」


「おお……。千夏じゃねーの。こんな所で何してんの?」


「正也クンこそ……」


「俺は……ちょっと用を足しに……。トイレ混んでただろ? もしかして……千夏もか? ……あれっ? 前に……誰かいるのか?」


 千夏の体の影に隠れていたつもりだが、正也の野郎は目ざとく気が付いたようだ。


「連れション? なら俺も誘ってくれよ……」


「来るなっ! 正也!」 


 俺達の前に回りこんで来ようとした正也を、俺は言葉で止めた。


「なんだよ。和海かよ。なんで俺を誘ってくれないんだよ」


「お前は……さっき地面で寝てただろ?」


 俺は大きな千夏の体の影から顔だけをのぞかせて言った。


「あはは! そうかぁ! 面白かったよなぁ、全力疾走登山! 多分日本で初めての試みだぜっ!」


「……だろうな」 


「あれ……それ何? 木の枝にかけてあるの。ジャージ? ……と、Tシャツか? えっ? 和海、そこで着替えてんの?」


「うっ……まあ……な。汗……かいて気持ちわりーから……」


「お前……、着替えなんて持ってたっけ?」


「ばかっ! 来るなっつってんだろっ!」


 更に横から近づいて来ようとする正也に俺は背を向ける。千夏が慌ててその間に目隠しとして立ってくれる……が、俺の背中がチラッと見えたようだった。


「和海……なんか白い綺麗な背中してんなぁ……。んで、それ何? 体に布みたいなの巻いてない?」


 正也は、千夏の体の右から、左からと顔を出し、俺の体を覗いて来る。俺はそれに対し、左へ、右へと背を向けて何とか前だけは見られないようにする。


「違うっ! こっ……これは……『タトゥー』だっ!」


「……えっ? ……タトゥー?」


 正也が少し後ずさったのが、足音で分かった。


「そ……そうだ。お前は……見てはいけないものを見てしまったな。俺の背中には……桜の花びらが書いてあるんだよ……」


「ま……マジで? 東山の金さんみたいに?」


「ああ。彫り物は校則に触れるため、普段は人に見られないように、こうして隠しているんだよ……」


「お……お前! じゃあ、中学生の時に刺青入れたってのか……? どんだけアウトローなんだよ!」


「さあ、ゴタゴタに巻き込まれる前に、姿を消したほうが身のためだぜ」


「け……けど、千夏は? 千夏には見られてもいいのかよっ?」


「え……? いや……こいつは……。そうっ! こいつはこれでも、『彫り師』だっ!」


「ま……マジかよ……。お前ら……すげーな……」


 正也の声と足音がますます遠ざかって行く。


「さぁ! さっさとぉ! 出て行けぇ!」


 俺が一度足を踏み鳴らしてそう言うと、正也は「やっぱりトイレ並んでこよーっと!」と、言いながら走って逃げて行った。



 人の気配がなくなると、俺は息をつく。


「やばかったなぁ……。何とか誤魔化せたぜ……」


「僕が彫り師ってなんなのよっ!」


「いてっ!」


 千夏がさらしを巻く続きをしながら、俺の背中を強く叩いてきた。 


「いや……あの場合……どうしようも無くてだな……」  


「入院してたんだから、怪我とか炎症とか言えばいいじゃないのっ!」


「はっ! その手があったか! 包帯って……事にすれば良かった……」


「もう! 僕は和海クンと違って真面目な生徒なんだからねっ!」


 千夏は腕を俺の首に回し、後ろから締め上げてくる。


「ぐえっ! やめろって! それに、さらしから手を離すな! 乳がこぼれるってっ!」


 俺達はその場所で散々揉めたせいで、集合時間に遅れてしまって先生から怒られた。




 レストランで出た昼食は、当然のようにカレーだった。学生はいつでもどこでもカレーで歓迎される。子供は全員カレーが好きとでも思われているんじゃないのか? まあ、好きなんだけどな。しかし、女になってからと言う物、食が細くなり、おかわりが出来なくなったのは残念だ。


 食べ終えると休む暇も無く下山だ。教師曰く、今まで座っていただろうって……。もう良いかこれは。諦めよう。



 一説には、登るより降りる方が体への負担は大きいと言う。それの真偽はともかく、登りで体力の限界に挑戦した男子達は、降りは女子よりも遅かった。女子は楽しげにお話をしながら歩いており、男子は教師に励まされながら歩く。こんな状態だ。



 宿に帰るとようやく俺達は部屋に入れてもらう。和室の6畳で、4人部屋との事だ。旅館の外観に比べると、意外に中は小奇麗だった。ただ、『廃旅館かと思ってしまう外観と比べると』ってだけだから、要注意な。


 俺の部屋は、俺の他、正也、松尾、本多の4人だ。松尾は超でかい男。正也も本多も男子の平均くらいとは言え、俺よりもかなり体が大きい。このメンバーで一晩過ごすのは……非常に恐ろしい。男は一度外へ出ると、7人の敵がいると言うが……女の方が世界に危険が満ちている気がする。まるで世界の半分が敵のようだぜ……。



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