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名なき物語  作者: 小楓
転生〜魔物の村編
5/7

第0.8話 死後の空間について

2話はだいぶ短めになっております。

1話とくっつけようと思ったんですけど、こっちのほうが区切りいいな、と思って分けてみました!

引き続き、お楽しみください!

「どれくらいたったんだろう……?」


あれから俺は今までの状況と今、これからについて考えていた。

「そうだ!ガードレールにぶつかってそのまま崖から落ちたんだった!…となるとな…」


「俺は今病室の中か?」

体を動かそうにも動かない。っていうか体あるのかな?

確かめようとするにも、やはり体が言う事を聞かない。

ここで最悪の想定が思い浮かぶ。

「植物になってたりしないよな?」

いや……まさかな…

「棺桶の中だったりしてな」ジョークのつもりで言ってみたが(※言葉は発せません)あり得そうで笑えない。


「………、」


「俺…、死んだのかな?」


考えたくなかったがその説が一番有力である。


「死後ってどうなってるのかな……?」


「確か神様がいてあなたは天国とか地獄とかを判別するんだよな…

いやいや、そんなんおとぎ話だろ。

まさか…あるはずが…、

俺は急いで記憶の中をゴソゴソし始める。」


「確か…、友達のプラモを壊して犬のせいに………いやこれじゃない!!……、友達のチャリのサドルを………これも違う。

うんうん……、忘れよう!」


その後もゴソゴソしているがいい記憶を思い出そうとしてるのに都合が悪い記憶が横入りしてくる。


「逆転発想?、いや侵入思考だっけな」

まぁいいや、俺のせいじゃない


記憶を探っている時だった。突如眩しい何かがこちらに向かってきた。


「光? 眩しい…。何かがこっちに来るぞ!!!」


と驚いていると、同時に何か聞こえた。



『慌てなくていい。ここは次元の境界だ。』


突如として人らしき人物が現れた。目は見えないが感じることができる。

多分人である。そして、その人は迫ってくる目の前のそれに意識を集中させた。


『なるほど、これは私の手に負えないね…、』


すると眩しい何かが自分の核に宿るのを感じた。


『さてと、申し遅れたね、私は次元の案内人だ。君が今獲得したのは、オルトディネクションと言うスキルだ。転生した時にステータスに表示される。確認しとくとよい。』


「俺はやっぱり死んだんすか?」


試しに聞いてみる。


『君の前世の世界の言葉で言うならね、残念かもしれないけど君は死んでいるよ。』


「あぁ…やっぱり死んだのか、俺は地獄にこれから案内されるのですか?」


『そう絶望することではないし、地獄にも案内しない。そもそも地獄なんて存在しない。君の前世の一つの思想であろう。ここの高次元で起きる現象は想像で成りたっている、ゆえに低次元の世界の言葉では高次元の存在や現象を完璧に言葉で言い表すことはできない。

だから死と言う言葉では偏った印象を持たせがちだ。』


何言ってるのか分からない…頭がパンクしそうだ。


『わからないのも、無理はない。そうだな……

 一番簡単かつ、手短に理解するには。』



『この世界は"想像"と"感覚"がすべてである。』 



『そろそろ時間だ。後はオートに切り替える。またどこかで会うかもしれないな、ではまた。』


そう言って、去っていた。

オルトディネクションだっけ……?

なんかそれを食らってから、無気力感と説明できない強い感情が流れ込んでくる。

なるほど言葉で言い表せないのはこういうことか…

そして感覚というのもなんとなく理解した。

なんだろうこの感覚、懐かしい…確か…

急に意識が消えかけていく。なぜ今こんなタイミングに?


『転生先の星の検索に成功。続いて新たな肉体を形成……。完了、それに応じた…スキル、魔法、超能力を形成……完了。ステータスを表示、確認します。』


ーステータスー

 名前 : 『なし』

 種族 : 『半魔』

 技能 : 『アルティメットスキル : 欠想像王〘オルトディネクション〙』

    ミドルスキル : 『悪魔固有スキル』

    コモンスキル : 『人間固有スキル』

人間固有スキル : 『超能力』

    悪魔固有スキル : 『科学者』

            『魔力操作』

            『魔素操作』

 加護 : 『なし』

 耐性 : 悪魔固有耐性 : 『魔力耐性』

          『物理攻撃耐性』

 総合評価 : 『微』


『異常あり。……抵抗不可能。』


…異常?あぁ…新しく獲得したやつか…


 『続いて、前世の記憶と経験を生贄に高次元への   転生を実行します。

…オルトディネクションによる妨害を受けました。

組み直します。………

自らの一部とオルトディネクションを行使し、高次元への転生に挑戦。』


同じ道から来る一筋の光が見えた。感覚で光速より速く進んでいるのが分かる。

そして流されるように俺は意識を遠くに向けた。




『…成功しました。』


懐かしき夢を見ていた気がする。

「心地いい…」


「ゴツっ」

何かにぶつかった。ゆっくり目を開くと。

綺麗な景色が広がっていた。




ここまで読んでくれてありがとうございます!

なんかの有名な作品に似てるなぁと思いますよね!僕も思いました!

さて、2話は何が起きているのか分からないけど確実になにか"想定外"な、なにかがおきている。

という感覚を大切に書いてみました。

世界の言葉の違和感や意味不明なスキルを獲得したりと違和感まみれですが

それらはすべて"そういうの"だったりします。

現時点では分からなくても大丈夫なようにしてあります。

主人公が記憶をもって転生した理由やオルトディネクションの正体についても、

この時点では偶然など、特別に見えると思いますが、これにもちゃんと理由があります!!

そのうち回収すると思いますが。

かなり先になる予定です!

多分忘れた頃に。

次話からは異世界人生スタートです!

様々なハプニングが待ち構えているので

お楽しみに。

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